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この情報は2018年1月28日時点の情報となります。
酒飲みの聖地と言われる高知。そんな高知で昼から飲めるお店として知られる「葉牡丹」と「ひろめ市場」を徹底比較!後編は「ひろめ市場」で昼飲み。勝負の行方は!?
「葉牡丹」の次は「ひろめ市場」でも昼から飲んでみよう。
【前編】高知で昼から飲むならどっち!?「葉牡丹」vs 「ひろめ市場」はこちら
昼飲みの元祖に対抗するのが、地元の人から観光客や外国人まで様々な人で賑わっている「ひろめ市場」。
ひろめ市場内に入っているお店は多種多様。居酒屋に始まり、魚屋、肉屋、揚げ物屋、お土産物屋といった具合に見ていて飽きることがない。カツオのタタキの藁焼きを実演している店や、土佐あかうしを使った料理の専門店、本格ピザや本場のインドカレーまで食べることができる!
日本酒はなんと高知の地酒が全銘柄そろってしまう!
「ドロメ」や「のれそれ」など、高知の珍味もたくさん。
目移りしながらもカツオのたたき、ソーセージ、ピザなど、ビールに合いそうなつまみを選抜。
賑やかな雰囲気の中で乾杯!
この緑色の飲み物は「津野山ビール」。津野町で採れたお茶をパウダーにしてビールと合わせた新感覚カクテルだ。ひろめ市場内のスイーツ食堂「マンテンノホシ」でオーダーすることができる。
お茶に含まれるカテキンやビタミンにより二日酔いになりにくいのだとか。確かに爽やかなお茶の風味が後からフワッと香るのでとても飲みやすい!これはビールが苦手な人にこそおすすめしたい。
定番のカツオの塩たたきは安定の美味しさで、「やっぱりこれやね!」とみんなで意気投合できること請け合いだ。
ひろめ市場は開放的でオープンな場所なので、多少の大きな声でも仲間と気兼ねなく話せるのも良い。
ピザや土佐あかうしのソーセージもビールに合う!専門店が多いので、どれもハズレがない!!
こちらは山菜「いたどり」のきんぴら。高知県の郷土料理のひとつだ。コリコリとした食感で箸が止まらなくなるほど美味しい。
スナック感覚で食べられる川エビの唐揚げも最高のアテになる。その他にもトマトやキュウリのたたきなど高知県各地の特産品を一気に楽しめるのがひろめ市場の利点だろう。
ワイワイとした周りの雰囲気に同調するかのようにこちらの会話も弾む弾む。この賑やかで独特な空気感は葉牡丹とはまた違う魅力だ。
「ひろめ市場」と「葉牡丹」両スポットで昼飲みをしてみたところで、勝敗を勝手に考えてみる。
まずはメニューの種類!これは言うまでもなく「ひろめ市場」に軍配があがる。
葉牡丹は1店舗だが、ひろめ市場はお店の集合体だ。専門の料理店がずらりと並ぶひろめ市場はやはり強い。お酒に関しても地酒から洋酒まで幅広い種類のお酒が楽しめる。とはいえ、葉牡丹も居酒屋としてはメニューは豊富。50年間を勝ち残ってきたメニューには高知県民が好きな味が多いのではないだろうか。
単純には比較できないが、どのメニューもおしなべて葉牡丹が安い。
特に、ホルモン煮込み173円、揚げ物1本61円からと、単品で見ても500円を超えるメニューが少ない。
しかも50年続く味はどれもハズレがない!葉牡丹…実はかなりお得な居酒屋ではないだろうか。ひろめ市場の料理も決して高くはないが、観光客も多いため葉牡丹と比べると価格設定が高めなのかもしれない。
というわけで、価格対決は「葉牡丹」に軍配が上がった。
居心地、店員さんのフレンドリーさ、ふらっと寄れる気軽さなどの様々な観点から熟慮に熟慮を重ねた結果…
引き分け!!
これは甲乙つけがたい。
葉牡丹は50年続く大衆居酒屋。この居酒屋の雰囲気はひろめ市場にはない、落ち着きながらも賑わえるノスタルジーな空間だろう。友人とサシで飲みに来ようものなら、夜更けまで話して飲めるのではないかと思えるほど。
ひろめ市場は観光地としても有名になり、始終賑わっている。相席が基本で、赤の他人と話も弾む!観光客だと分かれば、互いの地元の会話で盛り上がる。そんなワイワイとした雰囲気で飲みたい時はひろめ市場がもってこいだろう。
「葉牡丹」も「ひろめ市場」も高知の食べ物と人の良さを味わえること間違いなし。
初めて観光に来た際には、初日はワイワイとひろめ市場で飲んで、2日目には「葉牡丹」で午前中から落ち着いて飲むなんていうちょっとディープなプランも良いかもしれない。
皆さんも休日の昼間から、飲みに街へ繰り出してみてはいかがだろうか。