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この情報は2022年11月23日時点の情報となります。
これまでたくさんの記事をご覧いただいている「高知家の〇〇」ですが、その中でも人気だった記事や、まだまだみなさんにご覧いただけていないおススメ記事を「Back To 高知家の20○○」としてご紹介します!
今回は2021年11月27日にご紹介した、高知のローカルフード「帽子パン」を紹介した記事です。
これまでご愛読いただいている方も、初めて来たよという方も、是非お楽しみください!
目次
高知県民が、ずっと慣れ親しんできているご当地パンがあります。
それがこちら、「帽子パン」です。
実は、この帽子パンが誕生した経緯が面白いんです。
昭和30年ごろ、メロンパン制作中にビスケット生地をかけ忘れ、代わりにカステラ生地をかけて焼いたところ、偶然ご覧のような帽子の形になったとか。
真ん中の丸い部分はふわふわのパンで、その周りの帽子のツバ部分は甘いカステラ生地になっています。
このツバの部分のカステラ生地が、サクッとして口当たりで抜群に美味しい!
子供の頃、お行儀が悪いのを承知でツバの部分だけ取って食べてた高知県民も多いのでは?
私もその一人です(笑)
そんな、帽子パンを生み出したのは永野旭堂さん。
永野旭堂さんのパンは高知市永国寺町にある、永野旭堂の直営店「リンベル」さんで買う事が出来ます!
昔の雰囲気を残した、懐かしさを覚える町のパン屋さんといった佇まいです。
リンベルさん、帽子パンの発祥のお店だけあって種類が色々あります。
全種類制覇したくなるのが、人間の性か…今回お店に並んでいた、4種類の帽子パンを買ってきました!
ノーマルの帽子パン、あんこ入りミニ帽子パン、クロワッサン帽子パン、ニコニコ帽子パンの4種類。
いつも4種類~5種類ほどがお店に並ぶそう。いつもではないですが、生クリームを挟んだ帽子パンが並ぶ時もありますよ、と店員さんに教えて頂いたので、次回は生クリーム入りを絶対に食べたい!
ノーマルの帽子パンは、王道のまさしく元祖!と言った帽子パンで、慣れ親しんだ味。あんこ入りは、優しい甘さのこしあんが入っていて、ツバの部分が厚めで、名前にミニと付いていますが、食べ応えはバッチリです。クロワッサン帽子パンは、クロワッサン特有のサクサク感と、バターの香りが広がる、ちょっとリッチな味わいの帽子パン。
この4種類の中で、私の一番のお気に入りは、ニコニコ帽子パン!
ニコニコ帽子パンのニコニコって…?
高知通、永野旭堂ファンの方はピン!とくる方も多いのでは?
こちらはニコニコパンといって、永野旭堂さんが販売しているクリーム入りのパンで、高知では有名なニコニコパンと帽子パンの夢のコラボレーションなのです。
ニコニコパンの特徴の、黒っぽい生地でお砂糖がシャリシャリと感じられるクリームがしっかり入っています。
帽子パンとニコニコパンのコンビネーションが最高!
あんこや、クリーム、クロワッサンなど、色んな物で変化を楽しめる帽子パン。
お店では売られてない、今までに食べた事のない物を食べてみたい…
帽子パンの懐の深さをお借りして、オリジナル帽子パンにチャレンジ!
とは言っても、パンを一から作るのはハードルが高いので(笑)、市販で売られているパンを土台にして、上から生地をかけて焼いてみる事にしました。
本来はカステラ生地ですが、今回は、小麦粉・砂糖・バター・卵を混ぜた物を用意し、さらに、中心部分にはこちらのパンを用意。王道のクリームパンとチョコパン、マーガリン入りレーズンパンに、はちみつとマーガリン入りのホットケーキ、そして、おかず系パンにも挑戦してみようと、ハムマヨネーズのパンを選んでみました。
買ってきたパンに、
生地をのせて、
焼き上がりました!
焼きたてのパンからは、帽子パンのいい香り。
多少バラつきはあるものの、立派な帽子パンじゃありませんか?
焼きたてほかほかの帽子パンは、周りはサクサク、中はふわふわで最高に美味しい!
王道のクリームやチョコはもちろん美味しいのですが、私の中での一番ヒットは、ハムマヨネーズでした!
恐る恐る選んだハムマヨネーズでしたが、外の生地の甘さと中のハムとマヨネーズの塩加減が絶妙にマッチ!
甘いとしょっぱいの組み合わせは後引く美味しさでした。
まだまだ可能性を秘めた帽子パン。
高知のパン屋さん巡りをしてお気に入りを見つけるのも良し、オリジナル帽子パンであなただけの帽子パンを楽しむのも良し!
是非、高知のご当地パン「帽子パン」を楽しんでみてください!