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【三山ひろしのさんさん歩 】三山さんが大好きなホームセンターで南海トラフ地震に備えた防災&鉄壁のカエルの姿勢を学ぶ

       

この情報は2023年7月15日時点の情報となります。

高知県出身の紅白演歌歌手・三山ひろしさんと、さんさんテレビ・玉井新平アナウンサーが三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知市桟橋にあるホームセンターブリコ桟橋店を訪れた。

なんでも揃うホームセンターで防災意識を高める!

三山さんと玉井アナがお散歩しているのは、高知市中心部から南東へ車で10分ほどの場所にある高知市桟橋。

今回2人が足を運んだ先は、三山さんが大好きなホームセンターだ。

こちらのお店では、ある商品にいま力を入れているという。

(株)フタガミ ホームセンター部・岡林 哲史さんにくわしく案内していただきながら店内へ。

ある一角にぎっしりと並べられた商品、それは防災用品だ。

南海トラフ地震での被害が想定される高知県では、地震対策が重要とされている。

そのため、ブリコ桟橋店では県民の命を守るよう防災用品の充実を図っているのだ。

豊富な種類の非常食や転倒防止金具など、あらゆる防災用品が並ぶ中、今一番人気の商品はこちら。

モバイルバッテリーやモバイルソーラーパネルなどの持ち運びできる蓄電池だ。近年ではアウトドア需要の高まりで購入される方も多い。

岡林さんは「防災のためにだけ買うと置きっぱなしになるので、普段からアウトドアなどで使ってもらうことが大切」だと教えてくれた。

いざ地震が来た際に使おうとすると準備不足が原因でうまく活用できないこともあるので、一度開封して取扱説明書を読んだり、点検したりして実際に触っておくことがとても大切だ。

地震への備えとしてまず初めに揃えておきたいのが、この「防災バッグ」。

これから防災意識を高めていきたい!という方に、まず初めに購入してほしいアイテムだ。

防災バッグの中にはスリッパや懐中電灯など、昼夜問わずいつ起こるかわからない地震に備えたグッズが30点も装備されている。

1分1秒を争う建物からの脱出時には必須のアイテムだ。

購入した方に押さえてもらいたいポイントは、保管場所!

防災バッグを押し入れなどに入れて保管しているという方もいると思うが、それは実はNG行為!

押し入れに入れると地震の揺れにより戸が開かないことがあるので、リビングなどのいつもいる場所かつ目の届くところに置いておくことが正解だ。

みなさんもぜひ覚えておこう!

 

地震の揺れを身をもって体験!「フタガミ出張防災教室」

ホームセンターブリコ桟橋店を運営する株式会社フタガミでは、県民の防災意識を高めようと出張防災教室を年に50回ほど行なっている。

三山さんと玉井アナも体験させてもらうことに。

まずは、手軽に地震の揺れ体験できるマットを使用して震度5以上の揺れを体験!

玉井アナにはマットの上に乗ってもらい、株式会社フタガミのスタッフさんたちが手動で揺らす。

揺れはじめると一瞬で体勢を崩した玉井アナ。これでは地震の際に周囲の状況を把握することができない。

ということで、強い揺れの中でも体勢を崩さず、周囲の状況も確認できるという鉄壁の姿勢を岡林さんが三山さんに伝授。

カエルのように両手両足を地面につけ、顔は下を向かないよう周囲の状況が把握できるよう上方向へ向ける。

早速カエルのポーズでマットに乗る三山さん。

株式会社フタガミのスタッフさんたちがマットを全力で揺らす中、見事に体勢をキープしている。

地震が起きた際は正座や体育館座りなどの体勢だと安定しないため、カエルのポーズを習得しておいてほしい。

 

今すぐできる!おうちの地震対策「ガラス飛散防止フィルム」

おうちでの地震対策として家具類などの固定も重要だが、専用の工具などが必要となるため、今すぐにできる対策としてはガラスの飛散を防ぐことが一番簡単だ。

先ほど習得したカエルのポーズで体制を崩さず、周囲を確認することができたとしても、ガラスの破片が飛び散ってしまうと、移動範囲が制限されてしまう。

そのため、まずは簡単に誰でもできる対策としてガラスの飛散を防止することが重要なのだ。

岡林さんにガラス飛散防止フィルムを貼っていない場合と貼った場合を実演していただいた。

▼ガラス飛散防止フィルムを貼っていない場合

バールでガラスを割ると粉々に砕け、ガラスの破片がいたるところに散乱する。

▼ガラス飛散防止フィルムを貼った場合

バールを当てた瞬間ガラスは割れるものの、破片の飛び散りが目視では確認できないほど最小限に抑えられている。

また、窓枠からガラスが外れることなく、ほとんどが保たれていた。

おうちの窓ガラスはモノが当たらなくても、地震の揺れで窓枠が歪んで割れることもあるので、十分に気をつけておきたいポイントだ。

実演によって「ガラス飛散防止フィルム」の凄さを体感した三山さんと玉井アナ。

ちょっとした対策の積み重ねが、自らの命を守ることを身を持って体験できた貴重な時間だった。

実は防災士の資格を持つという岡林さん。最後に大切なメッセージをいただいた。

岡林さん:防災に一番大切なことは「事前対策」です。災害が起こる前に準備をしっかりしておくことが重要です!みなさんが今からでもできる一番簡単なことは「家の中を片付けておくこと」です。散らかってる部屋だと避難が大変になり、買い置きしておいた防災バッグが見当たらないなんてことも起こるので、しっかりと日頃から片付けを行なって、逃げやすい状況を作りましょう。事前対策の第一歩として、ぜひ挑戦してみてください!

今後起こるかもしれない南海トラフ地震。防災意識を今のうちから高めておくことの重要性に気付けた三山さんと玉井アナ。

店頭にどんな防災用品があるのか確認しながら、うちの家にはなにが必要だろう?とさっそく防災について考えはじめた2人であった。

今回のさんさん歩はお開き、次の「さんさん歩」はどこへ行こうか?次回の記事もお楽しみに。

 

ホームセンター ブリコ 桟橋店
住所:高知県高知市桟橋通5丁目7−7
電話:088-831-3651

情報提供:高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや