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【三山ひろしのさんさん歩】誰でも出来るバリアフリースポーツを体験!「アーチェリーサークルKOCHI」

       

この情報は2024年4月27日時点の情報となります。

高知県出身の紅白演歌歌手・三山ひろしさんと、さんさんテレビ・川辺アナウンサーが三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知県高知市春野町にある「高知県立障害者スポーツセンター」を訪れた。

高校時代に弓道部だった三山さんに馴染みのあるスポーツとは!?

今回は高知市春野町をお散歩する三山さんと川辺アナ。

高校時代に弓道部だった三山さんに馴染みのあるスポーツが体験できるということで、高知県立障害者スポーツセンターへと足を運んだ。

三山さんに馴染みのあるスポーツとは一体…

答えはアーチェリー!

6年前に発足した「アーチェリーサークルKOCHI」のメンバーが野外で練習を行なっていた。

メンバーは小学生から60代までと幅広い年齢層の方がいる。

サークルの代表を務めるのは、アーチェリー歴7年の中川直人さん。

15年前に骨の腫瘍で足が不自由になったそうだが、友人からすすめられたアーチェリーと出会って、人生が一変!

今では障害者の全国大会で優勝するほどの腕前となっている。

アーチェリーは弓道と異なり作法が少なく、的の中心に矢を当てるというシンプルなルール。

そのため、障害者や健常者といった線引きのないユニバーサルなスポーツなのだ。

 

道具がカギを握る!幅広い世代に人気のアーチェリー

アーチェリーを見るのも触るのも初めての三山さんと川辺アナ。

まずは道具に触れてみようということで川辺アナがアーチェリーに初挑戦!

硬すぎる弓に困惑!

腕や肩、背中の力を目一杯使うアーチェリーにさっそく挫折気味な様子。

でも大丈夫!弓が弾きやすいように自分に合った道具選びを行えば、弓を引けるようになった。

リカーブボウという道具から、コンパウンドボウに変更した川辺アナ。

軽い力で弓を引けるようになった!

コンパウンドボウはボウ先に滑車がついていて、弓を引く力をサポートしてくれる。

そのため、力の弱い方でも無理なくアーチェリーを楽しめるようになっているのだ!

ボウを持った時に平行バランスを安定させるバランサーや、的に照準を合わせるためのサイトなど、あらゆる道具をカスタムすることで、自分に合ったマイボウを使用できるのがアーチェリーの一つの魅力。

さらに手が不自由な方は、口や足で弓を引いてもOKというから驚きだ。

中川さんがサークルを立ち上げたきっかけは、健常者・障害者問わず、アーチェリーというスポーツを楽しんでもらいたい。アーチェリーをきっかけに外に出て、人生を謳歌してほしいという想いからだ。

中川さん自身、足が不自由になった当初は家に引きこもっていたという。

その経験を活かし、自身に出来ることはないかと考えて「障害者と健常者の垣根をなくしたい」という思いで、サークル運営や初心者アーチェリー教室を開催しているのだ。

 

ガチンコアーチェリー対決!三山・川辺チームVSアーチェリーサークルKOCHI

アーチェリーの道具に初めて触ったばかりだが、意外とできそうだと感じた三山さんと川辺アナ。なんとアーチェリーサークルKOCHIのメンバーに挑戦状を叩きつけた!

2人1組4チームに分かれて、アーチェリー対決スタート!

元弓道部の実力を見せつける自信がある三山さんは、対決前にこの意気込み。

三山さんと川辺アナは大きなハンデをもらうため、自信満々の様子だ。

的までの距離が近く、的の大きさもかなり大きいため勝ち目がありそうな予感!

いざ対決スタート。

1人3射打って、ペアである2人の合計得点で数字を競う。まずは川辺アナから挑戦!

1射目はなんとか的に当たり、1点獲得。

続く2〜3射目も見事命中、これは勝機がありそうだ。

続いて三山さんの挑戦!

高校時代に弓道で培った技術で的の中心を狙う。

自信満々に放つ矢は見事に的の黄色部分にヒット、これは高得点が期待できそうだ。

と思いきや、3射目に放った矢が的の青い部分に当たり、調子が乱れた。

川辺アナから「ちょっと何やってるんですか?」というヤジが飛ぶ。

三山・川辺チームの合計得点は、35点。初めてにしてはかなり高得点だと感じている2人だが…

結果は惨敗。1位・2位はもちろん、3位のチームにも12点差という大きな差をつけられてしまった。

そして気になる優勝チームは、中川・池田チーム。

さすが全国大会優勝の実績を誇る中川さんのチームだ!

ハンデをもらったにもかかわらず、悔しい結果に終わったアーチェリー対決。

対戦を挑むには、特訓が必要だったようだ。

高校時代の記憶が蘇る弓道に似たアーチェリーを体験し、大満足の三山さん。

勝負には負けてしまったものの、健常者・障害者問わず楽しめるアーチェリーに大きな期待を感じた1日であった。

今回のさんさん歩はここまで!次の「さんさん歩」はどこへ行こうか?次回の記事もお楽しみに。

 

アーチェリーサークルKOCHI
メール:yukainanakamanoarchery@docomo.ne.jp (代表:中川 直人)

情報提供:高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや