グルメ
美味しいヘルシーな「高知家の朝ごはん」銀座のアンテナショップで買って作っていただきます!
この情報は2019年3月11日時点の情報となります。
「とりあえず酒があれば生きていける」がモットーの「ほっとこうち」随一の酒好きスタッフ三好が高知の酒蔵を旅する。今回は今年で創業238年、高知県内最古の酒蔵を持つ「西岡酒造店」で返杯!
「久礼」や「純平」で知られる、中土佐町久礼にある「西岡酒造店」にやってきた三好。
10代目社長、西岡大介さんがお出迎え。
入口には、昔お米を蒸すために使用した大きな釜が。
江戸時代から230余年の年月を刻んだ県内最古の酒蔵に歴史の重みを感じる三好。
剥き出しになった土壁。
壁には昔の杜氏の方の名前がそのまま残されている。
こちらでは、明日から行う瓶詰め用のボトルを洗浄する機械からモクモクと蒸気が出ている。
ラベルは全て手貼りで行うのだそう。
「美味しそう…」空っぽの瓶を見つめながら呟く三好。これはもう飲むしかない!
今回はこちらで返杯!趣のある雰囲気にはしゃぐ。
お酒は代表銘柄「久礼」。お酒を絞った時に最初に出てくる少し濁りのある清酒のことを指す「あらばしり」をその名に冠した「久礼 純米あらばしり生酒」をいただく。
三好:「すごくフルーティー!!でもしっかりした旨味もありますね。」
西岡さん:「美味いでしょ!ぜひおつまみと一緒に…」
早速、本日ご用意いただいたおつまみ、久礼大正町市場の「久礼天」を炙ってくれた。
「久礼天」とは、土佐沖で獲れた新鮮な小魚を原料に防腐剤や卵白を一切使わずに練り上げた天ぷらのこと。
いい感じの炙り加減に仕上げてくれる西岡さん。
「これは絶対美味しいやつ。」2人とも待ちきれない様子。
熱々のまま「いただきます!」
三好:「見た目以上にふわふわで、風味もしっかり。最高。」
お酒と久礼天を交互に行き来する2人。とってもご満悦の様子。
「つまみを食べたら酒がほしくなって、ひと口飲んだら自然とつまんでしまう。そんなお酒を目指しているんです。」
西岡さんの言葉通り、「おかわりください」と手が止まらない様子。
三好:「あ!よく見たらそのTシャツ、オリジナルですか??」
西岡さん:「そうです。スタッフTシャツとしていろんなバリエーションを作っているんです。」
「遊び心なんですけど、入口に置いていたかぶり物もその1つですよ!」と西岡さん。
それを聞いたからには、かぶるしかないでしょう!!
「こうやって、お酒でも食事でも人が同じ場所に集まって楽しむっていう風潮がだんだんと少なくなってきていますよね。自分の子ども達には、こういった楽しさを知って大人になってほしいと思うんです。そのために、色んな企画もやりたいと思っているので、今後実現できれば…」
返杯を通じて、色んな思いを語ってくれた西岡さん。
じっくりとアテを炙りながら、お酒を酌み交わし、普段なかなかできない話題にも花が咲いた。これもまた、返杯の良き文化だ。
有限会社西岡酒造店
住所:高岡郡中土佐町久礼6154
電話:0889-52-2018
http://www.jyunpei.co.jp/