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この情報は2023年2月7日時点の情報となります。
高知市中心部から車で約1時間30分の場所にある愛媛県境と接する梼原町。
梼原町の西区に「ゆすはらジビエの里」はある。
「ゆすはらジビエの里」は、害獣と言われる、田畑や山を荒らす猪や鹿を食肉に加工するNPO法人だ。
2017年から集落活動センター「ゆすはら西」としてスタート。2018年に食肉処理施設が完成し、「ゆすはらジビエの里」として活動を本格化させた。
今回は、「ゆすはらジビエの里」施設長の平脇慶一さんにお話を伺った。
平脇さんは、ゆすはら応援隊として2015年に梼原町へ移住し、任期後も梼原町でジビエの活用に取り組んでいる。
平脇さん:元々、西区は腕のいい猟師さんがいたことから、梼原町内で捕獲される猪の約5割、鹿の約3割を捕獲している地域でした。当時、食肉として捌いていたのはほんの一部で、そのほとんどを廃棄してしまっていました。食肉処理業として地域で取り組むことで、害獣というマイナスがプラスに変わるのではないかと「ゆすはらジビエの里」の活動が始まりました。
最初は、猟師さんが家で捌いている様子を見学し、捌き方を知るところから始まり、お隣の愛媛県松野町の食肉処理施設への視察に加えて、町内で暮らしていた食肉処理の経験者をスタッフとして迎え入れたことで準備が整っていった。
その後、農林水産省が所管している国産ジビエ認証も取得し、衛生管理の行き届いた施設で、無駄なく丁寧に捌いている。
平脇さん:少し前までは、町の周辺でも害獣から農作物を守る柵などを見かけましたが、最近では減ってきました。これは、駆除が進み、害獣が町中に下りてくることが減ったためです。
地道な取り組みが功を奏して農作物の被害が減っただけでなく、取れるお肉の質にも変化があったそう。
平脇さん:大きな個体が少なくなり、比較的若い個体が多くなってきました。若いものは、クセがなく肉質が柔らかいのが特徴です。
食肉となった猪や鹿はフランス料理店や炉端焼きなどの飲食店に販売しているほか、ネットショップを通じて個人のお客様に販売している。
また梼原町内の学校では、猪肉のハンバーガーやカレーなどのジビエを使った給食が提供されているのだそう。
「ゆすはらジビエの里」で処理をする猪や鹿は、年間400頭程度。
そのほとんどが販売され、需要と供給のバランスが取れている状態を近年では実現できている。
梼原町では、厄介者だった猪や鹿が、地域の財産へとすっかり変わっていた。
ジビエを自宅で一から調理をするとなると、少しハードルを高く感じるのではないだろうか。
そんな方におすすめしたいのが、「ゆすはらジビエの里」が作る缶詰。
「ホロホロ煮」と「猪肉アヒージョ」だ。
「ホロホロ煮」は、醤油ベースの煮汁で炊いた猪肉と牛蒡の入った缶詰。
大きな猪肉は箸で触ると崩れそうなほど柔らかく炊かれていて、その名の通り「ホロホロ」。
猪肉の臭みは全くなく、豚肉に近い風味。
そのまま食べても美味しいが、ご飯に乗せて、卵黄、ネギ、七味と一緒にいただく「即席猪丼」はいかがだろう。
卵黄を絡めていただくと、コクがプラスされてさらに美味。
「猪肉アヒージョ」は、平脇さんおすすめのブロッコリーとマッシュルーム追加アレンジでいただく。
缶詰には猪肉のほか、ドライトマトや唐辛子といった食材がオイルとともに入っている。
猪肉はハーブの風味がしっかりと感じられ、お酒のアテにぴったりな塩加減。
こちらもホロホロ煮と同様に猪肉の臭みはないが、異なるのは肉感を感じられる歯触り。
食べ応えのある仕上がりになっている。
厄介者だった猪が、こんなに美味しい缶詰になるなんて。
缶詰を通して猪肉のおいしさを再確認した取材班。
今度は、お肉の状態から調理してみようか。
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ゆすはらジビエの里
住所:高知県高岡郡梼原町広野171
TEL:0889-65-0850