イベント・レジャー, エンターテイメント, グルメ
【高知カツオ県民会議シンポジウム】「高知と言えばカツオ!」…だったのが高知の美味しいカツオを自慢できなくなる日がやってくるかも!
この情報は2020年10月10日時点の情報となります。
高知でNo1のフォロワー数を持つYoutuber「ちゃがまらん」。ちゃがまらんとは、土佐弁の「ちゃがまる(意味:壊れる、ダメになる)」の否定形。
4年前に現役大学生Youtuberとしてチャンネルを開設したちゃがまらんは、高知の土地柄や人柄、ホットスポットや流行など様々な分野を投稿している。高知家の○○への初登場は、2017年。高知家のおじいちゃんアイドル「爺-POP」と、真の人気者の名をかけてガチンコ三本勝負を繰り広げた。
ガチンコ三本勝負の記事はこちら⇒
【前編】真の人気者はどっち!?おじいちゃんアイドル「爺-POP」 vs 大学生ユーチューバー「ちゃがまらん」
【後編】真の人気者はどっち!?おじいちゃんアイドル「爺-POP」 vs 大学生ユーチューバー「ちゃがまらん」
今回、高知家とちゃがまらんの第2弾となるコラボが実現!
旨すぎてビビる「高知家のちゃぶだいお取り寄せ」のセットを食べる動画だ。美味しそうに食べる姿に、お腹が減ってしまう。
高知家の○○で紹介している「高知家のちゃぶだいお取り寄せ」はこちら⇒「高知家のちゃぶだいお取り寄せ」一覧
まず、ちゃがまらんのメンバー紹介。
リーダーで、グループ内ではつっこみを担当しているという「ちゅん」さん。熊本県出身だが、大学卒業後も高知に残ってちゃがまらんの活動の中心となっている。
鋭い切り口で毒舌キャラの「たかと」さん。現在は県外に就職していて、高知に戻ったタイミングで活動している。
どんな時でも冷静で大人な「りょう」さん。ボケることが多いが、そんなボケさえも冷静なのだとか。グループ内では女性ファンが一番多いそう。現在は県外に就職していて、たかとさんと同じく高知に戻ったタイミングで活動中。
運動神経がよく体力には自信があるが、ちょっとおバカな一面を持つ「ひとし」さん。広島県出身だが、大学卒業後も高知に残りちゃがまらんの活動を体を張って(?)支えている。
また、5人目のメンバーとして「猿っぴ」さんがいるということだが、動画にはほとんど出演しない謎の存在だという。
○○取材班は、活動開始から4年目を迎え社会人となった「ちゃがまらん」の素顔に迫ろうとあれこれ聞いてみたぞ。
-Youtubeを通して高知をPRしようと思ったきっかけを教えて下さい。
ちゅんさん:何かチャレンジしたいなと感じていた時、大学の授業の一環で中山間地域のNPO法人と一緒にイベントをしたことがありました。その中で、この地域を元気にしたいっていう熱い思いを語ってくれた50代の方がいて、その方の姿を見て、大学卒業後に高知を離れるのが嫌だなって思ったんですね。その頃は高知のいいところが色々と見えてきた時期だったので、そういう自分の思いを込めた情報発信をYoutubeでやってみようと思って、仲の良かったメンバーに声をかけました。まずは高知のいいところを知ってもらいたかったというのが始まりですね。
-Youtubeのネタってどうやって決めてるんですか。
ちゅんさん:大学生だった最初の2年間くらいはみんなで顔を合わす時間が多かったので、朝でも夜でもよく会って話をしていました。りょうとたかとが就職して県外に行ってからは、1週間に1回、電話会議で話し合ってます。
だかとさん:ネタのもとになるYoutubeの動向などの分析は、高知にいるちゅんとひとしに任せてます。
ちゅんさん:分析すると自分たちの動画がどれだけ見られていて、見ている方がいつ離れたか、どのタイミングで離れたかも詳細に分かるんです。僕が大きい声でつっこんだ後に離れた方が多いと、あれダメだったんだ・・って凹みます。笑
りょうさん:高知にいるちゅんとひとしが、高知をどう発信していくかについて色々と勉強してくれているんで、それを会議で共有して、最後にみんなで決めているっていう感じです。
-話し合いのなかでぶつかることはありますか?
