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この情報は2026年7月12日時点の情報となります。

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高知県高岡郡日高村。仁淀川の清流が流れる山々に囲まれたこの村に、地元の人々が毎日足を運ぶ場所がある。
それが「村の駅ひだか」だ。
道の駅のような機能を持たせながらも、観光客だけではなく、地域の住民が日常の買い物で利用する、まさに地産地消の施設。
ここでは、日高村産の新鮮な野菜や、地元の方が手作りしたお総菜、そして何より「フルーツトマト」という、驚くほど甘い逸品に出会える。

村の駅ひだかに足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは、真っ赤に輝くトマトの売り場だ。
11月から翌年6月まで出荷される日高村産のフルーツトマトは、この施設の「顔」とも言える商品。
この時期には、トマトをめがけたリピーターが遠方からも殺到し、店頭は活気であふれかえる。
トマトの出荷が終わる6月中旬以降は、地元のスイカがリレー形式で登場。
8月末からはブドウ(シャインマスカットを含む)が、そしてナシが格安で店頭に並ぶという。

そんなフルーツトマトを味わえる人気商品が「とまとあめ」。
日高村産のトマトを使った、ほかでは味わえない珍しいスイーツ。
通常のトマトでは表現できない、濃厚な果実の甘さがぎゅっと詰まっている。
その場でいただいても、手土産にしても喜ばれる、おススメの一品だ。

村の駅ひだかの魅力は、トマトだけではない。野菜売り場は、新鮮な地元産の野菜で所狭しと埋め尽くされている。
季節ごとに変わる顔ぶれを眺めていると、日高村の四季の豊かさが伝わってくる。

野菜だけではなく、地元の名産品、調味料、お茶、お土産菓子なども勢揃い。店内を見て回るだけでもワクワクしてしまう。

村の駅ひだかの中に併設されているのが「ムラカフェひだか」。
元々高知市内で喫茶店を営んでいた日高村出身のオーナーが、地元に帰ってきて運営しているこのカフェは、素朴でありながら、どこか懐かしい「村ごはん」を提供している。
朝7時の開店から閉店まで1日中注文できるモーニングは、種類が豊富なのが特徴。
朝の時間帯に訪れれば、地元の人々が次々と注文する光景が見られ、このカフェが地域の皆さんに愛されていることがわかる。

看板メニューの一つが、デミグラスソースかケチャップソースかを選べる「ハンバーグオムライス」。
店主こだわりのデミグラスソースも捨てがたいが、やはり日高村名産のトマトをつかったケチャップソースを選択。
ふわふわの卵とジューシーなハンバーグ。そこに、日高村トマトの甘みと深い味わいが加わる。
一皿で、日高村の食の魅力を味わえる。

村の駅ひだか内には、もうひとつ食事スポット「とまとすたんど」がある。
こちらは、日高村のトマトをふんだんに使った、ユニークなオムライスメニューを提供。
村のトマトの魅力を、さまざまな角度から表現した料理が並んでいる。
時間に余裕があれば、両店でそれぞれ異なるトマト料理を味わい、その違いを楽しむのもおすすめ。

村の駅ひだかの駅長・朝日さんは、この施設の立ち上げから携わってきた人物だ。

「元々は地域の直売所を盛り上げるために道の駅をつくる構想がありました。ですが、様々な基準が厳しく、最終的には断念することになった」と朝日さんは振り返る。
しかし、それは終わりではなく、新たな始まりだった。道の駅のような機能を持たせながらも、村独自の直売所として「村の駅」がつくられることになったのだ。その名前の由来は「日高村にはJRの駅が3つあるため、『4つ目の駅』という意味を込めた」とのこと。地域の住民との話し合いを重ねて決定した名前なのである。
「隣町にある観光客メインの佐川の道の駅とは異なり、ここは地元の住民が日常の買い物で利用する、まさに地産地消の施設です」と朝日さんは笑顔で語る。
「これからも地元の皆さんに愛されるお店をつくっていきたい。日常使いされながら、いつ来ても飽きず、常に新しい発見があるようなお店づくりをしていきたいんです」
朝日さんの言葉には、村の駅ひだかへの深い想いが詰まっていた。
| 名称 | 村の駅ひだか |
|---|---|
| 住所 | 高知県高岡郡日高村本郷1478−9 |
| 営業時間 | 8時00分~18時00分 |
| 定休日 | 無休 |
| 電話 | 0889-24-5199 |