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黒潮を泳ぐ豊かな生命を感じてほしい 大阪海遊館海洋生物研究所『以布利センター』
この情報は2023年7月8日時点の情報となります。
高知県出身の紅白演歌歌手・三山ひろしさんと、さんさんテレビ・玉井新平アナウンサーが三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知市高須にある黒潮ボクシングジムを訪れた。
三山さんと玉井アナがお散歩しているのは、高知市中心部から東へ10分ほどのところにある高知市高須。
今回2人が足を運んだのは高知県唯一のプロボクシングジム「黒潮ボクシングジム」だ。
これまで70名以上のプロボクサーを輩出し、プロ加盟して40年という長い歴史のある名門ジム。
現在は練習生が30名以上、うちプロ資格を持った練習生が過去最多の11名在籍しているという。
練習生を懸命に育てる2代目会長・小川竜司さんにお話を聞きながら、黒潮ボクシングジムの魅力を探っていこう。
過去に日本チャンピオンを輩出している黒潮ボクシングジムは、初代会長が1981年に創業した老舗ジム。現在は、中学生から50代と幅広い世代の練習生が所属している。
小さなジムでありながら、長い歴史の中で培われたノウハウがたくさんの練習生に日々叩き込まれいてるのだ。
プロの育成・チャンピオンの輩出には高い指導力が必要となるのだが、実はそこにはある秘密が…
小川会長は過去に世界三階級制覇を達成したあるボクサーのスタッフ経験があるという。
あるボクサーとは、ボクシング好きならみんなが知っている長谷川穂積選手だ。
ジム内には小川会長と長谷川選手の貴重なお写真があった。
一流の指導力を身に付けようと、長谷川選手所属ジムのスタッフとして日々チャンピオンの強烈なパンチを受けていたのだ。
この経験が、いまの黒潮ボクシングジムの指導力の高さを作っているのだろう。
小川会長のお話を伺っていたのだが、そばにあるリングで強烈なパンチを打つ女性ボクサーの姿が気になる三山さん。
練習風景を眺めているとあることに気づいた!
三山さん:あれ?もしかして岡林さん??
実は2019年の『三山ひろしのさんさん歩』で香美市を訪れた際に取材した「コンビニエンスおかばやし」の岡林知恵さんだった。
「コンビニエンスおかばやし」といえば、名物「OKABAプリン」ということで、岡林さんはおもむろにポケットからOKABAプリンを取り出して三山さんにプレゼント。
再会を祝ってマヨネーズの容器に入ったプリンを一気飲み!これがまたおいしいのだ!
「おかば」の愛称で親しまれている「コンビニエンスおかばやし」の記事はこちらから。
関連記事:ここはコンビニ!? 200種類以上のお菓子とボクシングが入り混じるカオスなコンビニ「おかば」
三山さん、さらにトレーナーの方にも見覚えがあったようだ。
いつも高知家の〇〇をご覧になっている方には記憶に新しいかもしれないが、大国印刷所の髙橋社長がミット打ちの相手だった。
有限会社 大国印刷所の記事はこちらから。
【三山ひろしのさんさん歩】紙のまち・いの町で発見!誰もが遊んだ紙飛行機の進化系と個性が溢れ過ぎる手芸店
「さんさん歩」がつないだ縁にびっくりする三山さん。
取材時の思い出話に花が咲き、幸せに包まれた瞬間であった。
黒潮ボクシングジムで今最も注目の選手といえば、福永宇宙(そら)選手だ。
プロ12戦全勝という、破格の強さを持ったスター選手。
現時点でスーパーバンタム級、日本ランキング9位(2023年5月1日時点)。
一昨年には、四国のジム所属として初の全日本新人王を獲得した将来を期待される注目ボクサーだ!
三山さん、福永選手の強烈パンチを受けてみることに。
バンっ!という破裂音に近い強烈な音と共に強い衝撃が走る!
スピードとパワーを兼ね備えたパンチは、まさに一瞬。
想像以上の衝撃に思わず三山さんはこの表情…
強烈なパンチを受ける三山さんの横でヤジを入れる玉井アナ。
玉井アナ:三山さん、もっと踏ん張って肩を入れるんですよ!まだまだいけますよ〜。
三山さん:半端じゃないよ!もう肩が終わってる。そんなに言うなら玉井アナもやってみて。
ということで玉井アナに選手交代。まずは手始めに50%ほどの力で一発パンチを受けてみる!
「ゴフッ」という音ともに体の中の空気が抜ける玉井アナ。なんとか耐えたようだ…
お次は、100%の力で渾身の左ボディーを一発お見舞い。
たった一発のパンチでぶっ飛ぶ玉井アナ。
あまりの衝撃にリング外に飛び出しそうになるほどの吹っ飛び具合だった。
玉井アナ:プロテクターを付けていても事故レベルの衝撃でした。プロの凄さを味わえました…
強烈な左ボディをお見舞いした福永選手、実は右利きなのでこれでも手加減はしているよう。
恐るべきプロの力!
最後に福永選手と小川会長から一言コメントをいただき、今回のさんさん歩はお開きとしよう。
福永選手:日本とアジアのランキングに入っているので、そのランキングを一戦一戦しっかり勝って上げていき、タイトルに挑戦して獲ること。そして、地方のたたき上げでも上に行けることを証明したいので、どこまで行けるかっていうのが楽しみです。
小川会長:福永選手は常に強くなることしか考えてない。そこを今のまま追い求めていくと世界まで行けると思うので、伸ばしていってあげたいなと思ってます。
黒潮ボクシングジムから世界チャンピオンが生まれる日は、もうそこまで来ているのではないかと思った三山さんであった。
今回のさんさん歩はお開き。次の「さんさん歩」はどこへ行こうか?次回の記事もお楽しみに。
情報提供:高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや