高知家の◯◯高知家の◯◯ 高知県のあれこれまとめサイト
高知県のあれこれまとめサイト
  • facebook
  • x
  • instagram
  • youtube
 

【高知グルメ】養鶏場直営のお弁当屋さん!宿毛で気になるグルメとカフェ「ちはなの森キッチン」&「林邸」ほっとこうちオススメ情報

       

この情報は2023年2月16日時点の情報となります。

高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ!今回は、養鶏家夫婦が手がける自慢の親鶏グリーンカレーをご紹介!

養鶏場直営カフェ「ちはなの森キッチン」

高知市中心部から西へ車で2時間15分。やってきたのは、宿毛市平田町に2022年にオープンした「ちはなの森キッチン」。

養鶏場「裏庭 たまごとハーブ」を営む川村夫妻が手がける、親鶏とたまごをメインとしたお弁当屋で、毎週木曜日のみに営業している。 

お弁当屋で使う親鶏は、鶏の体に良いエサの調合や、ストレスの少ない放し飼いで育てるなど、愛情がいっぱい注がれた自慢の鶏。

鶏卵のために育てられた鶏だが、食肉としての肉質も良く、旨味が強いのだそう。

土佐ジローをはじめ、3種類の鶏が産むたまごは、どれも一般のものと比べて濃厚で味が強いのが特徴。

獲れたてのたまごはお店で販売しているので、お弁当と一緒に買っていく人も少なくない。

こちらは、看板メニューである、「土佐ジローグリーンカレー」(800円)。

土佐ジローの親鶏をじっくり煮込んだ鶏ガラスープに、土佐ジローのゆでたまご、地元獲れの野菜やお米など、素材本来の美味しさを活かした一品だ。

グリーンカレーのスパイスの香りと、濃厚な鶏の旨味の相性は抜群。

野菜やお米もみずみずしく、大地の力強い旨味がギュッと詰まった味わいに大満足のランチとなった。

ここで、店主の川村さんにお話をうかがった。 

-店名の由来と、オープンのきっかけを教えてください- 

川村さん:娘の名前からとって名付けました。Uターンをきっかけに養鶏を始めたのですが、たまごを産まなくなった親鶏や、美味しいのに大きさなどによって規格外となってしまったたまごに困っていました。廃棄せず、どうにか美味しく味わってもらいたいと思い、飲食店という形でオープンすることになりました。広々とした場所で放し飼いにし、のびのびと育った鶏は、たまごからお肉まですべてが美味しいです。

-その他おすすめメニューを教えてください。 

川村さん:こだわりのたまごを使ったたまご焼きや、たまごサンドはお客さんにも大変好評を頂いております。たまご自体の販売もしているので、ぜひお試しください!

養鶏家夫婦が手がける自慢の鶏&たまごメニュー。オープンは毎週木曜のみなので、この日を目指して宿毛市へ行ってみてはいかがだろう。

 

築130年以上の歴史を誇る建造物「林邸」

食後は、「ちはなの森キッチン」から車で約10分の距離に位置する「宿毛 まちのえき 林邸」へ。

こちらは3代にわたり国務大臣を輩出した名家であり、宿毛の偉人・林有造氏が、明治22年に建築した邸宅。

広大な敷地内には、当時25部屋あったと言われる和風座敷があり、こだわりの造りや政治家の家らしい仕掛け、美しい庭園などを楽しむことができる。

自由民権運動の拠点として、政治家や支援者が集まり交流を図る際に使用された大きな座敷や、客人をもてなすための客座敷、来訪者の見張り番を兼ねた書生部屋、刺客から身を守るための隠し階段など、「明治の要人の邸宅らしい」ポイントが多数点在。

施設内には、資料室のほか、部屋が作られた目的などを記載した解説板も用意されており、読み進めれば、より一層理解を深めることができる。

歴史に触れた後は、併設するカフェへ。

木をふんだんに使った和モダンな空間でいただけるのは、スパイスカレーや、季節で変わるスイーツやドリンク。

写真の「アイスもなか」(380円)をはじめ、宿毛市のパティスリー「Saigo」のケーキ、オリジナルパフェやフロートなど、魅力的なメニューがズラリ。

さらに、店内には雑貨コーナーも。

こちらは「ヒトハコ雑貨店」と名付けられ、小さな区画内にアクセサリーや雑貨、小物類から食料加工品に至るまで、様々なアイテムが揃っており、訪れる人を楽しませている。

ギフトも多数用意しているので、お土産の購入にもうってつけ。

歴史を感じながら、ゆったりとしたカフェ時間を楽しめる「林邸」。季節ごとにイベントなどを開催しているので、インスタグラム(@hayashitei_ca_fe)で最新の情報をチェックしてから訪れよう。

 

ちはなの森キッチン 

住所:宿毛市平田町戸内1223-1 
電話:080-1096-9939
営業時間:午前11時~午後1時
営業日:木曜のみ

 

宿毛まちのえき 林邸

住所:宿毛市中央3-1-3
TEL:本館0880-79-0563、カフェ0880-79-0622
営業時間:本館:午前9時〜午後5時、カフェ:午前9時〜午後4時、シャワー:午前9時〜午後4時30分、トイレ:24時間利用可能
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業、翌火曜休み
P:10台 ※宿毛文教センター駐車場も可、駐輪場あり

 

提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/