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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2019年5月8日時点の情報となります。
自然豊かな高知県では、観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を開催中!
今回は梼原町の歴史民俗資料館である「梼原千百年物語り」をご紹介。
雲の上のまち・梼原町の中心部にある梼原町の歴史民俗資料館である「梼原千百年物語り」。
その名の通り、梼原で綴られてきた千百年の物語が紹介されています。
写真右側が「梼原千百年物語り」、左側に隣接しているのは旧町役場を移築した「ゆすはら観光交流案内所まろうど館」です。
和装に身を包んだ渋い出で立ちのこの方は、梼原町のガイドツアー「脱藩の道ウォーク」で案内人を務める若宮さん。
普段は町内で内装屋を営んでいるそうで、梼原町の歴史や文化にとても詳しく、ガイド中も町のことから若宮さん自身のことまで様々なお話を聞かせてくれます。
絵を描いたりプラモデルを作ってみたり、ラッパ隊に所属していたこともあったり、多趣味な方なのでガイドツアー中は話が尽きることがありません。
通常、「脱藩の道ウォーク」のガイドさんは資料館のガイドは行っていないのですが、今回は特別に、若宮さんに館内を案内していただきました!
最初は梼原の歴史が始まった平安時代のコーナー。
当時の衣装が並ぶ中、平安時代から続く梼原町の伝統舞踊「津野山神楽」がパネルや動画で紹介されていました。
若宮さん曰く「神楽は四天の舞に始まって、四天の舞に終わる。全部見終わるのに8時間!その間に天照大御神、スサノオ、大蛮が出てくる。大蛮は子どもを抱っこして舞うんよ。そうすると子どもが賢くなる。」とのこと。
もちろん、写真の子どもは大泣きしています!(笑)
そして、戦国時代や藩政時代が始まります。
こちらは梼原ゆかりの六志士を紹介したパネルです。
前田繋馬、那須信吾、吉村虎太郎、中平龍之介、掛橋和泉、那須俊平ら六人は、明治維新の先駆けとなり、国事に殉じた人物たちです。 彼らを弔うべく昭和10年に建てられた「六志士の墓」は町の指定文化財になっています。
町内には、六志士に坂本龍馬、澤村惣之丞を加えた8人をかたどった群像「維新の門」があります。
今にも動き出しそうなほどの迫力!
言葉はなくとも、表情や姿勢からそれぞれのストーリーが伝わってきます。
こちらのコーナーでは、明治から現在にかけて目まぐるしく変化した梼原の歴史を知ることが出来ます。
聞いたことはないけれど、なんだか懐かしいような音楽が流れています・・
若宮さんに聞いてみたところ、梼原の小学校の歴代の校歌が流れているそうです。
時代ごとのパネルのほか、当時の給食のレプリカやおもちゃが展示されていました!
「僕らぁの時代の給食はこれやった。これがねぇ美味しくないのよ!粉末の・・・」
若宮さんは脱脂粉乳がどうにも苦手だったようです(笑)
昭和30年代の梼原中心地。 車や人まで再現されています。
最後は未来のコーナー。
集落活動センターでの取り組みや、雲の上のまちとしての地域開発など、県内でも特に積極的にまちづくりを進めている梼原町。
そういえば、梼原町で暮らす方とお話しすると、どなたも町への愛情や町づくりに対するやる気に溢れていた気がします・・・
2階では、企画展示室のほか、昔の暮らし道具や民俗芸能、産業用の道具に関する展示を見ることが出来ます。
こちらは梼原町全体を駆け巡る「坂本龍馬脱藩の道」のジオラマ。
「脱藩の道ウォーク」は、町中コースと山越えコースがあり、山越えコースは3時間かけて、この脱藩の道を歩きます。
ちなみに若宮さんが担当されている町中コースは90分程度で龍馬ゆかりの地を巡るスタンダードなコース。まずは気軽に楽しみたい、という方は、町中コースから始めてみると良さそうです!
「梼原千百年物語り」の見学を終えたあとは、ぜひお隣の「ゆすはら観光交流案内所まろうど館」へ!
古い家具・家電が飾られていて、レトロな雰囲気が漂っています。
レンタサイクルも行っているので、ぜひ利用してのんびり観光を楽しんでくださいね♪
※掲載されている情報は2019年1月現在のものです。
情報提供:高知県自然・体験型観光キャンペーン実行委員会
「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」特設サイト
https://kochi-experience.jp/
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心からリフレッシュして、明日へのパワーをチャージする旅をお楽しみください!
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