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この情報は2020年3月20日時点の情報となります。
誰でも手軽に取り入れられる、スマートフォン撮影の小ワザをご紹介する「#高知家写真部」。部を代表して撮影のテクニックをレクチャーするのは、高知家のポスターも撮影したプロのフォトグラファー・中村理生さん。
高知市内を一望できると人気の五台山公園 展望台は、美しい景観が望めるデートスポットとしても有名。日中は高知の青空と街並みに、グラデーションがかった夕景、夜は街の光り輝く夜景と、時間によって異なる表情を見せてくれることから昼夜を問わず多くの人が足を運びます。今回はこの展望台を舞台に、風景写真と夜景写真をキレイに撮るための方法をご紹介します!
目次
1960年代〜1980年代まで、「五台山頂上」と「青柳橋西詰め」をつなぐロープウェイの乗り降り場として使用されてきた、五台山公園の展望台。市内が一望できるこの場所では、日中は高知の美しい青空とともに、街の風景を写真に収めることができます。
こうした高台から風景を撮影する場合、どうしても目線からの位置でカメラをカマエがち。ですが、少し高い位置から撮影をすることで、より空間を広くみせつつ、背景の街並みをダイナミックに表現することができます。
望遠鏡を覗き込む人物の背後から、少し高い目線で撮影。スマートフォンの広角モードなどを使って、空間を広く見せることがポイント。
もうひとつ気をつけるべきポイントは、青空と人物、街並みのバランスです。青空・人物・街並みを縦に並べてみたときに1:1:1程度になるようにすると、よりバランスの良い写真に仕上がります。実際に中村さんが撮影した写真をチェックしてみましょう。
人物がカメラの方を向いてポーズをとっている記念撮影もいいですが、あえて望遠鏡を覗き込んだ状態の人物を、背後から少し高い目線で撮影。より雰囲気のある写真に仕上がりました。
同じ場所にカメラをかまえて撮影するのもいいですが、時間帯ごとに異なる風景を撮影するのも楽しみのひとつ。高知の街を彩る夕景や、日没の直前に空が淡いグラデーションに包まれる時間帯「マジックアワー」の撮影もオススメです。太陽が沈む場所を意識して撮影場所を変えながら、自分だけのアングルを探してみましょう。
日没時間が近づくとともに、高知市内は茜色の世界に包まれます。少し突き出た展望台も街並みとからめて撮影することで、雄大な夕焼けとともに、広々とした空間を表現することができます。
暗い時間帯の撮影では、シャッターを押す際のちょっとした振動でも写真に影響が出る場合があります。街の光がブレてしまい、せっかくの写真が台無しになってしまうことも。
夜景写真をベストな状態で写し込むためにも、撮影するスマートフォンを固定することが成功のカギとなります。三脚が無い場合は、バッグや中身の入った缶ジュースに立てかけるなど、身近なアイテムで代用することも可能。展望台は強い風が吹くことがあるため、カメラを設置する際は十分にご注意を!
日没後は、お待ちかねの夜景撮影。このとき、カメラのタイマー機能を使ってシャッターを切ることで、余計な振動を抑えることができるのでオススメです。手ブレに気を使って撮影することで、街の光がはっきりと写った美しい夜景写真を撮ることができます。
・高台での撮影も、高い目線からの撮影を心がける
・空と街並みと人物のバランスは、1:1:1を意識する
・日中と夕方、夜間で景色が変化するので、いろいろな目線から撮影を
・カメラをしっかりと固定し、タイマー機能を駆使して手ブレを防ぐ
ちょっとしたテクニックさえ知っておけば、スマートフォンで撮影する写真はもっとステキになる。高知旅行の想い出をキレイな写真に収められれば、旅はもっと楽しくなるはずです! みなさんもぜひ、高知県内で撮影した写真にハッシュタグ「 #高知家写真部 」を添えて、SNSでシェアしてくださいね!
【ロケ地情報】
五台山公園 展望台
住所:高知県高知市吸江210-1