【高知観光】「らんまん」の牧野博士が愛した花「バイカオウレン」に会える町「佐川町」

冬に咲く可憐な花「バイカオウレン」

昨年放送された連続テレビ小説「らんまん」で、幾度となく登場した可憐な花「バイカオウレン」が、見頃を迎えています。

バイカオウレンは、牧野博士が幼少の頃、生家の裏山で親しんだ花。牧野博士にとって望郷の思いを象徴する、最も愛した植物の一つです。

木漏れ日が差す林床で、白い花を咲かせる高さ10cmにも満たない可憐な植物です。

高知県内では、12月下旬頃から牧野植物園などで見られはじめ、県内各地で、今まさに見頃を迎えています。

特に、これからおすすめなのは、牧野博士のふるさとである佐川町にある牧野公園や加茂の里の群生地です。

地域の人たちが守り育てる自生地。佐川町・加茂の里

佐川町加茂の里には、バイカオウレンが自生する群生地があり、地域の人々の保全活動により、数十万株のバイカオウレンが咲き誇ります。

※写真は昨年の様子

1月27日(土)から3月3日(日)まで、「バイカオウレン祭り」が開催されます。なかでも、2月10日(土)～18日(日)の「花祭り」期間は、加茂地区のグルメなど出店もあるのでぜひ、花を愛でながら味わってください。

見学前に、集落活動センター加茂の里に立ち寄って、案内図をもらってくださいね。

群生地まではそこから歩いて約15分です。　　　　

バイカオウレン祭り

入園料：300円（18歳以上）
バイカオウレン祭り期間：2024年1月27日（土）から3月3日（日）9時～16時
花祭り期間：2024年2月10日（土）から2月18日（日）9時～16時
場所：佐川町　集落活動センター加茂の里（JR土佐加茂駅から徒歩2分）
電話：0889-20-9302

牧野博士の生誕地周辺

牧野博士ゆかりの山野草を含む約700種類の植物が彩る牧野公園では、2月中旬をピークに白く可憐なバイカオウレンの群落が広がります。 バイカオウレンが咲く頃に姿を見せるユキワリイチゲ・フクジュソウ・セツブンソウなど早春の花々も楽しめます。

牧野博士の生家があった場所の裏手にある金峰神社は、牧野博士が幼少の頃にバイカオウレンに親しんだ場所です。今も神社の脇道で健気に咲くバイカオウレンを見ることができます。　

金峰神社は、「らんまん」で撮影も行われた場所です。

ぜひバイカオウレンと一緒に、撮影場所も探してみてください。

生誕地周辺は、今も昔の風情が残る酒蔵のまちです。

まちあるきのガイドコースも充実しているので、牧野博士のエピソードなどを聞きながら、当時の様子を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。

その他にも、周辺にはドラマに登場した場所が、たくさんあるので、探しながら散策してみてくださいね。

高知県への観光情報は特設ページで

観光博覧会「牧野博士の新休日」特設ページでは、オープンした新施設やおすすめのお土産なども特集しているので、ぜひチェックしてください。

https://kochi-tabi.jp/makino-expo/sp-eastarea-trip.html