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「土佐酢みかん」の季節がやってきた!香りと酸味を楽しむ土佐の酢みかん&土佐寿司祭り

       

この情報は2019年11月2日時点の情報となります。

ベジタブルコミュニケーションをコンセプトに掲げ春野町で農業を営む長崎雅代と、エディター&ライターそして文旦アンバサダーの松田雅子が、10月14日に開催された「土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」の様子をお届けします!

昔から、高知では気の利いた人のことを、「酢が効いちゅう」と言って褒めます。

それだけ高知人は、酒が好きだけど酢も好きな県民なんです。

ジメジメ暑くなる6月頃から、花柚(はなゆ)が出始め、メジカの新子の季節到来とともに、ブシュカン、リュウキュウの酢物などで暑い夏をさっぱり乗り切り、秋になると、直七、柚子などで、秋刀魚の塩焼きや、鍋料理。冬至にはお風呂に柚子を浮かべて楽しむ、土佐酢みかん文化。

10月14日に、「こうち食べる通信」主催、土佐学協会共催で開催された、「土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」には、県内外、そして海外から約190名の酢みかん好きが集結。

会場の城西館に、約30種もの高知県下で栽培された酢みかんが並び、

ツガニ素麺やカツオのお造りなど、様々な酢みかんを使った料理や、

リキュール、カクテル、

土佐田舎寿司、

東洋町に伝わる郷土料理の、こけら寿司などを味わい楽しみました。

参加者は会場いっぱいに広がった様々な酢みかんの香りと酸味の違いに感動しながら、自分好みのものを見つけ、お酒と合わせるなど、新しい楽しみ方を探っていました。

県内の飲食店やバーなどでは、まだしばらく旬の酢みかんを使った料理やドリンクが楽しめるので、高知の方も、観光でいらっしゃる方も、是非味わってみてください。。

 

文・長崎雅代 /写真・松田雅子 他