ちゅんさん:ぶつかるというと、高知にいる二人ですね。高知に残って家族より一緒にいる時間が長くなっているので、よく言われるコンビの芸人さんみたいな感じかもしれないですね。最近はぶつかることがなくなりましたね。
ひとしさん:動画の編集しているのが主に僕たち二人なので、前はこんな風に作りたいって、編集についてぶつかったりしてましたね。
ちゅんさんとひとしさんは、ちゃがまらんの活動で習得した動画編集をフリーランスでも請け負うことがあるそうだ。
-これまでに一番見られたのはどんな動画ですか。
ちゅんさん:一番見られたのは室戸廃校水族館のレビュー動画ですね。この動画がトップになるまで、一番伸びてたのが、ヘリウムガスで泡を作ったら泡が飛んで行くっていう動画だったんです。それも失敗だったんですねけどね。高知県の動画を結構あげていたのにトップがヘリウムガス動画っていうのは複雑な心境だったので、室戸廃校水族館動画がトップになってとてもうれしかったです。
-動画を作るときに意識することはどんなことですか。
ちゅんさん:Youtubeって、あまり隠しすぎず、自分たちの存在を身近に感じてもらえた方がいいんだろうなって思っていて、電気が止まったこととか、ひとしが車をどこに停めたか忘れちゃったこととかを動画で出しました。面白いことにそんな動画が喜んでもらえるんですよね。生き様を映すのがいいのかなって感じてます。
-視聴者の皆さんの反応を感じたのはどんな時ですか。
たかとさん:龍馬マラソンに参加したのは反応が大きかったですね。
ひとしさん:マラソンに参加していると、走っているときに「ちゃがまらんや」って声が聞こえたり「頑張れ!」って声をかけてもらったり、SNSにあげてもらったりして、ありがたかったですね。皆さんに知ってもらえてるんだなって感じられました。
ちゅんさん:2016年に走った時には、それまで動画を10本位しか投稿していなかったので、走っている時にちゃがまらんって声をかけてもらうことが全くなかったんですけど、終わった後に荷物を取りに行っていたら、高校生が知ってくれていたんです。それが初めて反応を感じた時で、印象深い出来事です。どんどん知名度を上げて、いつかは龍馬マラソンのゲストランナーになりたいと思ってます。
-ちゃがまらんの展望を教えて下さい。
りょうさん:Youtubeでもっと上を目指すっていうことは、高知にいる二人が考えてくれているので、僕が一番考えるのは、高知にいる二人の生活をちゃがまらんの活動で支えられるようになりたいってことですね。
たかとさん:僕は高知県出身なので、高知に恩返ししたいって思っています。県外に出て、これまで以上に高知はめちゃくちゃいいところだって思うようになりました。そんな高知のいいところをたくさんの人に知ってもらうために、動画の質も上げて高知の情報を発信していきたいです。
ひとしさん:4年前に声をかけてもらった時は、なんとなく始めてみるかぐらいの気持ちだったんですが、やっているうちに楽しくなってきました。活動していく中で、これが自分のやりたかったことなんだって思って就職せずにyoutuberを続けています。コメントやtwitterなどで視聴者の皆さんの生の声が聞けたときに、この活動をやってて良かったと改めて感じますし、やりがいも感じてます。自分のやりたいことが仕事にできるって幸せなことだと思いますが、将来このYoutubeの活動が生業となるようこれからも頑張っていきます。
ちゅんさん:身近な目標と大きな目標があります。まず身近な目標は、仕事場でもあり遊び場でもあるちゃがまらんで、よりいいものが作れるようにしたいです。大きな目標は、第一線で活躍しているYoutuberの皆さんと肩を並べて、視聴者の皆さんにエンターテイメントお届けできるようになりたいです。Youtubeか、もしかすると他のプラットフォームなのかもしれませんが、ちゃがまらんが最先端を走り、輝けるステージに上がりたいです。
身近なことを大切にしながらも大きな野望をもつ「ちゃがまらん」。
彼らの魅力は、仲の良さはもちろんだが、それぞれのメンバーの信頼と思いやりだと感じた○○取材班。今後の活動から目が離せないぞ。