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【高知カツオ県民会議シンポジウム】「高知と言えばカツオ!」…だったのが高知の美味しいカツオを自慢できなくなる日がやってくるかも!
この情報は2021年8月17日時点の情報となります。
出演者と楽曲提供に高校生を起用した、高知県警察の採用募集のPR動画第三弾。
出演した高校生5人と楽曲を提供した2組に、高知家の◯◯独占取材を行なったぞ。
【記事】「高知の高校生限定」出演者と楽曲募集!第3回高知県警察CMオーディション開催
今回、PR動画のテーマとなっているのが「青くなれ。」というメッセージ。
「自分が何をしたいか分からない」「目標や夢が見つからない」悩みながら過ごす日々の中で、高校生たちがそれぞれの進むべき道やその指標を自分たちの手で掴み取っていく。そんなストーリーが展開されている。
8月16日に公開された高知県警察採用募集のPR動画がこちら!
例年通り、4分24秒のロングバージョンもあわせて制作されている。
こちらは、一人一人の表情に注目して見てもらいたい。
◯◯編集部が特に惹かれたのは、出演する高校生5人の目だ。迷い、悩んだその先にある、自分たちの未来を真っ直ぐに見つめる澄んだ瞳が素晴らしい。
透明感のある映像によって、目の存在感が一層増しているように感じた。
左から藤田さん(高知県立南高等学校)、クームズさん(高知市立高知商業高等学校)、藤原さん(高知県立西高等学校)、石田さん(高知県立幡多農業高等学校)、野田さん(土佐塾高等学校)。
今回、PR動画に出演した高校生は5名。いずれも高知県内の高校に通う高校生だ。
-応募したきっかけを教えてください。
石田さん:自信のない自分を変えたいと思い参加しました。カメラの前に立つのは緊張しましたが、動画の制作を通して自分のことを表現することに少し前向きになれました。
藤田さん:僕は小学生の頃に強くなりたいという思いで柔道を始めたんですが、始めてみると、強くなるということは心の鍛錬であったり、自分との戦いであるということに気づきました。今は、柔道をもっと極めたいという思いとともに、警察官になって高知に住む人を守りたいという夢を持っています。夢に近づくために、今回応募しました。
-大変だったことなどありましたか?
藤原さん:とにかく暑かったです。私は書道をしたのですが、映像ではあの時の暑さが伝わらないのが悔しいですね。笑
クームズさん:基本的には自然な仕草を撮ってくれていたので、特に難しいと感じることはなかったです。たくさんのカメラがあるのかと思って緊張していましたが、当日行ってみるとカメラが一台で拍子抜けしました。笑 あと、たしかにめっちゃ暑かったです。
野田さん:私は警察官とすれ違うシーンがあって、その時の表情や目線などが難しかったです。でも普段とは違う自分の一面に出会うことができて、今回の経験が自信に繋がりました。
前回に引き続き、オーディションから撮影、動画編集まですべてを手掛けたのは高知県警察の西森さんだ。
【記事】高校生が主演を務める「高知県警PR動画」がついに公開
西森さん:楽曲提供も含めて、参加してくれた高校生はそれぞれに個性やバックグラウンドが魅力的です。毎回そうなのですが、その人の持つ輝きを借りて動画を制作していますので、出演者が決まるまでは演出プランといったものはありません。それぞれと対話しながら、伝えるメッセージを固めていくという作業をしていて、私自身、その工程を楽しんでいます。
そして今回はこれまでにない取り組みとして、動画内で使用する楽曲についても県内の高校生から募集した。
全部で22曲の応募があり、選考の末、2曲が採用された。
主題歌を提供したRIP DISHONOR(リップ ディサナー)左から矢野川さん、上田さん、下田さん、井関さん(全員が土佐塾高等学校)。
1曲目が主題歌となるRIP DISHONORの「ONESELF」だ。
RIP DISHONORは1年生4人組バンド。中学1年生の時に結成し、活動して4年目となる。
-今回の楽曲「ONESELF」はどういった思いで作曲されたものですか?
井関さん:この曲は、2018年ころに制作したもので、「誰かの背中を後押しできるような楽曲を」という思いで作ったものです。これまでライブ活動はしてきましたが、映像作品に使ってもらうことはなかったので、採用の連絡をいただいた時は嬉しかったです。
西森さん:この楽曲を初めて聴いた時、MYSELFじゃなくてONESELFなところがいいな、と思ったのが印象に残っています。自分じゃない誰かを応援するような曲だなと。思い描いていたPR動画の方向性とも合致すると思い、RIP DISHONORさんにお願いすることに決めました。
軽快でありながら、聴くものに訴えかける強いパワーを持つRIP DISHONORの楽曲。ぜひ、歌詞にも注目して聴いてみてほしい。
ロングver.にて劇伴を提供した北川さん(高知県立小津高等学校)。
そして2曲目が、北川さん制作の「八月」だ。
北川さんが担当したのは劇伴と呼ばれる、動画の中で流れる伴奏曲。
北川さんの音楽はデスクトップミュージックを略した「DTM」という制作手法で、パソコンで音楽を制作・編集する方法である。
-DTMでの音楽制作はいつから始めたんですか?
北川さん:中学3年生の時に、暇つぶしで始めました。好きな時に、一人でできるのがいいなと思ってハマりました。短い楽曲も含め、これまで100曲ほど制作しました。
-今回の楽曲は、このために制作されたんだとか。
北川さん:はい。高知らしさを出したいなと思って、打ち込みの音だけでなく環境音をたくさん取り入れてみました。夏らしく、蝉の声や風鈴の音などを効果的に使いたいと工夫しました。
西森さん:今回、楽曲に応募してくれた22曲の中で10曲がDTM制作でした。どれも完成度が高く、自分たちが高校生だった時からは比べものにならないくらい進化をしているんだなと実感しました。笑
今後については「DTMは趣味程度で続けていければ…」と笑う北川さん。短い期間で100曲制作してしまう熱量を持ってすれば、今後の進路についても自分で道を切り開いていくことだろう。
募集期間:2021年8月16日(月)~9月7日(火)
申し込み方法:高知県警察HPをご覧ください
https://www.police.pref.kochi.lg.jp/
問い合わせ先:0120-032-376(高知県警察本部 警務部警務課採用係)
文/長野春子