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この情報は2021年12月13日時点の情報となります。
自然豊かな森林の町「雲の上の町ゆすはら」こと梼原町の新たな名物、集落活動センターゆすはら東の「ゆすはらイタンポ茶」と「ゆすはらイタンポクッキー」をご紹介します。
目次
高知県高岡郡梼原町は、高知県の北西部に位置する、面積の91%を森林が占める、自然豊かな森林の町である。
町内には、豊かな森林が心を癒してくれる「久保谷セラピーロード」や、梼原川の中平から松原の間を流れる急流「八百とどろ」、日本3台カルストのひとつ、標高1455メートルの「四国カルスト」など見どころが多い。
また、梼原町内には、日本の夜明けを信じ時代を駆け抜けた、吉村寅太郎、那須慎吾ら梼原町ゆかりの六志士の墓が残っている。また、坂本龍馬や澤村惣之条、吉村虎太郎たちが土佐脱藩の際に通った道が、「維新の道・脱藩の道」として整備されており、数多くの歴史ファンが訪れ、幕末に想いを馳せているのだ。
そんな自然豊かな梼原町で、高知県内のイベントへの出店などの活動をしている、「集落活動センターゆすはら東」が売り出しているのが、高知県民の大好物の山菜「いたどり」を使った「ゆすはらイタンポ茶」と「ゆすはらイタンポクッキー」である。
「いたどり」はタデ科ソバカズラ属の山菜で、春になると、道のわきや土手などに多く自生し、炒め煮や天ぷら、白和えなど様々な調理方法で食べられる、高知県民の大好物である。
「いたどり」は「すかんぽ」「かっぽん」「しゃっぽん」「ごんぱち」など各地で数多くの別名を持ち、梼原町では「イタンポ」と呼ばれる。
「イタンポ」の茎や根には、「関節痛やリウマチの緩和効果」や「利尿作用」、「便通の改善効果」などがあり、美味しいだけでなく、身体にも良い。
そんな「イタンポ」だが、2019年、葉の部分にダイエット効果があるポリフェノールのひとつ「ネオクロロゲン酸」が大量に含まれていることが、高知県立大学の研究で分かった。
「ネオクロロゲン酸」の含有量は、同量比較で「ニラ」の55倍、「ホウレンソウ」の3500倍にものぼるといい、筋肉が付きやすくなる一方で、脂肪が付きにくくなることが確認されており、その効果が期待されているのだ。
「ゆすはらイタンポ茶」と「ゆすはらイタンポクッキー」の原材料となるのは、「初瀬の沢渡」という小さな集落で暮らす又川美津恵さん(82)が、細かく刻み、手間と時間をかけながら乾燥させた「イタンポの葉」である。
この乾燥作業にはコツがあり、美津恵さんのようにきれいに干し上げることは至難の業だ。
風通しの良い日陰で、ゆっくりと乾燥させなければ、「イタンポの葉」は白く焼けてしまい、鮮やかな色が保てないという。
「やさしく、やさしく、日光が直接当たらないように、丁寧に乾燥させるんよ」と、美津恵さんは笑うのだ。
ティーパックに詰められた「ゆすはらイタンポ茶」を、じっくり15分~20分煮出せば、香りがよくクセのない味わいを楽しむことが出来る。
「ゆすはらイタンポクッキー」は素朴で優しい味だが、少しほろ苦い「イタンポ」の味わいがアクセントとなり、「ゆすはらイタンポ茶」との相性は抜群だ。
梼原の新しい名物「ゆすはらイタンポ茶」と「ゆすはらイタンポクッキー」をぜひ味わってみていただきたい。
「集落活動センターゆすはら東」では、梼原町の観光客をターゲットに「雲のうえ食堂」の活動を始め、日曜日限定でモーニングの提供をしている。
米や野菜はもちろん、玉子や牛肉も地元産にこだわった、「和食」と「洋食」の豪華なモーニングだ。
営業時間は8:00~10:00。こちらでモーニングをいただいたあと、「ゆすはらイタンポ茶」と「ゆすはらイタンポクッキー」で、ティータイムを過ごされてみてはいかがだろうか。
「ゆすはらイタンポ茶」と「ゆすはらイタンポクッキー」は、オンラインショップ「ゆすはら雲の上ストアー」や、梼原町の「雲の上のホテル別館 マルシェ・ユスハラ」などで購入することが出来る。
また、2021年12月末までは、高知市の「とさのさとAGLI COLLETTO」に設置されている、「【高知県集落活動センター】特産品コーナー」でも販売されているので、この機会に試してみてはいかがであろうか。
集落活動センターゆすはら東
住所:〒785-0644 高知県高岡郡梼原町梼原1437
電話:0889-65-1770
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