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【高知グルメ】120周年を機にリニューアル!酒蔵&ペアリングバー「fumimoto brewery」ほっとこうちオススメ情報

この情報は2023年10月13日時点の情報となります。

高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は四万十町を拠点に日本酒の醸造、販売を行っている酒蔵「fumimoto brewery」をご紹介。

やってきたのは、高知市中心部から西へ車で約1時間の四万十町窪川。

日本酒の醸造・販売を行う文本酒造が今年120周年という節目を迎え、5月1日に「fumimoto brewery」としてリニューアルオープンした。

リニューアルを機に、Paring BAR「お酒屋さん」を敷地内に新設。

既存建物の天井の梁などはそのまま残しつつ、床材に四万十町産あかまつの木を取り入れ、歴史を感じさせる建物ながらスタイリッシュな雰囲気だ。

お酒屋さんでは、日本酒4種類を飲み比べすることができる。

また昼夜通して料理も提供されており、地元食材を使ったトンテキなどの日替わりランチ(1000円)から、地元の井上糀店で造られている米、麦、白味噌の3種類が食べ比べできる「味噌3種 豆腐田楽」(500円)といった酒の肴まで様々。

日本酒は従来の銘柄から一新して、四万十川流域で育った仁井田米「にこまる」と源流の伏流水を原材料とした「SHIMANTO」(2980円〜)が誕生した。

容量は300ml、500mlの2サイズがあり、純米大吟醸造り「SHIMANTO」の火入れ・生原酒と、純米大吟醸造りにごりタイプ「霧の里」の火入れ・生原酒と4種類の味わいを販売している。

お酒屋さんで飲み比べして、お気に入りの1本を探してみるのも楽しそう。

日本酒の醸造を行っている空間は、昔の名残を残しつつ、タンクや冷蔵室などを一新。

また事前予約制の酒蔵見学では、ラベルにイラストや文字を描いて世界にひとつだけのオリジナルデザインが作れるプランも用意されているので、気になる人はHPから申し込みを。

紹介した4種類の日本酒販売に加えて、地元産品などが並ぶ物販コーナーにも注目!

乾き物から駄菓子、チーズなど地元の加工業者が手がけたおつまみ系から、コースターや箸置きといった雑貨まで幅広く取り揃えている。

最後に、fumimoto breweryを継業したあべさん(写真右)とスタッフの池さん(写真左)にお話しを伺った。

-リニューアルによって変化したことを教えてください。

あべさん:酒蔵内に関しては、ペアリングを楽しむスペースを増設したり、日本酒の醸造に必要なタンクや大型冷蔵庫といった設備を導入したりと、色々と新しくしてきました。ですが、一番は日本酒ですね。今回発表した新ブランド「SHIMANTO」は原材料を四万十町産にこだわり、和洋中と色んな食事に寄り添う「究極の食中酒」を目指して醸造しています。味わいは4種類それぞれ違いますが、料理との相性は一貫して良好なものとなっていますので、ぜひお試しください。

-ペアリングバー「お酒屋さん」でのオススメメニューを教えてください。

池さん:料理単体でも美味しいもの揃いですが、日本酒「SHIMANTO」「霧の里」と合わせて楽しむのもオススメしています。もろみチーズや土佐ブリ漬け小鉢といった酒の肴はもちろん、土佐かも鍋やスイーツ類まで用意しており、全てが日本酒と好相性ですよ。また限定10食で提供している「日替わりランチ」は曜日ごとに提供料理が決まっており、「しまんとるこライス」や「マカロニグラタン」など、どの曜日もオススメです!

-最後に読者へ一言お願いします。

あべさん:今年120周年を迎え、心機一転して「fumimoto brewery」として再スタートを果たしました。日本酒の購入からペアリングバーでのお食事や試飲、酒蔵見学からコワーキングスペースとしての利用まで、色んな過ごし方や楽しみ方ができますので、ぜひお気軽に足を運んでください!

今後は甘酒の販売やイベント・企画展、さらには宿泊型の日本酒ツーリズムも予定しているとのこと。今後の動向も要注目!

 

fumimoto brewery

住所:高岡郡四万十町本町4-23
TEL:0880-22-0039
営業時間:午前11時〜午後2時、午後5時〜午後8時
金曜、土曜は11時〜午後9時、日曜、祝日は11時〜午後5時
定休日:月曜、火曜※祝日の場合は営業
P:10台

 

提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/