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【大阪で食べられる土佐料理】大阪・梅田の買い物帰りに寄ってみたい「ごはん処 司 阪急三番街店」
この情報は2024年2月28日時点の情報となります。
大阪の新地という飲食店としては絶好の場所にストレートすぎる店名の焼肉屋さんがある。
その名も「高知から来た焼肉屋」。
このお店をプロデュースしたのがこちら、高知出身・大阪育ちの山下 晋平さん。
いかつさと可愛らしさが同居する魅力的な方だ。
これまで、食のプロデューサーとして、大阪北新地のクラブやラーメン屋、ダンスクラブの立ち上げ等々、食に関わるプロとして数々の店のプロデュースに携わってきた。
そんな山下さんが、この店をオープンさせたのは、高知出身のオーナーの方に「土佐和牛を使ったお店をやらないか」と声をかけられたことがきっかけ。
ストレートすぎる店名の由来は、店のオープン前には高知特産の柚子を使うから柚子をモチーフとした店名にしようと考えていたが、取引先のお肉屋さんが「高知から来た焼肉屋でいいんじゃない?」とアイディアを出してくれて、それを採用してみたという。
当初は店名と店のアイコンがキャラクターっぽいので、美味しいお肉が出るとは思われなかったが、いまは口コミで評判が広がり、人気のお店となっている。
メニューを見て驚いた。
ここ、焼き肉屋ですよね?
焼肉のメニューとしては到底想像できない一品がおススメされている。
「高知名店のカツオたたき~世界の終わりを添えて~」。
焼肉屋でカツオのタタキとはいかに。
そこは、やっぱり高知出身。
カツオの仕入れルートを確立するまでには時間がかかったが、いまは高知の有名店から仕入れられるようになっている。
カツオがあるだけでも驚きだが、メニューの「世界の終わりを添えて」も気になってしまう。
実はこれ、「にんにく・にら・マヨネーズ」のソースで、ひと口いただくと、それこそ世界の終わりかと思うほどのインパクトがあるのだ。
もちろん、お肉もあらゆる部位が美味しくいただける。
まずは、おススメの土佐タタキ風ツラミ刺し、
特上タン刺し
超新鮮炙りレバー
焼きすき
卵黄と絡んだ姿が、見た目だけで、もう美味しい…
そして、赤身セット
と、ほとんどのお肉が火が通りやすく、食べやすい絶妙な厚さにカットされていて、箸が止まらない。
そして、高知出身の山下さん、抜かりなく高知の酒のアテの定番「高知名物ちくきゅう」に、
〆のTKGには高知コク甘芳醇出汁醤油が選べるようになっている。
これらをいただいた最後のデザートは、高知の地鶏、「土佐ジローのアイスクリン」
で、大満足なのであった。
最後に、山下さんの今後の野望をうかがってみた。
「いまのお店では、高知野菜や天ぷらをロースターで焼いたものとかも広げてみたいし、次のお店では、ホルモンを出したいし、 もっと客単価をリーズナブルにしたいし、四万十ポークも出したいし、麺メニューも増やしていきたいし…」
と、野望は果てしなく広がってゆくのであった。
大阪府大阪市北区 曽根崎新地1-4-7「高知から来た焼肉屋」にて