「高知家」自慢 川柳2019　638句の中から選ばれた入選作品は高知家の･･･｢あるある｣

第一生命保険株式会社が1987年から毎年開催している「サラリーマン川柳コンクール」。サラリーマンの悲哀やユーモアが混ざった作品に、思わず共感してしまったり、クスッと笑ってしまったことがある方も多いのでは？そのサラリーマン川柳の地元版「地元サラリーマン川柳」が、今年高知で初めて開催された。そのテーマは、ずばり「高知家」自慢だ。

「高知家」自慢川柳2019募集開始の記事はこちら⇒ここで一句！高知版サラリーマン川柳「高知家自慢」大募集

いったいどんな「高知家」自慢が詠まれたのか･･･「高知家」自慢 川柳2019 入選作品をご紹介！入選作品の「高知家」自慢に、高知県民の皆さんは「あるある！」「そうそう！」と共感、もしくは失笑してしまう力品ばかり。

応募作品638句！

地元サラ川2019は全国の23都道府県で開催され、高知の応募作品数は638句。北海道の4,374句、神奈川県の1,051句、宮城県の684句に次ぐ数の応募をいただいた。ご応募いただいた皆さまありがとうございました！

厳正なる審査の結果、638句の中から大賞1作品、優秀賞10作品、佳作賞20作品が決定したぞ！

入選作品発表！

【大賞:1作品】
「金はない」　されど酒飲む　金はある　

大賞に輝いたのは、「高知といえば、お酒」というイメージどおりの句。お金がないのにお酒を飲むお金はあるとは･･･果たして高知家自慢なのか！？と首を傾げている、あなた。お酒を酌み交わせばみんなぁ高知家の家族になる高知県。これはもちろん高知家自慢なのだ。

【優秀賞:10作品】
けんかして　電車に乗れば　「ごめん」行き
高知です　言ったとたんに　酒つがれ
会社辞め　脱藩したと　父は言い
はりまや橋　どこ？どれ？あれが？　通り過ぎ
高知では　乾杯すれば　みな家族
どこいこう　結局最後は　ハイ　イオン
よさこいで　「ぢんま」も「ばんば」も　蘇る
高知発　世界を守る　アンパンマン
ようきたね　座るそばから　まあのみや
又来るが？　そんなに好きなら　住んでみや　

【佳作賞：20作品】
宴席が　終わって初めて　自己紹介
はし拳に　負けて嬉しき　酒を呑む
サンボンバー　土佐弁わかった　三本か
まぁ飲みや　一度座れば　もう家族
三段腹　高知家ごはん　うますぎる
血圧と　ゴルフのスコア　高どまり
土佐グルメ　ひろめ財布も　口を開け
ニンニクの　匂いも気にせぬ　土佐のまち
四国には　高知家という　名家あり
朝喫茶　昼はカフェめし　夜ひろめ
エコな場所　エアコン要らぬ　龍河洞
一呼吸　置かぬ返杯　土佐の酒
酒の席　返杯回数　親密度
伸ばした手　掴むは夢か　可杯か
ダイバーと　魚の楽園　柏島
高知では　女も一升　平気やき
冬が来て　脂乗る妻　清水サバ
遍路地で　だるま夕日と　にらめっこ
よさこい祭り　補聴器外し　若返る
カツオ節　亭主も上手く　使う妻

入選作品は、お酒やはりまや橋、よさこいにひろめ市場など、高知が自慢できるヒト・モノ・コトにサラリーマン川柳の特徴であるユーモアが混ざって完成した高知家自慢の川柳ばかり。高知の日常や高知県民の朗らかさ、豪快な人柄が感じられ、まさに「高知家」自慢の作品が粒揃いだ。

表彰式開催

今日、1月16日に県庁で表彰式を開催し、大賞と優秀賞の受賞者に表彰状授与と高知県産品が贈呈された。

大賞を受賞した雅号Mさんは、実体験から受賞作品をつくられたという。「高知県民って普段はお金がなくても、飲みに行くとなったらどこからかお金が出てくるからね。」と話す。

今回入選した、大賞と優秀賞の11句は「第33回サラリーマン川柳全国優秀100句」の選考対象になる。高知家自慢の川柳が全国でお披露目されるかも！？
入選作品は、第一生命保険株式会社地元サラ川2019特設サイト（1月23日（木）10時公開）のほか、高知県庁1階玄関ホール（1月30日まで）、高知県地産地消・外商課ホームページで紹介しているので、何回読んでも笑ってしまうサラリーマン川柳を楽しみ、心をリフレッシュしてみてはいかがだろう。

【お問い合わせ先】
第一生命保険株式会社高知支社
住所：高知市南はりまや町1-2-2
TEL：088-823-2555（午前9時～午後5時）
営業時間：午前9時～午後3時半