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【高知カツオ県民会議シンポジウム】「高知と言えばカツオ!」…だったのが高知の美味しいカツオを自慢できなくなる日がやってくるかも!
この情報は2024年7月18日時点の情報となります。
今年でデビュー35周年を迎えた高知県出身のタレント・女優の島崎和歌子さん。2017年に高知家のプロモーションビデオやポスターに出演した当時、島崎さんに高知の魅力についてお聞きしたインタビュー記事をご紹介します。
「高知県は、ひとつの大家族やき」を合言葉にした『高知家』プロモーション。2017年、その顔としてプロモーションビデオやポスターに起用されたのが、高知県出身のタレント、島崎和歌子さんだ。
島崎さんといえば、快活な人柄で芸能界の交遊も広く、MCとしても仕切り上手な、まさに「はちきん女子」の代表格。また、高知県人らしい「お酒好き」としても知られている。
2017年度のコンセプトは「高知家は、いろんな家族で大家族。」
高知家の◯◯編集部は、高知家撮影現場で、ご本人に意気込みを聞いた。
島崎:以前、同じく高知県(四万十市)出身の岡本真夜さんが作曲して、私が歌った『高知家の唄』プロジェクトがあったのもご縁で、県のほうからお声がけいただきました。私も、歌手でデビューしてますし、この曲は今でもカラオケに入っていて、地元では結構みんな歌ってくれてるんですよ。
さておき、「より多くの人に高知県の魅力を知っていただく」って、すごい役目。おかげさまで芸能界の中では「島崎といえば高知」って知ってもらえていますが、そこから実際にお客さんに来てもらわないといけないですから、少しでも力になれれば、と思っています。
1989年にアイドルとしてデビューした島崎さん。東京暮らしも長いが、だからこそ感じる故郷の魅力もあるのだろうか。
島崎:都会にはお店が揃っている安心感ももちろんありますけど、一方で「それぞれの地方の特色」がすごく大事だな、と実感しています。東京は様々な地域の方が集まるので、友達と集まると「お国自慢」になることがよくありますよ。
今回出演させていただいたポスターにも、「カツオ」とか「おきゃく」とか、高知のいいところがさまざまにちりばめられているのが、すごく嬉しいですね。
厳しい芸能界で活躍を続けるのにも、高知の県民性が影響しているという。
島崎:よく「明るいね」って言われるんですよ、人をアホの子みたいに(笑)。これ絶対、県民性だと思うんですよね。
宴会好きな県民なので、「誰とでもコミュニケーションとれる」という性格は、芸能界でも得したなと思うことが多いですね。
東京の友達が高知に来たとき、ひろめ市場で全然知らない人から「こっち来いや! どっから来た?」なんて話しかけられて、すごく楽しかった…って話してくれました。ガイドブックにも載ってないような穴場の店を教えてもらったりして、よかったみたいです。高知の人って、大らかで、すごく世話好きなところがあって。
高知県民の「おもてなし」は、歴史的な背景も大きいのでは、と島崎さん。
島崎:そういう高知のおもてなし文化って、「お遍路さん」によるところも大きいと思います。子供の頃からたくさん見てきましたが、今はみなさん携帯電話をお持ちですけど、昔は「おうちの電話貸してください」「お水をください」って、よく寄っていかれました。
島崎さんが考える「高知に旅する魅力」とは何なのだろうか? 「南国土佐」というイメージは強いが…
島崎:高知の魅力は、「四季折々に楽しめるものがあること」だと思います。夏はやっぱりよさこい祭。あと、太平洋に面してるから、サーフィンする人は「いい波がある」って言いますね。名物のかつおも、春の初ガツオと秋の戻りガツオでは全然味が違うし。
フルーツも梅雨入り前なら小夏、冬は文旦とか、それぞれの季節限定のものが一年中あって、どの季節に行ってもそれぞれ違う顔があって楽しめるんです。
高知が誇る「はちきん美女」の魅力についても、熱く語った。
島崎:高知には『土佐赤岡どろめ祭り』という、一升の日本酒を飲む大会があるんですが、よく女性が優勝するんですよ。それだけ飲んだ後、さらに飲みに行くっていうんだから…おかしくない(笑)?
そんな肝っ玉の座り具合で、よく働くし、人懐っこくて面倒見がいい。
目の前は太平洋、振り向けば四国山脈という土地柄、海と山とあとお酒に鍛えられて、強くなるんじゃないですか。今どきの「草食男子」にはぴったりの女性ですよ(笑)。
ひとつの大家族「高知家」で島崎さんの役回りは、どのようなものになるのでしょうか?
島崎:なにがいいですかね?「高知家のお姉さん」って呼んでくれてるけど、誰よ「おばさん」って呼んでるの(笑)。でも、いつまでお姉さんでいさせてくれるんだろ。
デビュー直後、1993年から地元銀行の広告キャラクターにも起用されている島崎さん。「10代から育てて応援してくれた高知に、今回のキャンペーンで少しでも恩返しができたら」と意気込みを語るが、大丈夫です。島崎さんは、いつまでも永遠に私たちのお姉さんですよ。