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この情報は2018年10月30日時点の情報となります。
「とりあえず酒があれば生きていける」がモットーの「ほっとこうち」随一の酒好きスタッフ三好が高知の酒蔵を旅する。今回は明治17年創業、130年以上の歴史を誇る香南市赤岡町の高木酒造へ返杯に行って来ました!
今回やって来たのは香南市。かつて日本一小さい町だった赤岡町にある「高木酒造株式会社」さんでレッツ返杯!
代表銘柄「豊能梅(とよのうめ)」の看板をバックに登場したのは、5代目 高木 直之さん。
日本酒の本質的な魅力を知ってもらおうと、高木酒造さんでは事前予約すれば一般の方でも蔵内部の見学を受け入れている。
実は、高知県内全18蔵の中で内部を見学させてもらえる蔵はごくわずか!
とってもな貴重な存在なのだ。まずは、使用するお米の銘柄について伺い、ワクワクしながらいざ内部へ。
三好が手で示しているのは細かく目盛が刻まれている「指し」と呼ばれるもの。
水位を見ることで水を何リットル使用したか一目で換算できてしまう優れもの!
日本酒の仕込みタンクの素材は琺瑯(ほうろう)が一般的だが、高木酒造ではステンレス製のものも使用している。
こちらは純米大吟醸の仕込みタンク。その他に「酒母室」やお米を蒸す大きな窯、蒸したお米を冷やすコンベアなど、貴重な内部をたっぷり見学。
日本酒に詳しくない人にも分かりやすく説明してくれます!
今回いただくのは、「豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込み」。
お米は高知の「吟の夢」、酵母は「高知酵母」を使用したオール高知素材で「全米日本酒歓評会2018 吟醸酒部門」での金賞をはじめ、数々の賞を受賞した逸品。
三好:「高木酒造さんと言えば『豊能梅』ですよね! 早速返杯お願いします!」
まずは三好から献杯し、
高木さんが飲む。
続いて三好が返杯をいただく。
三好:「上品な香りでキリッと辛口! 良いですね〜!」
「ぜひ三好さんにオススメしたいのがこれです。お酒のアテやご飯のお供に本当によく食べるんですよ。」と高木さんが紹介してくれたのは・・・
\「三浦屋海産」の「窯出しちりめん」/
高木さん:「赤岡の老舗、三浦屋海産のしらすがダントツで美味しいですよ。」
三好:「こんなふっくらしたしらすは初めて! 箸が止まらなくなる美味しさ! 高木さんが勧めるのも納得です!」
続いて高木さんがオススメしてくれたのは、「にごり酒」と呼ばれる「豊能梅 おり酒」。
高木さん:「絞り機は使用せず、手作業かつ網で漉すことでトロっと白いお酒になるんです。」
三好:「手作業ですか! 手間がかかっていますね。」
「トロっとしているけど飲みやすい!」早速2杯目飲もうとする三好に・・・
高木さん:「三好さん、ちょっと待ってください!」
三好:「え!?」
手元には柑橘系の果物???
高木さん:「ここにすだちをひと絞りするんです。」
三好:「日本酒にすだち!? 初めてです! どんな味になるんだろう?」
三好:「わあ〜! 爽やかな香り! 甘めのお酒に酸味が合いますね。味を変えながら楽しむのも面白そう。」
高木さん:「にごり酒は酸味が少ないので、すだち以外にもユズ、レモンなど柑橘系を加えることでバランスが良くなります。みかんを食べながら飲んだり、炭酸で割るのもオススメです。」
三好:「すごい! まるでカクテル! そんな飲み方があるんですね。家でやってみよう!」
とっても気さくな高木さんに笑顔でお見送りしてもらい、今回の返杯旅も大満足の三好であった。
高木酒造株式会社
住所:高知県香南市赤岡町443
電話:0887-55-1800
HP:http://www.toyonoume.com/