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カツオ人間から新規開店のお知らせ!大阪梅田の『KITTE大阪』に高知のアンテナショップ「SUPER LOCAL SHOP とさとさ」がオープン!
この情報は2021年12月8日時点の情報となります。
これまでたくさんの記事をご覧いただいている「高知家の〇〇」ですが、その中でも人気だった記事や、まだまだみなさんにご覧いただけていないおススメ記事を「Back To 高知家の20○○」としてご紹介します!
今回は2020年12月6日にご紹介した、黒潮町大方にある道の駅で食べられる「カツオたたきバーガー」の記事です。
これまでご愛読いただいている方も、初めて来たよという方も、是非お楽しみください!
「カツオたたきバーガー」である。
いくら高知はカツオのたたきが名物だからといって、ハンバーガーにすることはないじゃないか。
味の想像がつかない。
バンズと合うのか? トマトと合うのか?
想像がつかない。
世にフィッシュバーガーは数多くあるけど、どれも白身魚である。
カツオで作るのは、無理があるのではなかろうか。
450円と高めの値段でもある。
さらには、このバーガーは高校生が考えたという。
ますます不安になった。
この「カツオたたきバーガー」は、道の駅「ビオスおおがた」で、唯一食べることができる。
「ビオスおおがた」のレストラン「ひなたや食堂」に入って注文したが、店内を見回しても、誰も食べていないじゃないか。
ますます心がざわついた。
やがて登場した「カツオたたきバーガー」は、威風堂々としている。
凛とした佇まいでもある。
大きく開いたバンズの間には、レタスにトマト、玉ねぎに挟まれて、鰹のタタキが鎮座していらっしゃる。
まさかケチャップは入れてないよな。
不安になりながら、ただちにかじりつく。
その瞬間に笑った。
そして思った。
「肉のパテ(ハンバーグ)いらないじゃん」。
カツオの炙った香りが最初に来て、次にみずみずしい玉ねぎが弾け、トマトの酸味や紫蘇の香りが漂う中、カツオの鉄分豊かな味わいが広がる。
そこを微かに辛子マヨネーズが引き締めるのが心憎い。
バンズとカツオの相性もいい。
そしてカツオは、たった一切れしか入ってないのに、主役としての役目を十二分に果たしている。
あらためてカツオの力を見直した。
入っている具材のバランスが良く、すべてに意味がある
女子高生の発想と軽んじていた自分を恥じた。
声を大にしていう。
高知を旅するなら、一度は「ビオスおおがた」に寄って、「ひなたや食堂」で「カツオたたきバーガー」を食べんしゃい。
高知県幡多郡黒潮町浮鞭「道の駅ビオスおおがた ひなたや食堂」にて