【高知グルメ】豪快！高知流ワンプレート「皿鉢（さわち）モーニング」で朝から大満足「雲のうえ食堂」ほっとこうちオススメ情報

今回やってきたのは、梼原町の中心地に位置する「集落活動センター梼原東」内にある「雲のうえ食堂」。高知市中心部からは、車で約1時間半の場所にある。

もともと保育園だった建物を活用し、現在は地域の方々が活動する憩いの場となっている。

自然光をたくさん取り込める大きな窓が特徴の店内は、明るく広々としている。

こちらで今回いただくのは、朝ご飯！

梼原町産食材をふんだんに使った料理が豪快に盛られた、名物「皿鉢モーニング」だ。

皿鉢（さわち）といえば、華やかな大皿にメインとなるおかずやお寿司、デザートまでふんだんに盛り込まれた高知の伝統的な食文化。

「皿鉢モーニング」も同様に、大皿にすべての料理が盛り付けられている。

「ミルキークイーン」という梼原町産のお米を使用した大きなおにぎり2個に、梼原牛のローストビーフ、天然鮎の姿揚げ焼き、高知ではポピュラーな山菜「イタドリ」の葉を粉状に加工して生地に練り込んだ「イタンポうどん」など、ボリューム満点！

※「皿鉢モーニング」は日曜日のみの提供（午前8時〜午後1時までオーダー可能）。

ローストビーフは噛むほどに甘味が感じられて、肉の旨みがギュッと詰まった一品。

冷たいイタンポうどんは、コシがありツルツルッとあっという間に食べ切ってしまった。

そして、天然鮎の姿揚げ焼きはサクっと揚がっていて、頭からかぶりつきしっぽまで綺麗に食べることができる。

朝から贅沢にエネルギーチャージしたい方にはぴったりなラインナップ。

モーニングかつランチまで一気に堪能できたかのような豪華でボリューム満点な一皿を、なんと1,580円で味わうことができるのはこのお店ならでは。

さらに「イタンポ茶」は皿鉢に合わせて、とっくりで提供されるという徹底ぶり。

モーニングというのに、気分はすっかり「おきゃく（宴会）」に！

店主の尾崎さん（写真左）にお話を伺った。

-「皿鉢モーニング」を始めたきっかけを教えてください。

尾崎さん：コロナで宴会や梼原町内の秋の行事神祭ができなくなったことで、皿鉢の出番がなくなりました。そこでどうにか土佐のおきゃく文化と梼原の食文化を継承・発信できないかと考え、皿鉢を生かしたモーニングを発案したのがきっかけです。

-皿鉢はどのようにして集めたのですか？

尾崎さん：どのご家庭も昔から何枚もの皿鉢を持っており、使わなくなった皿鉢を近所の方々から買い取って50枚ほど集めました。

-こだわりのポイントを教えてください。

尾崎さん：梼原町産の食材を惜しみなく使っているところです。天然鮎は、カリッと揚げ焼きにしているので頭からしっぽまでまるごと食べられるようにしています。

現在、「皿鉢モーニング」は日曜限定で提供中。フォトジェニックかつボリューム満点のモーニングをぜひ楽しんで。

雲の上食堂

住所：高岡郡梼原町梼原1437 集落活動センター梼原東内
電話番号：0889-65-1770
営業時間：午前10時〜午後2時（オーダーストップ午後1時）※日曜は午前8時〜午後2時（オーダーストップ午後1時）
定休日：火曜
P：10台

提供：ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/