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この情報は2021年9月21日時点の情報となります。
学校法人龍馬学園の国際デザイン・ビューティカレッジの学生さんが、「高知家の〇〇」とコラボレーション。高知のご当地パン「ぼうしパン」の記事を4コマ漫画で紹介してくれました。
帽子の形の「ぼうしパン」は、高知県発祥&県民LOVEな定番お菓子パンである。
ミミ部分のサクサクとした食感と、中身のふんわり柔らかな味わいのぼうしパン。老若男女に愛され、昭和30年ごろの誕生以来、現在に至るまで長く愛されている。
「ぼうしパン」が高知で生まれたのは、永野旭堂のパン工場でのことだといわれている。
ひとりのパン職人が、メロンパンを作るときに表面にかけなければならないビスケット生地をかけ忘れ、慌てて発酵後にビスケット生地をかけて焼いたところ、帽子のような形に焼き上がったという、失敗から生まれたものである。
その時、職人たちは失敗をそのままにしなかった。帽子のような形で焼き上がったパンを改良するべく、パン生地をどうするか、砂糖の配分量をどうするかなど、試行錯誤した。こうして生まれたのが、高知のご当地パン「ぼうしパン」である。
発売当初は「カステラパン」なる名前で販売されていたが、お客さんたちから「ぼうしパン」と呼ばれ人気を博したことから、こちらの名称がすっかり定着してしまったのだ。
高知県民にとっては当たり前の存在の「ぼうしパン」であるが、県外では、その存在はほぼ知られていない。
初めて県外に出た高知県民は、その地のパン屋さんに「ぼうしパン」がないことに驚き、「ぼうしパンって高知だけながや」と初めて知るという。
現在「ぼうしパン」は徐々にその知名度を上げていて、県外のパン屋さんなどでも販売されるようになってきている。
またバリエーションが年々と増え、抹茶や紅茶を練りこんだものや、季節ごとの果物を合わせたりと進化している。
愛らしい形の「ぼうしパン」を見かけることがあれば、ぜひ手にとり、味わってみてはいかがだろうか。
しかし、この「ぼうしパン」。甘くてサクサクした「みみの部分」だけをかじり取っていく悪党が現れるので、ご注意いただきたい。