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【高知グルメPro】高知の鰻の旨い店8選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2018年6月4日時点の情報となります。
高知県の各市町村で食べられるおすすめランチを紹介するシリーズ企画。今回はちょっとリッチな気分に浸れる佐川町の3店舗をご紹介。
高知市内から車で45分ほど。佐川町は歴史ある商家住宅や酒蔵などが街並みを形成する、風情豊かな文教の町として知られている。
今回は、少しハイソな雰囲気が漂う佐川町らしいランチが食べられる3店舗をご紹介。
大正2年創業のうなぎ屋「大正軒」。
完全予約制のお店なので、事前に電話予約してからお店に向かう。
店の近くには司牡丹酒造の酒蔵や旧浜口邸など歴史ある建物が軒を連ねる。予約時間より少し早く行って街並みを散策するのもおすすめだ。
かば焼き、うざく(鰻とキュウリの酢の物)などがセットになった定食の他、うな重、丼定食、うなぎのフルコース、うなぎ弁当とバリエーション豊かなメニュー。一品料理や佐川町の地酒「司牡丹」もある。
部屋は完全個室。予約しているので、あまり待たずにうな重(並)が到着。
うな重、肝吸い、お新香。
うなぎは炭火でパリパリに焼かれていて、香ばしさが口いっぱいに広がる。
まろやかな甘さが際立つタレはうなぎとの相性抜群。タレは創業当時から継ぎ足しながら使っているというから納得。
うなぎのこの分厚さ!
焼いてこの厚さということは、焼く前はどれだけ大きいうなぎだったのか…。
もう、味はとにかく美味しいとしか言いようがありません。
大正軒
住所:高知県高岡郡佐川町甲1543(※完全予約制)
営業時間:11:50~14:00、17:00~21:00
定休日:日曜日
電話:0889-22-0031
佐川郵便局から小道に入った、線路のすぐそばにある古民家カフェ「杉や」。
存在感のある木造の黒い建物が特徴的だ。
門から玄関まで続く道はきれいに手入れが施され、とてもいい雰囲気。
店内はガラス面が多く、自然光にあふれる素敵な空間が広がる。
お昼時は混雑することが多いので、事前予約をおすすめしたい。
ランチメニューは、日替わりランチセット、丼物から麺類まで幅広い。夏はうなぎ定食もあるそうだ。
今回は日替わりランチセット(880円)を注文。
大きなお盆の上には色鮮やかなのおかずの数々が。この日は、鶏肉のチリソース、卵焼き、酢の物、肉じゃが、十穀米、味噌汁、漬物と体に良さそうな料理ばかり。これにデザートとドリンクが付いてくる。
味付けはちょうどいい塩梅で、ご飯との相性が良くパクパク食べてしまう。この店内の雰囲気と料理をこの値段で楽しめるのは嬉しい。
ディナーでは、店主自慢の料理と全国から厳選した日本酒が楽しめるそう。夜は事前予約制だが、ぜひ行ってみてもらいたい。
杉や
住所:高知県高岡郡佐川町甲1412-3
営業時間:ランチ11:00~15:00 ディナー18:00~21:00 (夜は予約制)
定休日:月曜日、火曜日(祝祭日は営業)
電話番号:0889-22-1808
住宅街の中に突如現れるうどんの名店「とがの藤家」。
一見すると普通の民家のようだが、土日になると店の周りは車でいっぱいになる人気店。
庭がとっても素敵でテラス席で食べている人も。春、秋は気持ちいい風が吹き抜ける特等席。
店内は、古民家を改築した吹き抜けのある2階建てのオシャレな雰囲気。テーブル席と畳の座敷席がある。
温かいうどんは、かけ、わかめ、きつねなどのスタンダートなものはもちろん、天ぷら、肉つけなどのガッツリ系も。
冷たいうどんは、ざる、温玉ぶっかけ、スタミナぶっかけ、ぶっかけ天などなど、選び放題。
こちらは冷たいスタミナぶっかけ(800円)。
麺はしっかりコシがあって、噛めば噛むほど小麦の味がして美味しい。
お肉は甘辛く煮付けてあり、麺と大根おろしとの相性は文句なし。
卓上には七味、天かす、ゆず果汁があり、ゆずの果汁をかけて食べると爽やかな香りがしてこれまた美味しい!
高知県ではゆず果汁を置いてあるうどん屋が多いので、爽やかな味の変化を楽しむのもおすすめだ。
とがの藤家
住所:高知県高岡郡佐川町中組1325-1
営業時間:11:00~17:00(麺がなくなり次第終了)
定休日:火曜日
電話番号:0889-22-3908
歴史ある街の穏やかな雰囲気が漂う素敵なお店が多い佐川町。
佐川町でランチを食べる際には、ぜひ参考に。
文:このり れいこ