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この情報は2020年12月16日時点の情報となります。
JFLリーグからJ3昇格を目指す「高知ユナイテッドSC」。試合の勝敗だけではなく、クラブの魅力を知ってもらうため、クラブの活動やチームの裏話をお届けする「目指せJ3!高知ユナイテッドも大家族やき」を高知家の〇〇で連載しています。取材担当は西村監督の個人マネージャー、通称“Nマネ”です。今週は高知ユナイテッドの選手に今シーズンのベストゲーム&ゴールを選んでもらいました。
11月末に終了したJFL2020シーズン。高知ユナイテッドSC(高知U)にとってはJFL1年目。今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で異例尽くめのシーズンになりました。シーズンは後半戦15試合のみで、レギュレーションは5人交代、降格なしと変更されました。高知Uは中盤まで地域リーグとJFLのレベルの差、長距離遠征の大変さに順応するのに時間を要しましたが、終盤は好調になりリーグ14位で終えました。
今回は、選手たちに2020シーズンベストゲームをアンケート調査し、Top4を発表します!西村監督のコメント付きです。
【第4位】第29節 vsラインメール青森 1-1
今季ホーム最終戦。観客数は1,151人で1,000人を超えるのはJFL昇格後初のことでした。
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理由としては「1,000人を超える観客の前でプレー出来て楽しかった」「ラスト5分くらいから自然と手拍子が鳴るほどのいい雰囲気だった」という声が上がりました。
西村「地元チームの試合に1,000人を超える観客数には本当に驚きました。高知のサッカー文化にとって大きな一歩となった試合だと思います。Jクラブライセンスの条件の一つに、ホーム戦平均観客数2,000人以上という項目がある。来年はもっと多くの観客にご来場いただけるよう、クラブ一丸となって頑張りたいです。」
【第3位】 第30節 vsヴィアティン三重 1-0
JFL初年度最終節。対戦相手の三重にとっては、勝てばJ3昇格の可能性がある負けられない試合。高知Uにとっては、チーム最古参選手の玉川(三重県出身)の地元でのラストゲーム。(家族、友人用にチケットを20枚用意したそうだ。)キャプテン横竹の計らいで、この日のキャプテンマークは玉川がつけた。
理由としては、「リーグ最終戦を勝利した」「全員のハードワーク」といった声が集まった。
西村「会場の外も中も三重のチームカラー(オレンジ)に覆いつくされていた。会場はJ3昇格の瞬間を見届けるべく沢山の相手サポーターが来場し、我々には聞きなれないコール、チャントが鳴り響いていた。完全なアウェイ状態。沢山のサポーターと一緒に臨んだホーム最終戦、J3昇格をかけた試合に臨む三重を正直羨ましくも感じた。早く高知でも同じ光景がみたいと思いました。」
前半は相手ペース、後半はボールを動かし、サポート(ボールを持った人の近くに寄ること)を早くすることを心掛け、相手ゴールを目指した。後半80分、攻め込んだセカンドボールを藤﨑が後ろからインターセプト。一人交わし、キーパーの位置と動きを見て、冷静にタイミングを完全に外した、左足での技ありミドルシュート!
西村「試合終了後は相手のチームをリスペクトし、勝利の喜びは控えめにした。チームバスが会場から出発する際、三重サポーターが「高知Uコール」で見送ってくれたことはとてもうれしかったです。」
【2位】第27節 vs MIOびわこ滋賀 3-0
ホーム戦で初勝利。3-0で完封。初めてのナイター開催で選手、監督ともにテンションが上がる一方、観客が集まるが不安だったそうだ。(観客数は予想を超える500人)
理由としては、「ホーム戦初勝利」「大量得点で完封」「ナイターの雰囲気」で選ばれた。
前半押され気味で0-0で終了。でも焦ることはなかった。ハーフタイムのロッカールームでは選手たちから「0-0ナイス!行ける!行ける!」という声が聞かれた。あとは後半、どうやって点を取るかだけ。後半から2選手(松本、赤星)交代の采配が的中。松本のスルーパスに赤星が合わせてPK獲得し1得点(横竹)。
2点目は高知Uの目指すサッカー「複数人で攻略したゴール」ができたゴール。練習の成果が実を結んだ。左サイドにボールを展開し、3人(田口、松本、平田)の連携で相手を無力化。中央から(西村、青木、赤星)がゴールに向かい、平田のクロスに赤星がダイビングヘッドで合わせてゴール。
3点目、田口がタイミングを外し、キーパーの逆を突いたゴールでダメ押し。
西村「点の取り方は理想的。チームの成長が感じられ、選手が逞しくみえた試合だった。」
【第1位】第25節 vs Honda FC 1-0
今季10試合目での初勝利!(それまでの成績は3分6敗)この試合が分岐点となり、その後のチームは好調に。
理由としては、「JFL初勝利」「苦しんだ中での勝利だから」という声があった。
4連覇中の強豪チーム相手に、チーム全員の守備意識が高く、身体を張って相手ゴールを割らせなかった。その中でも池上(GK)のスーパーセーブが光った。
後半51分、田口からのクロスを赤星がヘディングで合わせゴール。その後、何度か攻め込んだ相手チームの隙をついたカウンター攻撃のチャンスがあったものの、追加点は奪えず1-0で試合終了。
西村「終了のホイッスルが鳴った瞬間、泣き崩れる選手の姿はこれまでの苦しさを物語っていた。」
選手が選ぶベストゲームのベストシーンを動画にまとめました。(高知U制作・提供)
おうち時間が増える年末年始、選手が選ぶベストゲームを振り返ってみてはいかがでしょうか?見逃した方、もう一度見たい方はYouTubeで視聴可能です。
ではでは、また来週~
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