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この情報は2018年10月16日時点の情報となります。
「とりあえず酒があれば生きていける」がモットーの「ほっとこうち」随一の酒好きスタッフ三好が高知の酒蔵を旅する。今回は安田町の南酒造場で若き蔵元と返杯!
安田町にやって来ました!今回は「南」でお馴染みの南酒造場さんにお邪魔します。
早速Let’s Go!
南さん:「来ましたね三好さん! 今日はうちの『南』で返杯しましょう。」
現れたのは今年お父様の後を引き継いで、27歳に若さで社長に就任した南 知秀(みなみ ともひで)さん。
三好:「こんにちは! 『南』美味しいですよね! 早く飲みたい!」
返杯で酔っぱらう前に恒例の蔵内部をご案内〜!
昭和12年に建てられ、酒造りの規模が拡大するにしたがって徐々に大きくなっていったという蔵の内部は、歴史の重みを感じる雰囲気。
火入れした日を記している大きなタンクがズラリ!
※火入れとは、加熱処理のこと。品質が変化しやすい日本酒に火入れすることで、美味しい状態で飲み手のもとへ届く。
こちらは貯蔵庫。
「部屋全体が冷蔵庫になっているので、とっても寒いでしょ?」と笑う南さん。
ラベルを貼ったばかりの出来立て!
「清酒南 純米吟醸 播州山田50%精米」で返杯。
早速、献杯をいただきます!
三好:「わあ! 後味スッキリ〜! 香りがあるけどくどさがない。美味し過ぎてずっと飲めそう!」
南さん:「それは良かったです! 三好さんが美味しいと言ってくれて安心しました。」
続いて三好が返杯し、
さらに南さんの返杯。酒好きな二人の返杯はどんどん続く・・・
毎晩各地の日本酒で晩酌するという南さんオススメのアテは
南さんが普段からよく食べている地元の「まる弥カフェ」さんのメニュー。
南さん:「まる弥カフェさんの料理はどれを食べても美味しいんです。今日も最高に美味しい!」
この日は南さんのためにと、オリジナルメニューを考案して届けてくれたそうだ。
意外にも元々は「山形屋」という廻船問屋から始まったという歴史を持つ南酒造場。
南さんは、大阪で経営学を学んだのちに東京へ修行に。
南さん:「明治2年に創業して僕で6代目。元々継ぐ決意はしていましたが、今年4月に帰って来てからはあっという間に社長となり、日々色々な責任を感じています。」
27歳ながらしっかりと蔵を支える責任感に頼もしさを感じる。
三好:「あの! 南さん、いや南社長! どうしてもお願いがあって、秋の酒『ひやおろし』が飲みたいんです・・・!!!」
南さん:「分かりました。三好さんの頼みじゃしょうがないですね!」
\南 特別純米 ひやおろし 出羽燦々/
ひと夏を酒蔵で過ごし出荷される秋のお酒「ひやおろし」の出荷はまさにこの時期。
南酒造場では山形県の酒造好適米「出羽燦々(でわさんさん)」を使用している。
三好:「嬉しい〜!!! まずは香りから。ん?さっきとは全然違う! メロンような香りがします。」
南さん:「その通りです。さきほどの「純米吟醸50%精米」は香りを例えると『りんご系』、『ひやおろし』は『メロン系』なんです。」
実際にメロンやリンゴが入っているわけではないが、香りを分類すると青いイメージのあるリンゴやメロンなどのように表現できるのも日本酒の面白いところなのだ。
三好:「深い香りで結構辛口! これはチーズなんかにも合いそう!」
同世代ならではの話題でとっても盛り上がり、仲良くなった二人。
返杯は取材後もしばらく続いた・・・。
有限会社南酒造場
住所:高知県安芸郡安田町1875
電話:0887-38-6811