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この情報は2022年5月21日時点の情報となります。
チャンネル登録者数18万人越え!高知のじいちゃんばあちゃんYouTuber「チロちゃん」が県内の市町村を巡り、さまざまな体験を通して高知の魅力を情報発信!
今回は、高知県の大月町・柏島で食べられている郷土料理「ぼっかけ」をばあちゃん流にアレンジを加えながら作ってみたぞ。
チロちゃんとは、チャンネル登録者数18万人を超える高知県の人気YouTuber。
おちゃらけな反面、厳格さもあるじいちゃんと、おしゃれと料理が大好きなばあちゃん。
その二人が繰り広げる何気ない日常を、孫の「チロちゃん」が撮影し、日々YouTubeへ公開している。
(写真:ばあちゃん手作りのこうし飯)
以前、大月町・柏島の人々が年越しに食べると言われる「こうし飯」を作ったばあちゃん。
前回に引き続き、柏島の郷土料理作りに挑戦する!
今回挑戦するのは、「ぼっかけ」と言われる具だくさんご飯。
具材には、根菜やシイタケ、うるめイワシといった畑・山・海でとれた自然の食材がたっぷりと使われているぞ。
「こうし飯」の記事をまだご覧になっていない方は、こちらからぜひご一読ください。
【関連記事】磯の香り漂う柏島郷土料理「こうし飯」を作ってみた!高知のじいちゃんばあちゃんYouTuber「チロちゃん」
「ぼっかけ」は、たくさんの具材とだしの効いた汁が特徴で、炊き込みご飯やお茶漬けにどこか似ているらしい…。気になる柏島の郷土料理「ぼっかけ」の作り方をご紹介しよう!
まずは包丁を使って、ごぼうの皮を剥ぐ。
ばあちゃんは、包丁だけではなく、金たわしも使って皮を剥いでいる。これが熟練の技というものか。
お次は、かんぴょうの下処理。
かんぴょうを塩揉みして、水に浸しておく。塩もみすることで汚れや苦味をとり、味が染み込みやすくなるそうだ。
それにしてもとても長いかんぴょう。下処理に時間がかかりそう…
続いてニンジンの皮を剥いて、いちょう切りにし、シイタケはそぎ切りにする。
水に浸したかんぴょうを取り出して水気を切ったら用意した具材を全て鍋に投入!
具材を入れ終えたら、だしの素を入れ、少し煮詰める。
具材にだしの素が染み込んだところへ砂糖と醤油を適量入れ、さらにだしつゆを加える。
途中、味見をしながら酒とみりんで味の微調整!時間をかけてゆっくりとコトコト煮込もう。
具材を煮込んでいる間にうるめイワシの下処理を行う。
身が柔らかければ、手で頭と尻尾をちぎり、ワタ・背骨・皮を取り除く。小骨も忘れず取り除こう。
身が固いときや細かな作業は包丁を使い、丁寧に調理すると完成した時の口当たりがよくなる。
うるめイワシの下準備が終わると、すり鉢に入れて身をすり潰す。
強過ぎず弱過ぎず、適度な力加減でそぼろ状になるまでひたすらすり潰していく。
ミキサーなどを使って時短をしたいところだが、あえて手作業でやるのがばあちゃん流。
料理に対してこだわりを見せるばあちゃんからここで一句。
愛情たっぷりで美味しい料理を毎日作るばあちゃんが詠む一句には重みが感じられる。
それでは、最後の仕上げに取り掛かろう。
すりつぶしたうるめイワシを、具材を煮ている鍋へ加え、味の素をふりかけて少し味付けする。
焦げないよう艶が出るまでお箸で混ぜ合わせながら汁気を飛ばすのがポイントだ。
ひとときも目を離さないよう注意して、火加減にも気を配ろう。
そろそろ仕上がった頃だろうか?味付けの最終チェックを行うばあちゃん。
「うん、こんなもんじゃろ!」と言いながら、納得の仕上がりに笑顔を見せた。
あとは炊き立てのご飯の上へたっぷりとかけて出来上がり!柏島の郷土料理「ぼっかけ」の完成だ。
ばあちゃん流「柏島郷土料理 ぼっかけ」の気になるお味や詳しい作り方は、こちらの動画からご覧ください。
動画の序盤と終盤には、記事では紹介しきれなかった小ネタが…
ばあちゃんが柏島の郷土料理ぼっかけに挑戦してみた。
ばあちゃんから一言コメント
ばあちゃん:うるめイワシは身が柔らかいから手で捌けるし、料理しやすい!ただ、青魚の臭みがあるから味付けが難しいね…
次回のYouTuber「チロちゃん」に関する記事もお楽しみに!
文/さたけゆうや