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超希少な土佐あかうしや締めの蕎麦…四ツ谷「コゲボン」で味わえる高知の食材とは

       

この情報は2019年7月18日時点の情報となります。

高知出身の記者が行く、関東で高知の食材を楽しむシリーズ。第17弾は四ツ谷にある蕎麦がうりのお店。

地下鉄丸ノ内線の四ツ谷三丁目駅4番出口から徒歩3分ほどのところにある『コゲボン』。

この駒ビルの地下1階へ降りたら、

左にある「Cogebon」と書かれた看板がお店の入り口だ。

 

■東京で広めたい実家の味

実家が高知の老舗蕎麦屋という店長の松木さんが、そのレシピを活かして東京の人にも高知の味を知ってもらおうと始めたお店なんだそう。

-お店は何年目ですか?
松木さん:お店は4年目。高知出身のお客さんも結構来てくれているよ。

-コゲボンって店名の由来は?
松木さん:僕の実家は、高知市で『湖月』っていう4代続くお店をやってるんですよ。なので湖月の坊(ぼん)ということで『コゲボン』にしました。

-なぜお店を始めようと思ったんですか?
松木さん:実家が長くお店をやっているから、高知食材を使ったレシピもいろいろあるんです。それを東京でも広めようと思って始めました。

-今後お店でやりたいことは?
松木さん:クエ祭りみたいな、食のイベントやりたいですね!

 

松木さんが東京で広めたい高知食材を使った料理とは一体どんなものなのか、店長オススメ3品を紹介しよう!

 

①トモサンカクのタタキ

高知でもなかなか食べることのできない土佐あかうしの『トモサンカクのタタキ』(1,400円/税込)。1頭700kgほどある牛から、ほんの数キロしか取れない希少部位である「とも三角」をタタキにした一品だ。

少し甘めのタレも一緒に出してくれるけど、まずは塩だけで食べてほしい。塩だけでもかなりのうま味を感じる。そのあとはお好みでわさびや胡椒、タレをつけて味に変化をつけると、食べるたびに違う味を感じられるぞ。

 

②新鮮な高知の魚

『コゲボン』では、高知から新鮮な魚を仕入れていて、東京に居ながら高知の旬を味わうことができる。

脂ののったカツオのタタキや、

「直七(なおしち)」という柑橘を与えて育てられた「直七真鯛」など、東京では珍しいブランド魚にも出会える。

 

③温かいお蕎麦

店長イチオシの『温かいお蕎麦』(700円/税込)。高知の鰹節を使った出汁は透き通っている。醤油や塩などの調味料はあまり使われておらず鰹出汁の風味が活かされ、ほっこりする味。

半分くらいそのままの味で食べたら、薬味のネギと青さのりをトッピング。ネギと青さのりの風味も加わり、また新たな味を楽しめる。たくさんお酒を飲んだあとは、ラーメンではなく温かいお蕎麦で締めるのもよさそう。

 

コゲボンは高知食材を使った料理や土佐酒だけでなく、締めにピッタリな蕎麦もある。帰りに締めのラーメンを食べには行かず、スタートからラストの締めまでコゲボンで楽しもう!

 

■店舗紹介

Soba&Barコゲボン

住所:東京都新宿区荒木町3-7 駒ビル地下1階
営業時間:【月〜金曜日】午後6時〜午前2時(L.O.午前1時)
【土曜日】午後6時〜午前0時(L.O.午後11時)
定休日:日曜日、祝日
電話:03-3351-0055