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【高知カツオ県民会議シンポジウム】「高知と言えばカツオ!」…だったのが高知の美味しいカツオを自慢できなくなる日がやってくるかも!
この情報は2021年9月23日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は、馬路村で愛されるパン屋さんをご紹介!
850人ほどの人が暮らす、信号やコンビニのない村「馬路村」。馬路村といえば、ゆずを思い浮かべる人も多いだろう。
高知市中心部からは、車で約1時間半。太平洋沿いの眺めのいい道を東へ進み、安田川沿いのクネクネ道を上がった先にある。
そんな村にあるのが、ご夫婦2人3脚で営む「うまじのパン屋」だ。
次々と店頭に並べられるパンは、ソフト系が9時頃、ハード系が10時頃に焼き上がる。
気温や湿度によって多少前後するものの、手間暇かけてじっくり発酵させた生地は、極上の美味しさ。
村民はもちろん、噂を聞きつけて遠方から訪れるお客さんも絶えないという。
魅力的なパンが沢山あり迷ってしまうところだが、今回は、流行中の「マリトッツォ」(350円)をセレクト。
こちらのマリトッツォは、甘味と塩味のバランスが絶妙!
その秘密を伺うと「ブリオッシュ生地のパンに少し塩気を効かせているのがこだわりです」と、店主の前田さん。そして、その間に挟まるのが、お店自慢のクリームだ。
食べると、まずはちょっぴり塩気を感じ、その後にくる、滑らか食感のミルキーなクリーム。すでに多くのファンがいるというのも納得の味。
そして、何よりすごいのが「クリームが溶けにくい」という点!
歩いて訪れる村民や、遠方からくるお客さんのため、時間がたってもクリームが崩れないように工夫されているのだ。
また、イートインスペースも完備していて、丁寧に淹れるコーヒーと一緒にパンを食べることができる。
店主の前田さんにお話しを聞いてみた。
-村でパン屋をはじめたきっかけを教えてください。
前田さん:元々パン屋を営んでいたのですが、閉店し、別の仕事で馬路村を訪れました。その際、空き家になっている今の店舗を見つけたんです。その話を妻にすると「もう一度パンを焼いてほしい」と言われ、そのまま村へ問い合わせたことがきっかけです。
-パンが店頭に多く並んでいる時間帯と、お店イチオシのパンを教えてください。
前田さん:一番充実しているのは10時〜11時30分です。イチオシパンは「バゲット」。海外から来た人や住んでいたことがある人など、海外でバゲットを食べ慣れているお客様からお褒めの言葉をいただくことが多いです。
-読者の方へメッセージをお願いします。
前田さん:馬路村の自然を楽しみながらパンを召し上がっていただくのも良いですし、お家へ持ち帰って、ご家族で夕食やワインのお供に召し上がっていただくのも良いですね。美味しく食べていただけると嬉しいです。
馬路村、そしてお客さんへの愛情がひしひしと伝わってくる前田さんが焼く美味しいパン。馬路村へ行く際は、ぜひ立ち寄ってみて。
うまじのパン屋
住所:安芸郡馬路村馬路3888-1
TEL:0887-44-2555
営業時間:9時00分~18時00分 ※売切次第終了
定休日:月曜、火曜
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/