グルメ
美味しいヘルシーな「高知家の朝ごはん」銀座のアンテナショップで買って作っていただきます!
この情報は2020年10月11日時点の情報となります。
立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スイーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす美食家・食べ歩きストのマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。今回は、マッキー牧元さんが食べ歩いたお店の中から、Go To トラベルで高知にいらっしゃる方に、是非食べていただきたいご当地メシ3店舗をご紹介。
Contents
前回の記事では、高知で旨い戻りガツオを食べられるおススメ3店舗をご紹介しましたが、今回はガラッと変わってB級ならぬオススメご当地メシ3店舗をご紹介。
前回記事▶▶「カツオならここで食え!Go To カツオ! Go To 高知!」
高知と言えば、カツオをはじめとした美味しい魚が食べられるイメージだと思いますが、いえいえ、それだけじゃありません。
ビジュアルインパクト絶大のハンバーガーから、県民熱愛のテイクアウト弁当に焼きそばまで、まだまだ奥深い高知の食をご覧ください。
高い。
日本ハンバーガー界で最高峰ではないだろうか。
目の前にそびえ立っているのは、高知「5019 PREMIUM FACTORY(ゴーイング プレミアム ファクトリー)」の「龍馬バーガー」である。
龍馬と名付けるからには、日本一のハンバーガーを作らないかん。
そう思ったのだろうか、気合の入り方が違う。
運ばれた瞬間に圧倒され、これは真剣に心して食べなくてはいけない、と思った。
「龍馬バーガー」の構造は、バンズ、パテ、チーズ、ナス、カツオフレーク、ピーマン、トマト、卵、レタス、バンズとなっている。
カツオが何よりの、他にはない個性だろう…
もっと読む▶▶「日本ハンバーガー界最高峰!?そびえ立つ高知『龍馬バーガー』の気合」
高知でコンビニに入って、目が点になった。
店内に、ほっかほっか亭のような、弁当注文コーナーがあり、さらに奥には、厨房まであるではないか。
これが高知県人の隠れソウルフードといわれる、「チキンナンバン」を輩出した店、「くいしんぼ如月」である。
創業41周年、高知県人なら必ず食べたことがあるどころか、週一回以上食べていたという家庭が多いと聞く。
例えば、大学受験を経て県外の大学に行く高校生が、別れを告げにくる。
「県外に行っても、チキンナンバン食べるきね」。
「県外には如月、無いきよ」。
「えっ?」と、驚くという。
多くの高知県人は、日本全国に如月のチキンナンバンがあると信じて育つのであった…
もっと読む▶▶「高知県人のソウルフード『くいしんぼ如月』のチキンナンバンを、いちどは食わんといかんの巻き」
「わわわ」。
自分の目を疑った。
ここは、店も人家も無き街道に、ぽつりと店を構える、高知県香南市夜須町にあるお好み焼き屋、「廣末屋」である。
「焼きそばがおいしいんです」と、誘われてやってきた。
メニューには、「焼きそば」、「塩焼きそば」、「ニラ塩焼きそば」とあるが、ここではなにがどうあっても、「ニラ塩焼きそば」を頼まなくてはいけないという。
頼むと、お母さんが鮮やかな手つきで作り始めた。
豚ばら肉を炒める。
イカゲソ、玉ねぎと人参、ニラの茎部分を入れて炒める。
その上に麺を載せ、塩ダレを投入して、炒め合わせる。
麺の薄黄色、人参のオレンジ、玉ねぎの白、豚肉の茶色、そしてニラの緑と、色のバランスもいいニラ焼きそばだなあ。
そう思っていた時である。
お母さんは、右手でニラの葉を大量につかむと、ドサっとその上にかぶせた。
「えっ? そんなに入れちゃうの?」。
もはやニラしか見えない。緑一色である…
もっと読む▶▶「高知の濃ゆい焼きそばに恋をしたの巻~第一弾」
それぞれテイクアウトもできるご当地メシ。
高知市の桂浜や五台山、香南市のヤ・シイパークへのお散歩お出かけのおともに是非どうぞ!