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この情報は2019年10月3日時点の情報となります。
高知県のいろいろなところを取材しては、高知家の魅力をお伝えしてきた高知家の○○取材班。今回はその取材の中で出会った素敵な方々のところに押しかけ、高知の魅力、高知の食材や素敵なお店、高知への思いなどを語っていただきます。
高知家の家族へのインタビュー企画「高知とわたしと高知家と」。第2回は、O-SHIKOKU合同会社代表の岡林雅士(おかばやしまさし)さんです。20年以上にわたり関わってきた観光旅行業の経験を活かし、高知県を盛り上げるため奮闘されています。
―今回のインタビューは日曜市を巡りながらですか?
岡林さん:日曜市ってすごく楽しいじゃないですか。1.3km、400店舗以上ですよ。全部見てまわれば、すぐに1時間ぐらいたってしまいます。300年前から続く高知の大事な文化ですよね。
この日曜市をもっと楽しもうと企画したのが「日曜市キッチン」という体験型グルメツアーです。どれだけ魅力的で新鮮な野菜や果物、干物などがあっても、観光客の方は持ち帰ることは難しいですよね。ならば、その場を提供しましょうというのが「日曜市キッチン」です。日曜市を巡り購入いただいた食材を、その場で調理して、土佐の美味しいお酒とともに楽しんでもらっています。新鮮な高知の食材に、観光客のみなさん大喜びですよ。
―岡林さんの高知のおすすめの食べ物はなんですか?
岡林さん:小さい頃から芋けんぴは大好きですね。ポリポリ、ポリポリと食べてたら、すぐ無くなってしまいますよね。ある程度の量は常備しとかないとだめですね。
そう、日曜市ならば「冷やしあめ」も外せませんね。これも小さい頃からの楽しみです。生姜を入れてグイっといけば、もうたまりませんね。
―今また新しい取り組みをなさっているんですよね?
岡林さん:高知県内の「つくる人」を特集した情報誌と、食べものの「オマケ」がセットで定期的に届く 、「こうち食べる通信」を2019年5月に創刊しました。
高知県は、世界に誇れる食材や生産者がいながら、その素晴らしさを効果的に伝えることが出来ていないというジレンマを持つ事が多くありました。地方特有の情報発信の弱さや人材不足からだと思っています。
そこで「日本食べる通信リーグ」という一般社団法人が統括し、国内外合わせて41の地域で発行されていることを知り、「食べる通信」高知版を創刊できないかと動き始めました。そして今年5月に、私たちのチームで創刊することができました。
こうち食べる通信のコンセプトは「動きたくなる情報誌」です。「食べる人」と「つくる人」を繋いで、関係人口を増やそうというものです。僕はさらに、高知に来る(動く)人、「関係交流人口」を増やしたいと思っています。
高知のものを現地で味わっていただくことで発生する、さまざまな経済効果(宿泊・飲食・物産販売・交通・文化・観光施設)を期待していますし、マイナスとして捉えられがちな”遠い”という立地条件を ”わざわざ” 行きたいという動機に変換させる力にもなると確信しています。
―最後に高知家のみなさんに一言お願い致します。
岡林さん:僕の夢は、高知の、そして高知家のみなさんの魅力をより多くの人に伝えることで、高知にもっとたくさんの人を呼び込むことです。そうすることで消費をさらに産み出して、今がんばっている方々はもちろん、これから生まれてくる子供たちを含めたみんなで幸せになることです。
高知県にはそれだけのポテンシャルがあり、まだまだ新しい試みも出来ると思っています。僕もそうですが、ひとりひとりがいろいろなことを考えていると思うんですよね。その中で同じ想い、志を持つ方たちが集まれば、すごい力になると思うんです。きっとみんな高知が好きなはずですからね。
みなさん一緒に高知家を盛り上げていきましょう。
岡林雅士(おかばやしまさし)48歳/O-SHIKOKU合同会社 代表
高知県高知市出身。2018年観光創造業を主とする会社「O-SHIKOKU合同会社」を立ち上げ、高知県の観光・食を盛り上げるための活躍している。2019年5月には、高知県の食のつくり手を特集した情報誌と、そのつくり手が収穫・生産した食材がセットで定期的に届く「こうち食べる通信」を創刊。
こうち食べる通信
HP:https://www.kochi-taberu.com/