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水車まわる憩いの場所・いの町「ふれあいの里柳野」

       

この情報は2022年3月18日時点の情報となります。

自然豊かな高知県では、高知県観光キャンペーン「リョーマの休日」を開催中!
今回は、いの町の「ふれあいの里柳野」をご紹介します。

地域の人が立ち上げた 地域のための憩いの場

今回訪れたのは、清流仁淀川と和紙の里・いの町にある柳野(やなぎの)エリア。

集落活動センター「ふれあいの里柳野」は2005年にオープンした、直販所・食堂を兼ねた施設です。

出迎えてくださったのは、柳野地区の活性化に向けて施設の立ち上げや運営に携わってきた地元在住の皆様。

立ち上げ当初から現在の取り組みに至るストーリーについて、伺うことができました!

かつて和紙の原料である「こうぞ」と「みつまた」の一大産地だった柳野地区。

当時は製紙工場が建ち活気に溢れていましたが、年月とともに過疎化が進み、空き家問題・農業の担い手不足・住民の高齢化が深刻になりました。

そんな現状を「なんとかせないかん!」と立ち上がったのが、「ふれあいの里柳野」の発起人である松本さん(写真右から2人目)。

高齢化が進む中で、「地元の人たちが生き生きと交流し、集える場所を作りたい」という思いから、1996年に「明るい柳野を創る会」を発足。地元の有志を募って現在の「ふれあいの里柳野」を設立しました。

そんな「柳野のリーダー」ともいえる松本さんは、なんと現在93歳!

運営は現会長である筒井さん(写真左から2人目)をはじめとする10名前後のスタッフの方々や、地区長の渡辺さん(写真左)にバトンタッチをしていますが、「ふれあいの里」には毎日出勤しているそう。

地元の方が集まって、お茶を飲んだり食事をしたり暖炉を囲んでおしゃべり。

最近では、移住やUターンを検討する若い世代の人たちにとっての相談の場所にもなっているそう。

地元の方々にとっても、これから住む人にとっても、なくてはならない存在なのです。

 

里山暮らしでモノが循環する場所

直販コーナーには、近所の農家の方が持ってきたその日とれたての野菜、手作りの豆腐やおまんじゅう、漬物などがずらりと並びます。

「すみちゃんまんじゅう」は94歳の藤田隅子さんが毎朝夜明け前から作る定番商品。

そして、この日私が手に取った梅干しは、直販所のレジ係をしていたスタッフの方の手作りでした。

粕漬けも人気商品の一つで、リピーターの多いおすすめだそう!

大きなスーパーやコンビニがない地域で、生産者の方が「売る」場所があり、必要とする人たちがそれらを「買う」ことができる場所。

「ふれあいの里柳野」は、里山暮らしの中で循環の拠点にもなっているようです。

 

地元のお母さんが作る、柳野の山菜がふんだんに使われた定食

お昼時になると、ふれあいの里のキッチンはひときわにぎやかに。

日・月・水・木・土曜日に開く食堂では、旬の地元食材を使った定食、うどん、そばが人気です。

こちらの食堂は、2021年に大ヒットしたアニメーション映画「竜とそばかすの姫」にも登場しています。

なんと、食堂シーンに登場する店のおばあちゃんは、松本さんをモデルにしているのだとか!

人気の定食は、その日のおかって当番の方がおかずを決めるそう。

この日のメニューは、たけのこにイタドリ、きびごはんなど地元野菜がふんだんに使われたヘルシーなラインナップ。

もう少し暖かくなると山菜の女王と呼ばれる「こしあぶら」がメニューに並ぶそう。

春が来るのが待ち遠しいですね!

また、日によっては水車で挽いた蕎麦粉を使用した「そばがき」も登場するのだとか。

この日は残念ながら食べられなかったので、また次回!

天気の良い日は、広々としたウッドデッキでのお食事がおすすめです。

密にならず、風通しの良いテラスからの眺めは最高。

山間の風はまだまだ冷たいけれど、ぽかぽかした日差しを浴びながらおいしい定食をいただいていると、身体の芯から元気が湧いてきます!

 

水車の回る風景を再生

建物の下には水車小屋が。

石臼でゆっくりと挽くので摩擦が少なく、水車挽きの蕎麦は香りがひときわ高いそう。

こちらの水車小屋は、ふれあいの里のオープンと同じタイミングで、地元の大工さんによって建てられたもの。

かつて柳野地区にはたくさんの水車が回っていたのだとか。

「もう水車を建築する技術を持った人が少なくなってしもうたきねえ…」と話す松本さん。

水車の近くの小さな小川のほとりには、たくさんの桜の木が。

夏には子どもたちの絶好の遊び場になるのだとか。

いたるところで水車が回る昔の柳野の風景を見ることはもうできませんが、いまも柳野の暮らしの記憶は残り、水車は今日も回り続けます。

「柳野は、人がオープンです。みんなが手を取り合い、若い世代にこの場所をバトンタッチしていきたい」と語る柳野地区長・渡辺さん。

渡辺さんの言葉通り、マスクの下には穏やかな笑顔があふれている柳野の皆さん。

地元の名産であるイタドリや山菜、蕎麦を使った加工品の製造に力を入れていくほか、コロナが落ち着いたら季節のイベントを再開できるよう、準備をすすめています。

そのほか、「シュウカイドウ」と呼ばれる花の群生地など地元の人しか知らない秘密のスポットや、近くのおすすめのお店も紹介してもらうことができました。

 

いの町柳野を訪れたら立ち寄りたいパン屋さん「むすびぎ」

取材の帰りに立ち寄ったのは、最近オープンしたというパン屋「むすびぎ」さん。

高知に移住してきた店主の方が、ひとりで切り盛りされているパン屋さんです。

国産小麦やきび砂糖など、厳選した材料で丁寧に作られたパンたち。

並んでいる姿すらいとおしい・・・!

高知ならではの帽子パンがあるのも、なんだか嬉しいですね!

人気商品は、チョコレートとカスタードの2種類からなるコロネ♡

今回はカスタードクリームを買ってみたのですが、こんがり焼かれたパン生地に、淡い卵色のもったりとしたカスタードクリームの組み合わせがたまりません。ふんわり軽い生地と、クリームのやさしい甘みのバランスが絶妙です。

オープンと同時に行列ができる日もあるという人気っぷりにも、納得。

美しい自然の景色と地元の方のおもてなし。そしておいしいごはん!

暖かくなるこれからの季節、柳野に遊びにいってみてはいかがでしょうか。

 

ふれあいの里柳野

住所:高知県吾川郡いの町小川柳野大黒田2482
営業時間:午前9時~午後5時
定休日:火曜日・金曜日
TEL:088-868-2148

 

パン屋 むすびぎ

住所:高知県吾川郡いの町小川柳野849-1
営業時間:午前11時〜午後5時
定休日:日曜日・月曜日・火曜日

 


情報提供:リョーマの休日キャンペーン推進委員会
高知県観光キャンペーン「リョーマの休日」特設サイト

https://kochi-experience.jp/

インスタグラム@naturallykochi

大自然を体感するアクティビティをはじめ、カツオの藁焼き体験や、土佐和紙の紙すき体験など、地元の人とふれあいながらほっこり楽しむことができる体験プログラムも充実し、訪れる人それぞれが、魅力的な休日を堪能することができます。

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