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高知ならではの魅力を満喫する体験がここにある。

       

この情報は2017年12月3日時点の情報となります。

いくつかの体験レポートを今まで紹介してきましたが、高知には楽しい体験がまだまだたくさん!
今回はその中でもなかなか体験できないことを3つご紹介します。

わざわざ高知へ出かけたなら、ぜひ味わい尽くしていただきたい!!

高知だからこそ美味しい、高知でしかできない体験をご紹介!

おいしさに笑顔になる。「しらす工場見学」

「しらすなんてスーパーで売ってるじゃん!高知じゃなくたって食べられるんじゃ?」と思ったあなた!「ちょっと、まったー!!」高知のしらすは、そんじょそこらのしらすとはワケが違う!高知は全国でも屈指のしらす漁の産地。中でも、高知龍馬空港から車で約30分、そんな安芸市の「しらす工場見学」。

「工場で食べるしらすがスーパーのしらすと同じワケなんてない!」ということを実証するためにも、レッツ・工場見学!

高知県の中でも特にしらす漁が盛んな安芸市の土佐湾沖では、「ビッチ網漁」という方法でしらすを水揚げ。工場に運ばれたしらすは、まず洗浄してぬめりが取られる。

そして、3.5tという大鍋で釜揚げ。その光景たるや大迫力!
思わず「おぉ〜!」っと叫んでしまうだろう。

そのまま乾燥させれば、おなじみ「ちりめんじゃこ」になるのだが、高知のスーパーでは、これが生のまま「どろめ」として販売されている。

これこそ、産地でしか食べられない珍味。そもそも足がはやいので売られていない。

そんな地元県民ならではの醍醐味が味わえるのがこの工場見学。運が良ければ結構な確率で「どろめ」にありつける!

ここでワンポイント・レッスン!
一口に「しらす」と言っても、季節でその種類が変わることをご存知だろうか。
春は大きな目が特徴の「ウルメイワシ」。夏から秋にかけては、その名の通り下あごが短く、最もしらす干しがおいしいと言われる「カタクチイワシ」。冬はカタクチイワシより柔らかく、甘みがある「マイワシ」。一年中違った味が楽しめるのもしらすの魅力。

そんな、豆知識を学べるのも工場見学ならではだ!そんなうんちくを聞いた上で食べるとまた、ひと味もふた味も違って感じるから不思議だ。

都会で食べるのとは一味違うしらす丼を食べていただきたい。

ちなみにレストランでは、「どろめ丼」やちりめんじゃこをソフトクリームと合わせた「じゃこソフトクリーム」なんてものまで!!!
産地ならではのメニューも味わってみては。

海の上をお散歩♪のどかな港町で体験!「SUP」

高知県へわざわざ来たのだから、海のアクティブを楽しみたいという方には、一風変わった海のお散歩「SUP」なんてどうでしょう?高知市内から東へ車で3時間。サーフィンの町として知られる東洋町の甲浦では、サーフィンまでの体力はないけれど、海を体感したい観光客にピッタリなSUPが話題!

SUPはハワイ発祥のスポーツで、「スタンドアップパドルボーディング」の略。サーフィンの板で他のスポーツができないか… と考え誕生したアクティビティだ。その名の通り、立ち乗りでパドルを漕ぎ、水上をスイスイ進むというもの。

とはいえ、舞台は海の上。やはり難しそうなイメージがするだろうが、「運動音痴だからできそうもない」という方でも、簡単に乗りこなせるので、勇気を振り絞ってチャレンジしてみて欲しい。

最初に陸上で簡単なレクチャーを受けたら、どこまでも続く美しい水平線に向かって海へ。

海面に漕ぎ出してみれば、周りの景色にさっきまでの不安はどこへやら。
始めは座り漕ぎから、少しずつ立ち上がって漕いでみよう。

コツを掴んでしまえば、後はスーイスイっと、気の向くままに。そこに広がるのは、可愛らしい形の島々やのどかな港町など、陸上からは眺めることのできない光景。「海をのんびり楽しみたい」方にぴったりのスポーツだ。

SUPにはインナーマッスルが鍛えられるという嬉しい特典も!最近、運動不足気味でシェイプアップしたい方にもおすすめしたい。

まるでそこは映画の世界!日本で唯一の「木毛工場見学&サシェ作り」

「高知でしかできないちょっと珍しい体験をしてみたい!」という方にオススメなのが、日本で唯一という木毛工場の見学!
「木毛」ってどう読むかご存知ですか?「モクモウ??」、いいえ。正しくは「モクメン」。商品を梱包する時の緩衝材として使われるふわふわのアレです!

昭和40年代頃までは盛んに行なわれていたという木毛づくり。それが昭和50年代から、今ではおなじみのいわゆる「プチプチ」の緩衝材が誕生し、徐々に木毛の生産は衰退。現在では、全国で高知県土佐市の工場1軒だけとなってしまった。その工場が希少ゆえに、今話題を呼んでいるのだ。

工場の中に入ってまず驚くのは、目の前に広がる光景。タイムスリップしたかのような雰囲気に息をのむ。そこにあるのは、とてつもなく大きく重厚な年代物の機械、機械、機械… 「これはいつの時代のものなのか」、想像を絶するレトロ感に思わず圧倒。

古びた機械に、遣い込まれた工具… 食い入るように見入ってしまうのは、どちらかというと男性のほうかもしれない。

工場の敷地内には、山積みにされた高知産のヒノキやマツ、クスノキが積み上げられている。建築材料にならないものや、山の環境改善のために切られた間伐材などを利用して作られており環境に優しい。

普段、気に留めることもない、高級な贈答品を守る脇役中の脇役だが、安価な「プチプチ」にはない、自然素材のぬくもりを感じることができ、その天然木の香りは心をほっと落ち着かせる。

そんな木毛から漂う香りの魅力を生かした「サシェ作り」が楽しめるのも、この工場見学ならでは。

使用する素材はこちら。自分の好きな和紙をチョイスして、ヒノキの香り漂う木毛を和紙で包むだけ。

こちらが、完成した可愛らしいサシェ。革靴やカバンの臭い取りに一役買ってくれるので、ちょっとしたお土産にも重宝する。この香りがクローゼットの中から香るたび、高知旅行の思い出が蘇る。そんな嬉しいお土産付き!

今回紹介したほかにも、高知県には珍しくって、美味しくって、大自然を体感できるワクワク体験がいっぱい!さまざまな体験を織り交ぜて、楽しい旅行をプランニングしてみてください!!

※情報提供※  高知家エクストリームトラベル社