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名物!旬のフルーツに野菜まで 青果店の食材丸ごとかき氷「まるい青果」ほっとこうちオススメ高知ランチ情報

       

この情報は2021年8月23日時点の情報となります。

高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は、暑い日に食べたい!四万十町の青果店で人気のかき氷をご紹介します♪

高知市中心部から車で約1時間、やってきたのは四万十町。

海・山・川と自然豊かな町の特産品は、仁井田米、窪川豚、天然鮎、栗、四万十ひのき…と数えればキリがないほど。

グルメ好きにはたまらないこの町で今回いただくのは、かき氷!

地元の方はもちろん、お遍路さんや県外客も訪れるという噂のかき氷を提供しているのは、こちらの「まるい青果」だ。

まるい青果は、店名の通り青果店。

しかし、レジ付近を見渡してみると早速かき氷メニューを発見!

「さて、何にしようかな?」と順番にメニューを目で追っていくと、フルーツとまと、メロン、柿、新高梨、チョコバナナ、マンゴー、まだまだ続く… なんとその数19種類のラインナップ!

入荷により売り切れるものもあるが、常時18種類前後はオーダーできるのだそう。悩み抜いた結果、今回は「ぶどう」をオーダー。

待つ間に訪れた常連さんにお店について尋ねてみると、「私は、さっぱりしていて大人な味の桃と新高梨がお気に入り。大将の人柄も良いのよ。」と、足繁く通う理由を教えてくれた。

話をしながら待っていると「お待たせ!」という声と共に、かき氷が登場。

カップから溢れるくらいこんもりと盛られた薄い紫色のかき氷の中には、円状の何かが… 円状の何かが… よく見ると、ぶどうらしき断面も見える。

疑問を持ちながらも「食べればわかる!」と、溶けないうちにいただきます。

軽くスプーンを氷に入れてびっくり。スプーンを刺した感覚が、ふわふわなのだ!

たっぷりとすくって口に運べば、繊細な氷が解け、シロップや砂糖のような甘さではなく、ぶどうならではの控えめな甘さが広がる。

食べ進めていると、ところどころに果肉を発見!

ぶどうそのものを凍らせて加工し、そのまま削っているのだそう。

中の円状の正体は、削ったかき氷の最後の部分。だからぶどうの断面があったのか、と納得した。

かき氷とはまた違った、独特のしゃりしゃり食感がとても美味しい。

限りなく赤に近い鮮やかなピンク色のこちらは「やまもも」。店主イチオシだ。

味見をさせてもらうと、しっかりとした酸味が感じられて、暑い夏に食べると一層心地よい。

店内では、旬の野菜やフルーツ、ドリンクなども購入することができる。

店主の北村さんにお話を伺った。

-かき氷の提供を始めたのは、いつ頃からですか?

北村さん:かき氷の提供は約8年前にスタートしました。元々飲食店を営んでいて、その際にデザートとしてフルーツトマトのかき氷を提供していました。そちらが女性のお客さんに好評だったので、今の青果店でも提供することになりました。

-美味しさのポイントを教えてください。

北村さん:そうですね、色々工夫している部分はありますが「果物を完熟させて、一番美味しいときに加工をする」ということですかね。果物のエキスや旨味がしっかり感じられるように、果物によって工程を変えています。何度も試行錯誤した末に完成したかき氷です。

-新メニューや今後登場予定のメニューはありますか?

北村さん:7月中旬頃に、オクラが加わりました。ミルク風味にしているので、騙されたと思って試してみてください!もう少ししたら、ムラサキイモやショウガも登場予定です。

-読者に一言お願いします。

北村さん:うちでしか食べられないかき氷を是非一度、食べに訪れてください。

キュウリやオクラといった野菜シリーズのラインナップは、野菜が欠乏しがちなお遍路さんの為に開発をしているのだとか。

定番メニューもおすすめだが、変わり種メニューも食べてみたい!まるい青果でしか食べられないかき氷をお試しあれ。

 

まるい青果

住所:高岡郡四万十町茂串町8-4
TEL:0880-22-0212
営業時間:午前11時〜午後5時
定休日:水曜

 

提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/