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【高知グルメ】お庭を眺めながらいただくこだわりハンバーグ「engawa」ほっとこうちオススメ情報
この情報は2019年9月2日時点の情報となります。
創立117年になる『私立土佐女子中学高等学校』。在校生や卒業生から美味しいと評判の食堂人気メニューとは?
1902年(明治35年)に開校した『私立土佐女子中学高等学校』。座学だけでなく、茶道や華道、礼法など他校にはあまりない授業も充実していて、「明朗、聡明、愛情、気品」を教育方針としている。
熱心に愛情をもって指導してくれる教師陣が揃っているので生徒との信頼関係は深く、学校のことはもちろんプライベートな相談をしている生徒もたくさんいる。土佐女子出身の記者も、在学中は休み時間によく相談しに行ったものだ。
数学が苦手でいい点数がなかなか取れなかったけど、先生が特別補習を開催してくれたおかげで徐々に点数があがり、無事第一志望の大学にも合格!
土佐女子で勉強したことやマナー、思いやりや友情などは、社会人になった今でもとても役に立っているので土佐女子へ行ってよかった〜と心から思う。
整った環境、先生…母校の自慢ポイントはたくさんあるけど、今回は「食堂」について紹介しよう!「食堂のご飯、ホント美味しかったね」と卒業後も会話に出るほどレベルが高いのだ。
食堂は地下にあり、入り口には鏡付きの手洗い場があるので衛生面はバッチリ。
すぐそばに『レストランおれんじ』の文字と券売機。ここで自分が食べたいメニューを選んで食券を購入する。
食堂内は白を基調とした清潔感のある広々とした空間。ここで中学生と高校生が一緒に食事を摂る。ちなみに、部活動によっては独自の食堂ルールも存在するのだ。
米、葉物、きゅうりは高知県産を使っているという食堂メニューは、日替わりランチ440円、アラカルト350円、ヘルシーランチ380円、スペシャルラーメン380円、カレーライス340円など…豊富で、しかも激安!その中で人気メニュー3品を紹介しよう。
お弁当スタイルの『日替わりランチ(チキンソテー和風ソース)』(440円/税込)は、肉と野菜がバランスよく入っている。
メインのチキンソテーは塩胡椒で下味を付け、仕上げにおろしポン酢をかけて完成。さっぱりしているので暑い夏にもオススメ。ナスの煮浸しもしっかりと味が染み込んでいて美味しい。
不動の人気メニュー『オムライス デミグラスソース』(350円/税込)。たっぷりとかかったソースは少し甘め。
たまごの下のケチャップライスの具は、玉ねぎと鶏肉が入っている。ソースをかけてちょうどよくなるように味は少し薄め。かなりボリューミーだけど、美味しいのでペロっと完食できる。何より、この味とボリュームで350円は安過ぎ!
食堂定番メニューだけでなく、流行を取り入れたメニューもあるのだ。『黒ごま坦々まぜそば』(380円/税込)は豆板醤などでピリ辛に味付けした豚ひき肉と、高知県産の小松菜がたくさん入っている。
モチモチした黒っぽい麺に練りこまれているのは黒ゴマ。しっかりと全体を混ぜてからいただく。学生食堂なので、辛さ控えめなのかな?と思いきや意外としっかり辛味を感じて本格的。ゴマの香りもよく、味は中華料理屋さんレベル!
記者が在学中のときとはメニューも環境も全くちがうので、常に生徒の声を聞いて進化し続けていることがうかがえる。『レストランおれんじ』で店長を務める池添 宏明さんに食堂のアレコレについて聞いてみたぞ。
-マナーがいい生徒さんが多いですよね。
池添さん:食器を返却口へ返すときに、必ず大きな声でお礼を言ってくれます。
-食堂では1日何食くらい出てますか?
池添さん:だいたい50食くらいです。やっぱり友達と一緒に教室や校内のベンチに座って食べたいという生徒さんが多いので、売店で販売しているお弁当やパンのほうが人気ですね。
-生徒さんからの食堂の評価はどうですか?
池添さん:私どもが担当させていただくようになって1年半くらいなんですが、先日アンケートをとっていただきました。そしたら「大変満足している」と回答いただけたので嬉しいです。
-今後やっていきたいことはありますか?
池添さん:季節限定メニューを月に1回くらいやっているんですが、これからも生徒さんの声を聞きながらいろんなメニューを提供できたらと考えております。この前はトリュフ入りのパスタなんかもメニューに取り入れました。
勉強や部活動の環境だけでなく、食の環境は学校を選ぶときに重要なポイントになるのではないだろうか。中学・高校の受験校を迷っている人は、土佐女子も選択肢のひとつとして考えてみてはいかが?
*食堂は在校生しか使えません。
私立土佐女子中学・高等学校
住所:高知市追手筋2-3-1
HP:https://www.tosajoshi-jh.ed.jp/