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この情報は2019年8月17日時点の情報となります。
坂本龍馬が生まれ育った街、高知市上町にある『CHOCOZEYO(チョコゼヨ)』。チョコを作り始めたきっかけは、オーナー自身が出場するボディビル大会にむけての減量のためだった。ヘルシーでサスティナブルなチョコレートとは、果たしてどんなものなのか?
2017年7月にオープンしたビーントゥーバーチョコレート専門店『CHOCOZEYO』は高知市上町にあるお店で、青い屋根が目印だ。店主の森田さんは、故郷である高知でチョコレート屋さんの経営をしながら、撮影コーディネーターをこなし、さらにはボディビル大会の出場経験もあるというお方。
なぜチョコレートを作ろうと思ったのか、始めたきっかけや商品についてアレコレ聞いてきたぞ!
-ビーントゥーバーチョコレートってなんですか?
森田さん:ビーントゥーバーチョコレートは、カカオ豆から板チョコになるまで全ての加工工程を同じ工房で手作業したチョコレートのことです。
–ビーントゥーバーチョコレートを作ろうと思ったきっかけは?
森田さん:50歳になる前にボディビル大会にチャレンジしたんですが、そのときの減量は人生でいちばん過酷でした。醤油、塩、砂糖の使用もできず炭水化物も制限されたんです。そのときの苦労が、後にお店のチョコレートを誕生させる大きなきっかけとなりました。
–東京が拠点なのになぜ高知で?
森田さん:もともとは東京での製造を考えていて、たくさんの知り合いに声をかけたんですが計画が頓挫。しかし、この機会を逃すと波に乗ることができない!と考え私の生まれ故郷である高知でオープンすることにしました。
–CHOCOZEYOで作られているのは、どんなチョコですか?
森田さん:栄養価も高く、糖質も少なく安心安全に食べられる。また、ダイエット中の人も罪悪感なく食べられる夢のようなチョコレートを理想としています。
森田さん:甘味は、ヤーコンやステビアなど植物を乾燥させたものを甘味として使用しています。副材料には高知県産の黒糖や天日塩、ゆずや生姜などを使っています。
–スーパーで売っているカカオ70%と書かれた商品とは違うのですか?
森田さん:市販の70%はカカオ豆から採れたものをカカオバター、カカオパウダー、カカオマスなどを入れて70%。だけど、ビーントゥーバーチョコレートは豆だけで70%なんです。なので本来の味が楽しめるわけです。
–パッケージにもこだわりがあるんですか?
森田さん:世界ではプラスチックゴミ問題に警鐘が鳴らされていますが、CHOCOZEYOの個包装(内包装)は自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解される「生分解性プラスチック」を使用しています。外装紙はアフリカで採れたオーガニックバナナ繊維からできたフェアトレード紙です。
貧困を減らし生物多様性を守り、地球環境に配慮したサスティナブルな農業支援に役立っています。中身は人間の体に優しく、外のパッケージは地球環境に優しいチョコレートがうちの商品です。
–今度の目標はありますか?
森田さん:今後はもっと全国展開したいです。全国の人に知ってもらいたい!まずは高知から。せっかくメディア関係の仕事をしているので、うまくメディアの利用をして情報を拡散できたらと考えてます。
CHOCOZEYOの商品は『CLASSIC』(1,400円/税込)*店舗限定で1,000円/税込、『YUZU&GINGER』(1,400円/税込)、『SALT』(1,400円/税込)、『SUGER FREE』(2,000円/税込)の4種類。
まずは、マダガスカルのカカオ豆70%と黒潮町の黒糖30%のみでできているCLASSICから食べてほしい。市販のカカオ70%は苦味が強いけど、CLASSICは苦味、甘味、酸味のバランスがとてもよく、味は濃いけどクドさがない!
つらい減量の経験があったからこそ生まれたCHOCOZEYO。減量中だけどチョコレート食べたい!という人や、チョコレート大好きな人はいちど買ってみてはいかが?
CHOCOZEYO
住所:高知市上町1-11-1 イトウマンション1階
営業時間:午前10時00分〜午後6時00分
営業日:木曜、金曜日は通常営業。土曜日は午後から営業(10月〜4月)
土曜日のみと店主が高知に戻ってくる週のみ営業(5月〜9月)
*営業日はブログでご確認ください。
お店HP:https://www.chocozeyo.com/
※情報は取材日時点のものです。