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土佐料理が94品!ウツボのフリット、カツオのたたき、いも天に田舎寿司まで東京湯島でいただく絶品料理|美食おじさんマッキー牧元の高知満腹日記【高知グルメPro】

この情報は2026年5月17日時点の情報となります。

年間700食を食べ歩く“美食おじさん”マッキー牧元が、高知の食材と料理を紹介する人気連載「高知満腹日記」。今回は、東京都文京区湯島にある「ビストログラッソ」で土佐食材をふんだんに使った料理をいただいてきました!

「ウツボをフリットにしたか!」

たたき、唐揚げ、刺身、すき焼き、塩焼きと、高知では様々な調理方法のウツボ料理を食べてきたが、フリットは初めてである。

東京の湯島にあるイタリアン「ビストログラッソ」にやってきた。

メニューを開いて眺めた途端、高知の四万十川の雄大なる流れ、遠くまで広がる太平洋、緑にあふれる山々が瞼の裏に浮かんできた。

高知の食材がずらりと並んでいる。

まずは前菜に「高知キャベツバーニャカウダ」をお願いした。

生キャベツをバーニャソース(ニンニクとアンチョビ、オリーブオイルによるディップソース)につけて食べる。

何よりキャベツ自体が甘い。

アンチョビの練れた塩気が、その甘みを一層引き立てる。

合間に緑と黒のオリーブ、細切りピーマンを食べながら、高知産キャベツの豊かさを頬張った。

そして「熟成ウツボのフリット」である。

サクッ。

噛めば軽やかなフリットの衣が音を立てる。

だが、その下が手強い。

ウツボ特有の皮下コラーゲンがゼラチン化し、グニュグニュと弾んで甘く、野生的香りが後を引く。

さらに噛み込めば、ふんわりと白身に歯が包まれる。

世に色々なフリットがあるが、こんな三色の食感を持つ魅力的なフリットはないだろう。

ドリンクは揚げ物にあう「馬路村ゆずチューハイ」を楽しんだ。

お次は、肉料理といこう。

四万十のデュロックファームの「四万十豚の熟成ベーコン」である。

燻香は弱めで、豚肉の力を信じたベーコンだった。

厚切りされたベーコンを口にすれば、肉が「噛め噛め」と叫ぶ。

なんとも力強く、そこから三枚肉ならではの脂の甘みが流れ出る。

付け合わせは、鰹のニンニク煮込みで、否が応でも酒が進んでしまう。

こいつは赤ワインで迎え撃とう。

続いてパスタは、「高知ツガニのペペロンチーノ」をお願いした。

さすがニンニク好きの高知県人らしく、「たっすい(弱々しい)のはいかんぜよ!」とばかり、ニンニクがバチッと効いている。

ツガニを殻ごと、身もミソも殻も潰して粉々にしたものだという。

それゆえ、最初は遠くにカニがいたが、食べ進むにつれてカニの風味が口に充満してくる。

蟹がニンニクと戯れている、そんな愉快なパスタ料理であった。

メニューを数えてみれば、94種類!

気になったのは、酒盗に漬け込んだウツボの焼きで、町戸太さんというウツボ料理の第一人者で、土佐まなべ商店の酒盗を使っているという。

これは燗酒が止まらんやつだな。

店主の山下直人さんは、高知出身で、自身もよさこいのチームを持っているという。

ちなみに、お母さんは馬路村出身、お父さんは土佐清水出身だというから、根っからの土佐っ子である。

野菜、魚、肉、豆腐など、あらゆる生産者と繋がっており、好きな時期に希望ロットで買い取っているのだという。

今回はイタリアンを食べたが、実はこの店の奥行きは計り知れない。

インド人料理人によるカレーやインド料理もあるのであった。

タンドールチキンも四万十鶏でやられている。

これは見逃せない。

さらには「ニラ焼きそば」や「屋台餃子」、「カツオのたたき」や「長太郎貝のオーブン焼き」、「いも天」や「田舎寿司」といった土佐料理のエース級もそろっている。

お客さんも半分が高知人という、まっこと熱い熱い高知愛に溢れた店なのであった。

店舗情報

ビストログラッソ

住所:東京都文京区湯島3-9-11 Mビル1階 旧増田ビル

電話:03-3835-1184

 

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