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「えびす商店街」で自分のお店をオープン！新風を吹かせる開業希望者募集

「えびす商店街」で自分のお店をオープン！新風を吹かせる開業希望者募集

この情報は2019年6月17日時点の情報となります。

香美市土佐山田町にある「えびす商店街」。近年、この商店街で食を中心とした新たな店舗が増えてきている。開業を目指し、この場所でチャレンジしたい方を募集中だ！

1 レトロな雰囲気が異国感に
2 地域イベントも開催
3 ふらっと中町チャレンジショップ
4 商店街を盛り上げるチャレンジャー募集
5 問い合わせ

香美市土佐山田町にある「えびす商店街」。平日は人通りが少なく、シャッターが降りている商店も多い。しかし、この商店街が持つちょっとレトロな雰囲気が魅力となり、新しい出店が相次いでいるという。

えびす商店街に、新しい風を吹かせているのが、Royal Niboshi coffee stand（カフェ）、土佐ろっこん（京料理）、いちばんぼし（居酒屋）、DADA NUTS BUTTER（加工品・軽食）などのお店。なぜえびす商店街に出店したのか、その理由を探った。

レトロな雰囲気が異国感に

新しい店舗はどれも店主の思いがつまった魅力的なお店。その中から、「DADA NUTS BUTTER（ダダナッツバター）」をご紹介！

「DADA NUTS BUTTER」は、2018年10月20日にオープンしたナッツバター専門店だ。店内の奥にある工房で製造し、作りたてのナッツバターを店内で販売している。製造から行っているので、一歩店内に入ると、ナッツの香ばしい香りが漂っている。

ナッツバターというと、パンに塗るピーナッツバターを想像するが、ここで販売するナッツバターは、全く違う商品。ナッツを丁寧にローストし香りを高め、すりつぶしているのだが、バターなどの動物性脂肪を含まず、ナッツに含まれる良質な油分により滑らかなペースト状になるのだ。砂糖などの甘みは加えられていない。
そのため、こちらのナッツバターは料理やドリンクのコクや風味付け、アクセントなど万能に使える。

おしゃれな包装のナッツバターが店内に陳列されている。

ナッツバターが日本には馴染みのないものということもあり、「他にない異国感」を大切にしたいと思い、内装や商品パッケージ、スタッフの制服にもこだわっているという。

－「えびす商店街」に出店してどうですか？
お客さんがわざわざ来たくなるようなお店作りをしようと、この場所を選びました。地域の方もウェルカムで協力的なので、土佐山田に出店してよかったと思っています。

－開業を考える人へのアドバイスをお願いします。
周囲にやりたいという想いを伝えること。そうすることで周りも協力的でした。私たちと同じ熱量を持って、面白がりながら取り組んでくれる人が周りにいたことで、どんどんと次への展開に繋がっていったように思います。「これだ」と思ったら行動してみる。これにつきますね。

地域イベントも開催

えびす商店街では商店街の活性化を目指し、イベントを開催している。

ゑびす昭和横丁
2003年から開催されているイベントで、えびす商店街の空き店舗を利用して、昔懐かしいお店を再現。昭和時代にタイムスリップしたような商店街に変身する。クラシックカーの展示や、月光仮面も登場し、子供から大人まで楽しめるイベントとして県内外から大勢の方が訪れているという。

香美バル
土佐山田駅周辺の多くの飲食店を巡る、グルメイベント。５枚つづりのチケットと専用マップを持って、楽しく食べ飲み歩きしながら飲食店をハシゴする。参加店はカフェや居酒屋、barなど、香美市の気になるお店が多数参加している。

ふらっと中町チャレンジショップ

将来の開業を目指している方におすすめなのが、お試し開業できるチャレンジショップだ。

元々スーパーだった空き店舗を利用し、交流施設としてリニューアルオープンされたのが「ふらっと中町」。近所の高齢者や小学生の交流の場となっているが、2015年9月からこの一角に「チャレンジショップ」店舗を開設。新規開業を目指す方の育成を行なう環境も整えているという。

商店街を盛り上げるチャレンジャー募集

地域内外のコミュニティの場として、核となっているえびす商店街。この商店街を一緒に盛り上げてくれるチャレンジャーが求められている。

チャレンジショップに出店して、自分のお店の方向性を確認しつつ、地域とのネットワークを作る。その後、うまくマッチングすれば商店街の空き店舗で開業！という夢も実現するかもしれない。まずはチャレンジショップから一歩目を踏み出してみてはいかがだろうか。昭和レトロなえびす商店街は、新しい風が吹くのを待っているぞ。