グルメ
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この情報は2019年7月13日時点の情報となります。
土佐酒の魅力にどっぷりハマっている、ほっとこうちスタッフの中山。今回は創業126年を迎えた「無手無冠(むてむか)」で返杯!
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訪れたのは四万十町大正。栗焼酎「ダバダ火振(ひぶり)」が有名な「株式会社 無手無冠(むてむか)」。
迎えてくれたのは番頭を務める福永太郎さん。無手無冠を取り仕切る存在として、社長から絶大なる信頼を置かれている番頭さんだ。実は、九州出身という福永さんと無手無冠の出会いがなんとも素敵。
お酒が飲める年齢になってすぐに日本酒の美味しさの虜となり、バイクで日本全国の酒蔵を旅していたという福永さん。
福永さん:「アポ無しで訪れたにも関わらず、大歓迎してくれたのが無手無冠。女将のおもてなし精神に惚れ込み、ここで酒造りに携わる仕事をしたいと移住し、今年で16年目です。」
まさに人に過去あり、歴史ありだ。
趣ある蔵の中には仕込まれたタンクがたくさん。
無手無冠といえば、栗を使用した焼酎「ダバダ火振」は外せない。焼酎の世界は未知という中山は、タンクを覗いてびっくり!
中山:「日本酒とは違って、黄身がかったもろみなんですね!」
ピチピチと音を出してはじける様子にも大感激。
近年、高級酒造りにも力を入れている「無手無冠」。今回返杯でいただくのは、今年造られたばかりの「無手無冠 大吟醸」。なんと世に出る前の出来立てホヤホヤをいただけることに!
早速乾杯!
中山:「うわあ!なんですかこれ、美味しい。香りは控えめで、しっかり辛口で大好きな味です!」
おつまみも豪華なラインナップ。
・大正のシイタケ
・四万十町産アユの甘露煮
・純米吟醸酒の酒を使った粕漬け
・酒粕とミレービスケットのサンド
中でも気になる巨大なシイタケは大人の拳よりもビッグ。
じ〜っくり炙って、塩をふってパクリ!
中山:「肉厚で濃厚〜! これだけビッグサイズでも、いくらでも食べられちゃうくらい美味しい!」
美味しいアテをいただき、返杯もスタート!
「酒槽一番汲み」や「鬼辛」、「純米吟醸酒」などテンポよく進む返杯。
福永さんの目標は大正への恩返し。
福永さん:「無手無冠のお酒が人気になってくれることは大事。でも、もっと大切にしたいのは、大正の魅力を知ってもらうことです。」
福永さん:「日本人はもちろん、海外の方にも大正に足を運んでもらい、美味しい田舎料理や地域のことに興味を持ってもらいたいです。そして帰る時に、ついでにうちのお酒を買っていってもらえたらそれで十分。」
近年、ヨーロッパなど海外の販路も拡大している無手無冠。お酒を通して、大正の魅力を発信し続けている。
今年限定販売された「北斗の拳ラベル」。同じ四万十町にある「海洋堂ホビー館」の北斗の拳フィギュア列伝」という特別展に合わせてデザインされた特別なお酒だ。残念ながら現在は完売しているが、 マニアの心をくすぐるコラボ商品の登場を今後も期待!
さらに無手無冠シリーズもラベルが一新し、スタイリッシュに。左から「大吟醸酒」、「酒槽一番汲み」、「純米吟醸酒」、「千代登」、「特別純米酒」、「純米生酒」、「鬼辛」と全て返杯していただきベロベロの中山。
表に出ると「ダバダ火振」の顔出しパネルを発見し、すっぽりハマってご満悦。
福永さんの人柄もあってか、若いスタッフで活気に溢れている「無手無冠」。
訪れた際は、試飲も可能。先入観を持たず飲んで欲しいという想いから、まずは吟醸酒や普通酒など情報を伝えず気になるお酒を試飲し、好みに合わせたお酒選びのお手伝いをしてくれる。
「ダバダ火振を使用したスイーツもあるよ!」とおすすめされて、後ろ髪を引かれつつ、また来ることを心に誓った中山。1人からでも酒蔵見学を受け付けるというおもてなし精神は、女将から福永さんへしっかり受け継がれていた。
株式会社無手無冠
住所:高岡郡四万十町大正452
電話:0880-27-0316
www.mutemuka.com