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【高知グルメ】美しいスイーツとドリンクに魅了される古民家カフェ「Equivalent(イクイバレント)」ほっとこうちおすすめ情報
この情報は2018年10月17日時点の情報となります。
大阪駅構内をはじめ、あちらこちらでひとくち餃子を販売しているお店「点天」。どのようにして高知のニラが使われているのか高知家の○○取材班はさっそく大阪・福島にある本社に伺うことに。
みなさん、高知のニラが入った大阪で有名なひとくち餃子をご存知ですか?
大阪・福島に本社を置く「点天」は、現在10店舗(うち、1店舗 飲食店)を運営している餃子の専門店だ。この店舗では、高知のニラがたっぷり入った餃子を販売しているらしいのだが…
餃子にニラを入れるのは定番だが、「点天」ではどのような形で、ニラを使ってくれているのか。内部を見せてもらうことに。
今回は特別に製造工場の見学をさせていただけることに。
工場に入ってすぐ目に飛び込んできたのは、高知から届いたニラの箱。
中を開いてみるとニラがぎっしりと詰まってます。これが餃子になっていくわけですね。
さっそく、工程を聞くことに。
まずは、このニラを・・・
手作業であま皮などを洗い流したあと、
機械に入れて前洗浄を行います。
洗浄後、このようにコンベアーできたものを集め、
綺麗になったニラがこちら。
このニラを脱水し、
裁断機にかけて、細かく刻みます。
細かくなったニラがこちら。
このニラを別工程で作った具と合わせて(具の作り方は企業秘密)
機械でゆっくり優しくあえます。
出来上がった餃子のネタがこちら。ところどころにニラの緑が映えます。
つづいて、具を手作業+機械を使って皮で包みます。
餃子の形になってきました。
出来あがった餃子は、このようにぎっしりと箱詰めされます。
最後に包装紙で梱包される。
この作業は毎日行われます。作られた後はトラックで各店舗に運ばれて販売され、そしてお客様の元に届くのです。(一部店舗を除く)
工場見学が終わった後は、代表の今野さんにお話しを伺うことに。
―いろんなところで生産しているニラですが、なんで高知のものを選んでいただいたのでしょうか?
19年前ですかね、安定したニラを入れたいということで調べていたところで、紹介いただいて出会ったのが「高知県のニラ」です。生産量日本一ということもあり安定した供給をいただけるということと、関西に近いことで決めました。
それ以降はもちろんですが生産者の方々、農協の方々に日々支えていただき、美味しい餃子を作ることができています。
―だいたい年間どのくらいの量をお使いになられるんですか?
年間6,000ケース前後になります。1ケース5kgなので、30t近くは使っていることになりますね(笑)
―30tってかなりの量ですね。高知のニラって他の県のものと違いますか?
パーシャルシール包装の力が大きいと思いますが、納品されて4日~5日経ってもピンとなって鮮度がまったく落ちないことはすごいですね。新鮮な状態で餃子にいれることができるのは大きいです。
―高知県への思い、要望などはありますでしょうか?
今は高知県のニラがよくて付き合っているというわけではなくて、高知県の人がよくて付き合っている部分が大きい。温かい人柄に魅了されて今では心でつながっていると思っている。
ニラの生産量一位というのは強みだが、食材の宝庫である高知県だからこそ肥渓な土壌を活かして、オリジナルブランドの野菜を作ってはどうか?
例えばですが、匂いのしないニラとかネギとニラを配合させたものだとか。オリジナルの品種を作ることでより高知県の強み、ブランディングができることでもっと高知野菜の宣伝もできるようになるし、高知県全体の宣伝もできるようになると思います。
―ありがとうございます。最後に差し支えなければ今後の事業展開など、なにか考えていることをお聞かせいただけませんでしょうか?
今年6月に新大阪に初となる飲食店を出店したことで、会社の業態の幅が広がりました。今後はお土産餃子だけでなく新しい点心作りをし、餃子の魅力、中の具材で使用しているさまざまな野菜の魅力を知ってもらえるような展開をしていきたいと考えています。
最後に…事務所を後にしようとすると、前回カツオ人間が撮影に行った時の写真と高知家のポスターが。撮影の時からずっと事務所に貼ってくれているとのこと。
帰り際に見てみると、入り口すぐのところに貼ってある。本当にありがとうございます。
また、これからも高知のニラをよろしくお願いいたします!
株式会社 点天
住所/大阪市此花区島屋 4-4-12
ホームページ/http://www.tenten.co.jp/