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【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2017年8月13日時点の情報となります。
高知ツウに聞いた「夜の高知を満喫できるプラン」とは…東京女子は満足できるのだろうか?
「日本一お酒を飲む県」としても知られる高知県には、美味しいお酒やお酒に合う料理がいっぱい!
でも、初めて高知県へ行く人はいろいろな店がありすぎて、どこへ行けばいいのか分からないことも…。
最近高知に興味を持ち始めた、東京在住の女子もそんな悩みを持つひとり。
「お酒の強さには自信があるので、酒豪県高知を満喫できるプランが知りたいんです!」
と語る彼女を満足させるべくお呼びしたのは、高知県と東京都を半々ぐらいで行きかう高知ツウの男性。
東京も高知も知り尽くした彼ならば、きっと東京都民も大満足のプランを立ててくれるに違いない!
…ということで夜の高知ツアーをお願いし連れていっていただいた1軒目は、高知市の中央公園近くにある「ゆう喜屋」。
店構えから“スゴい”という感じがビンビンするこの店、ここは1軒目の店には欠かせない要素が完璧にあるのだという。その要素とは「魚がウマい」ということ。
カツオの消費量日本一でもある高知県では「カツオが美味しくない店は続かない」と言っても過言ではない。
そのため、カツオをはじめとした魚介類が美味しい店こそ、高知県民も納得の一軒目にふさわしい店なのだという。
さっそく入店し、おまかせで注文すると…出てきたかつおにビックリ! なんとたたきになっていないのに、皮つきで出てきたのだ。
これは銀づくりという手法で、あえて皮を残しているので食感や皮と身のあいだの脂を楽しむことができる。
もちろん超絶新鮮でないと生臭くなってしまうので、かつおの名産地である高知県でないと食べられないシロモノだ。
そのほかにもあわびと見間違えるほど大きな『とこぶし』(味もあわびに勝るとも劣らないウマさ)や…
脂も旨味もMAXの『清水さば』をいただき、女子のテンションも最高潮! お酒が進みまくりでやばいことに。
さっそくいい感じになってきたので、1時間ほどで2軒目へ向かう。
お次の店はおびやまち小路の「たに志」。一見普通の大衆居酒屋だが、ここでも料理が出てきて“格の違い”を知ることに。
まず最初に注文したのは、アジの刺身。見た目は普通のアジの刺身だが…
さばく前の状態を見せてもらうと、ムチャクチャデカい! サバぐらいあるんだけど(笑)
お味はトロかと思うぐらい脂ノリノリで、口に入れた瞬間トロけてしまう。こんな食感のアジを食べたのは間違いなく初めてだ。
こちらの店は玉子焼きも絶品で、高知県産のニラがたっぷり入って激ウマ! かつお出汁との相性もバッチリでたまらない…。
1軒目「魚がウマすぎる高級割烹」という感じで、2軒目は「魚と家庭料理が美味しい家庭的な居酒屋」。こうなってくると3軒目も超楽しみである。
3軒目は、蓮池通りにある中華料理店「宝永」。あれだけ食べて飲んで餃子はヘビーじゃないっすか? とやや楽しみさが減ってしまったが、それは最初だけであった。
マスターがドヤ顔で出してきた餃子は、お世辞抜きで「30年生きてきたなかで一番ウマい餃子」だったのだ。
薄皮でこぶりな餃子は「餃子は飲み物!」と言えるぐらいスルスルっと入ってしまい、いつの間にか皿がカラになっているほど。
冬限定というフワフワの焼売も絶品で、マスターひとりで営業されているとは思えないクオリティの高さだ。
70歳近いとは思えないほど若いマスター、餃子を美味しくする秘訣は季節により餡の野菜を変えたり、包丁を毎日研ぐことだそうだ。うーん…町の中華料理店とは思えないこだわりである。
3軒目まで大満足で終わった高知の夜の飲み歩き。東京では絶対に体験できない面白さだった。
コレは高知県民がお酒大好きなのも納得だわ! だってつまみになる料理も美味しすぎるのだから。
※情報提供※ しらべぇ