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【前編】高知を走って114年!「とさでん交通」の路面電車をいろいろ調べてみた話

       

この情報は2018年8月20日時点の情報となります。

高知市はりまや橋を中心に東西南北に走る「とさでん交通」の路面電車。知ればなるほどの豆知識から今年導入された最新鋭車両まで「とでん」の魅力を前後編の2回にわたってお届けする。

「とでん」と言えば、東京では都電荒川線を指すが、高知市周辺に暮らす高知県民にとっては「とさでん交通」のこと。
今回はとさでん交通の路面電車にスポットを当て、その魅力を紹介していこう。

 

3つの日本一

 ①歴史が古い!

1904年(明治37年)5月2日に開業したというから、なんと今年で開業114年!現存する日本最古の路面電車なのである。

 

②路線が長い!

現在の路線は、はりまや橋~後免町間の後免線、はりまや橋~伊野間の伊野線、高知駅前~桟橋通五丁目間の桟橋線の3路線からなり、総延長は25.3㎞。全国数ある路面電車の中で日本最長の路線距離を誇るのだ。

 

③駅と駅の距離がめっちゃ短い!

高知市の東部にある清和学園前~一条橋間の駅間距離はたった63m

一条橋を発車した電車は…

あっという間に清和学園前に到着。時間にして10秒もかかっていない。

もともと一条橋の電停が先にあったのだが、後からできた学校のより近くに電停を設けたことでこの最短区間が生まれたとのこと。それにしても近い…。

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