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「高知にぞっこん」な気持ちが伝わる入選作品!「高知家」川柳2022 表彰式

       

この情報は2023年1月19日時点の情報となります。

    今回で4回目の開催となった地元サラリーマン川柳は、「高知にぞっこん」をテーマに募集を行い、選考の結果、入選作品が決定。高知県庁において、表彰式が行われた。一体どんな作品が選ばれたのか。作品に込められた思いと、入選作品を一挙にご紹介!

    第一生命保険株式会社が1987年から毎年開催している「サラっと一句!わたしの川柳(旧:サラリーマン川柳コンクール)」。

    このコンクールの高知県版「地元サラ川」として、2019年から毎年、第一生命保険高知支社と高知県がコラボして開催し、今年で4回目を迎えた。

    「高知家」川柳2019記事はこちら⇒「高知家」自慢 川柳2019 638句の中から選ばれた入選作品は高知家の・・・「あるある」

    「高知家」川柳2020記事はこちら⇒「ユーモアと悲哀たっぷりの「高知家」自慢 川柳2020!688句の中から入選作品が決定」

    「高知家」川柳2021記事はこちら⇒地元サラリーマン川柳」の表彰式を開催!インタビューでは即興の一句も飛び出した」

     

    『「高知家」川柳2022』表彰式開催

    今年の募集テーマは、食や自然、歴史、文化の魅力など、高知県への心底好き(ぞっこん)な思いを込めたユニークな川柳を募集したいということから「高知にぞっこん」。

    結果、高知県版「地元サラ川」を開始して以来、過去最多となる1,217件の応募があった。

    (前列中央右:井上高知県副知事、前列中央左:小林第一生命高知支社長)

    応募作品の中から厳選なる審査の結果、入選作品となる32作品(高知県知事賞(1作品)、第一生命賞(1作品)、後援企業賞(5作品)、優秀賞(5作品)、佳作賞(15作品)が決定し、高知県庁において、表彰式が行われた。

     

    作品に込めた思い

    応募1,217作品の中から栄えある主催者賞となる「高知県知事賞」に選ばれた作品は・・・

    【高知県知事賞】

    コロナブルー 仁淀ブルーで 心晴れ (しんのすけ)

    今回、「高知県知事賞」に選ばれた埼玉県在住の中野さんは、表彰式には参加できなかったが、どんな思いで作られたのかお電話で訊ねたところ、

    中野さん:高知は女房の実家があり何度か訪れていますが、5~6年高知県に行けていません。コロナが落ち着いたら、仁淀ブルーを見に高知に行って、暗い気持ちを吹き飛ばしたいと思って詠んだ句です。

    そして、同じく主催者賞となる「第一生命賞」に選ばれた作品は・・・

    【第一生命賞】

    我が人生 タタキも妻も 塩対応 (けんちゃん)

    受賞された三宅さんは、「妻にいつもそっけない態度をされてへこむけれど、美味しいカツオのタタキでその気持ちもなくなり、幸せを感じる旦那さんの様子を詠みました」

    高知のぞっこんポイントを伺うと

    三宅さん:ひろめ市場です。豊富な食べ物やお土産と賑やかなお客さんたちで溢れていて、とても心が温かくなります。笑顔を輝かせる「市場ん星!!」です

    と、素敵な言葉で締めくくっていただいた。

    続いては・・・

    【高知放送賞】

    行くじゃなく 帰りたくなる 高知家に (さなちゃん)

    受賞された「さなちゃん(雅号)」は、「大学4年間を高知で過ごしました。大学生のころ、友人が県外から高知に遊びにきてくれて、観光してお酒を飲んだあと、「また高知に帰ってきたい」という友人の言葉がとても印象に残っていて、そのまま川柳として詠みました。高知県ではなく、高知家ということがしっくりきます。」

    -高知のぞっこんポイントは?

    さなちゃん:人の温かさです。いい意味で細かいところは気にしない人が多く、高知に来るといつも前向きな気分になれます。

    【損保ジャパン賞】

    不便さも 田舎の魅力 土佐に住む (みんみん)

    受賞された大塚さんは、「田舎は遊ぶところが少ないですが、雄大な自然など、都会にはない良さがたくさんあり、そんな時、田舎でよかったなとしみじみ思う気持ちを詠みました。」

    -高知のぞっこんポイントは?

