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【高知カツオ県民会議シンポジウム】「高知と言えばカツオ!」…だったのが高知の美味しいカツオを自慢できなくなる日がやってくるかも!
この情報は2024年7月18日時点の情報となります。
第95回都市対抗野球大会が7月19日(金)東京ドームで開幕する。
社会人野球の頂点を決める都市対抗野球大会。7月19日から11日間に渡って、全国から勝ち進んだ32チームが東京ドームで熱い戦いを繰り広げる。
四国銀行野球部はこの大会に過去21回出場しており、前々回に出場した2020年の第91回大会にはベスト8に進むなど存在感を示してきた。前回出場となる2022年の第93回大会では、強豪チーム・JR西日本と一回戦であたり、延長10回タイブレークの末にサヨナラ負けと悔しい敗退となった。
今年は、2年ぶりの大舞台!四国代表として、活躍を誓っている。
そんな四国銀行野球部で、今回注目してほしいのは内野手の川田 悠慎選手。四国予選では6試合で10盗塁を決めるなど、俊足を活かしたプレーで勝利を引き寄せた。
今回は佳境に入る練習の合間を縫ってインタビューを行った。
川田さんは高知県宿毛市出身の22歳。
この4月に四国銀行に入行したルーキーだ。
-野球を始められたのは、いつですか?
川田さん:小学校2年生の時に野球を始めました。地元の中学校の野球部は複数学校の合同チームになってしまうため、お隣の四万十市中村の中学校に通うことにしました。この期間には、家族みんなで四万十市に引っ越すなど、私の野球を家族が応援してくれていたことが大きな思い出です。高校では高知高校の野球部に入部し、高知市で寮生活をしながら通っていました。この頃から、社会人野球に対する思いを抱くようになりました。京都の大学に進学後もその思いは変わらず、四国銀行野球部への入部を希望するようになりました。
-どのように入部が決まったのでしょう。
川田さん:いわゆる「セレクション」にあたる、練習参加を行いました。とても気合いが入っていましたが、力が入りすぎていたためか打席ではいいところが見せられませんでした。それでも、一番自信のある足はアピールできたかなと思いました。合格の電話を受けたのは、大学野球部で行っていたキャンプ地でのお風呂場でした。電話を切った後、「やった!!」と思わず叫んでしまいました。それぐらい嬉しかったです。
そうして四国銀行野球部への入部が決まった川田さんだが、大学最後のリーグ戦でデッドボールを受けて足を骨折してしまった。
試合復帰ができたのは、リーグ戦も終わった12月。大学最後の試合は不完全燃焼となってしまったそう。
そんな経験もあり、四国銀行野球部として試合復帰した今シーズンはより一層の活躍を誓っている。
その結果、都市対抗野球の四国予選では川田選手の足を活かしたプレーが光り、6試合で10盗塁。
また打席でもヒットを打つなど、勝利に貢献している。
川田さん:都市対抗野球大会では、自分の足がどれだけ全国で通用するかを試したいですね。どんな形でもいいのでチームの勝ちに貢献したいという思いです。また四国銀行に入行して、打撃練習にも精力的に取り組んだ結果、飛距離が伸び、大学時代には打てなかった打球も打てるようになってきました。足と打撃で存在感を示せたらと思っています。
入行からまもないため、銀行業務と野球との両立にはまだまだ苦戦中だという。それでも徐々にペースを掴み、銀行業務と野球の両方に全力を注いでいる。
7月22日(月)に東京ドームで行われる試合には、宿毛市から家族も駆けつけるそう。
家族や同僚、そしてお客様の声援を力に、都市対抗野球の大舞台でも快音と俊足を見せつけてほしい。
第95回都市対抗野球大会 四国銀行野球部 試合予定
日時:7月22日(月)午前10:00〜
場所:東京ドーム
対戦相手:東邦ガス
文/長野春子