思わず「ふひゅ～」と息が漏れる…ゆずの村の極上温泉でオフラインな時間を

高知市から車で約1時間半。県東部のゆずの産地として知られる馬路村に、心も体もほっこり温まる温泉があるのをご存知でしょうか。

やって来たのは馬路村役場からほど近い「うまじ温泉」。

中に入ると、なんともユーモアあふれる“住民”のみなさんがお出迎え。

こってこての土佐弁で歓迎してくれます！

美肌の湯として知られるうまじ温泉の泉質はナトリウム－炭酸水素塩・塩化物泉と呼ばれるもの。

入ってみると、とろみのあるお湯がすっと肌になじみ、体がじんわりと温まっていくのを感じます。

思わず、「ふひゅ～」と息が漏れてしまいました。

近くを流れる清流・安田川のせせらぎに耳をすませながら、しばしのんびりと”オフライン”な時間を過ごします。

湯上りのぽかぽか感が長く続くので、寒い時期は特におすすめです。

さらに、お肌はツルツルすべすべに！

伺った日は日帰り温泉を楽しむ地元の方々でにぎわっていたのですが、皆さんお肌がとてもきれいなんです！ぴかぴか輝くお肌といきいきとした笑顔に、温泉の効能を確信しました。

近くにあれば毎日通いたいくらい…。

うまじ温泉には男湯、女湯のほかに家族風呂もあるので、小さいお子さん連れや大浴場が苦手な方も安心です。

また、毎月1日行われる「バラ風呂」や冬至の時期の「ゆず風呂」など、変わり種のお風呂も楽しめますよ！

さて、体の芯まで温まったら、馬路村ならではのグルメを堪能してはいかがでしょうか。

同じ建物内にあるレストランでは、美しい安田川を眺めながらおいしい食事が頂けます。

驚いたのはメニューの豊富さ。

高知の地鶏・土佐ジローや安田川で釣れたあめご、ゆずをふんだんに使った田舎寿司やオリジナルメニューなど…

どれも美味しそうで、迷います！

悩みに悩んだ挙句、選んだのは「あめごすりみ丼」と「ゆずバーガーセット」。

「あめごすりみ丼」はドーン！と乗ったアツアツのあめごのすりみ天と唐揚げがインパクト大の一品。

あめごの旨みがぎゅっと詰まっていて、特製ゆずダレの香りが口の中にふわっと広がります。

後半は添えられたゆずをさらに絞ってさっぱりと。

「ゆずバーガーセット」は、ゆずの形がなんともかわいいハンバーガーと、オリジナルドリンクのセット。

あめごのすりみフライがサンドされたバーガーは、ざくっとした食感とともに香り高いゆずの風味が際立ちます。

パンは馬路村のパン屋さんで作られているそう。フライドポテトにもゆず塩が使われていて、ゆず尽くしの一品となっています。

満腹になったあとは、周辺を散策へ。気になったのがこちら。

その名も「つるもち様の水」。

うまじ温泉の源泉が湧き出ています。

塗るとお肌が「つるもち」になり、さらに様々な御利益があるとか…！

かわいいスプレーボトルが販売されているので、源泉を汲んでお土産にも。

お肌の乾燥が気になる季節にぴったりです。

また、うまじ温泉の目の前には森林鉄道やインクライン（観光用のケーブルカー）があります。

林業で栄えてきた馬路村の歴史を肌で感じることができるので、ぜひこちらも体験してみてくださいね。

うまじ温泉では、日帰り温泉やお食事のほかに、宿泊できるのもうれしいところ。

全ての客室から安田川を望めるのがポイントです。

豊かな自然に囲まれて、馬路村を思いっきり満喫できるうまじ温泉。

ぜひ遊びに行ってみてくださいね！

問い合わせ

コミュニティセンターうまじ 馬路温泉

※掲載されている情報は2021年2月現在のものです。

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