    大塚さん:豊かな自然とおいしい食べ物です。青い空と青い海、そしてタタキや文旦もおいしいところです。

    【優秀賞】

    物価高 酒代だけは 目をつぶる (たかちほ)

    受賞された寺石さんは、「昨年末からお酒を含む食料品や日用品などの値上がりが続いていて、悲鳴をあげている状況です。ですが、我が家にとってはお酒は必需品なので、切らさないように買っているという酒飲みのお酒にぞっこんな一句を詠みました。」

    -高知のぞっこんポイントは?

    寺石さん:義理も人情もお酒も大好きです。

    仁淀ブルーにカツオ、そして酒飲み大国といった高知の魅力を様々な視点から詠った句からは、応募者の高知に対する「ぞっこん」な気持ちがひしひしと伝わる作品ばかりだった。これからも高知家川柳への応募をはじめ、他の場面においても、高知県の情報発信の一役をかっていただきたい。

     

    入選作品を一挙紹介

    【高知県知事賞】

    コロナブルー  仁淀ブルーで 心晴れ (しんのすけ)

    【第一生命賞】

    我が人生 タタキも妻も 塩対応 (けんちゃん)

    【高知新聞社賞】

    呑まぬなら 私が呑もう  そのお酒 (あけび姫)

    【高知放送賞】

    行くじゃなく 帰りたくなる  高知家に (さなちゃん)

    【四国銀行賞】

    風鈴の  代わりに鳴子が  夏音色 (やっぱ好っきゃねん

    【損保ジャパン賞】

    不便さも 田舎の魅力 土佐に住む (みんみん)

    【アフラック賞】

    アンパンマン 子育て助ける ヒーローさ (なっちゃん)

    【優秀賞(5作品)】

    物価高 酒代だけは  目をつぶる (たかちほ)

    高知家に 入籍したくて 移住する (マコッチャン)

    にんにくは 葉っぱもぬたに  SDGs (おじいちゃん)

    ナスがまま 土佐にぞっこん ユズれない (レオン)

    高知暑っ よさこい熱っ  かつお厚っ (よさこい美人の母)

     

    【佳作賞(20作品)】

    和歌姉に あげたい酒宴 女優賞  (ヨソノカツオ)

    変わる世に 変わらぬ土佐の  酒文化 (三太夫(さんだゆう))

    高知家に 君も来ないか  愛ターン (詩楽)

    ユズります  新子のツマは ぶしゅかんに (かまんおばさん)

    妻の手で 一本釣りに された僕 (詠み人知らず)

    よさこいと タタキは高知が 始発駅 (まるとし)

    沈下橋 渡ってアニメの ヒロインに  (ウッチー)

    今年こそ 鳴子が響く 土佐の夏 (エミ)

    ちくきゅうは きゅうり一本 当たり前 (カタヒコ)

    満天の 星に感動  津野の空 (つの天狗)

    さあ、おきゃく べろべろの神  降臨す (流雲(りゅううん))

    テレビから 高知と聞けば  動き止め (土佐っ娘)

    ぞっこんに 高知生まれの 推しの人 (ひろとけい)

    見惚れてる だるま夕日に  時忘れ  (やんちゃん)

    胃とハート  盗まれ嫁ぐ 高知家に (しばごう)

    ゆるキャラの ビッグボスだよ しんじょう君 (瑠珂(るか))

    高知家は  家事は文旦 いい夫婦 (敏ちゃん)

    移住して 苦手なゆのすが 今足らず (みそこ)

    ゆすはらで 本も気分も 雲の上 (山宗雲水)

    なれそうだ 大富豪より 大酒豪 (さごじょう)

    今回の入選作品は、第一生命の「2022年 サラっと一句!わたしの川柳」特設サイトで紹介されるほか、高知県庁1階ロビーにおいて、2月28日(火)までパネル展示される。

    ユニークな作品をご覧いただき、楽しんでいただくとともに、新たな高知の魅力発見のきっかけとなることを願いたい。

     

    【お問い合わせ先】

    第一生命保険株式会社高知支社
    住所:高知市南はりまや町1-2-2
    TEL:088-823-2555(午前9時~午後5時)
    https://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html