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愛すべき変態シェフが作り続けるイタリアンの名店「オンベリーコ」【高知満腹日記編集部再訪編】
この情報は2018年8月19日時点の情報となります。

こんにちは、ライターの砂流(すながれと読みます)です。

ご存じない方のためにざっくり説明すると……
サントリーの新商品「サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー」に、高知県産のショウガが使われていることを局長に聞かされ「挨拶に行ってこい」と言われたカツオ人間。担当者が「ショートカットのシュッとした人」と聞いてショートカットの女子に会えると思ってウキウキで会いに行ったら、ショートカットのイケメンが出てきて一時間じっくり商品の説明をされた。
という実にカツオ人間らしいエピソードです。

カツオ人間のTwitterでは「1時間商品の説明をされた」とありますが、どんな話をしていたのか詳しい内容はTwitterではわかりません。
話を聞いた人

南アルプススパークリングのブランドマネージャーであり、「サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー」の生みの親。他部署と連携をとりながら、商品開発をはじめ、ペットボトルデザイン、広告、販促、コミュニケーションなどなど、無糖ジンジャーに関わるすべてのことを取りまとめているすごい人。高知県産の生姜を採用したのも、もちろん光星さん。カツオ人間曰く、リア充感と僕仕事できるんです感満載でスマイルの圧が強い人とのことですが、どんなお話が聞けるのでしょうか!?

ーー 改めてお時間をとっていただきありがとうございます。今日は光星さんはあの時カツオ人間にどんな話をしていたのかのを聞きに来ました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。あの時は、「サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー(以下、無糖ジンジャー)が生まれたキッカケ」「なぜ高知県のショウガを採用したのか」「透明ではなく色がついた炭酸水にした理由」みたいなお話をさせていただきました。
ーー どれも面白そうなお話ですね。ではまず、無糖ジンジャーが生まれたキッカケからお話していただけますか?
「炭酸水の市場をもっと拡大させたい」というのが、そもそものキッカケです(この記事で触れる炭酸水は無糖炭酸水のことで、PEPSIやC.C.レモンのような炭酸飲料のことではありません)。
ここ数年、健康志向の高まりや、炭酸水を飲むことで手軽にストレス解消やリフレッシュができるという背景などもあり炭酸水の市場は伸びています。伸びてはいるのですが、炭酸水って平日のオンタイムに飲まれることが多いんです。僕としては、炭酸水を夕方や夜、休日にも飲んでほしいと思っていて。それで開発したのが無糖ジンジャーになります。
ーー オフタイムに飲まれることが少ないのは意外でした。
夕方や夜にお酒の割材に買われるかたも多いのですが、「午後疲れてくると物足りない」「夜、家に帰って飲むならもっと飲みごたえがほしい」という声もありまして。それであれば、もっと飲みごたえのある炭酸水があってもいいんじゃないか、というのが着眼点になります。
ーー どうしてジンジャー味にしたんでしょうか?
スノーピークの山井社長がジンジャーっていうヒントをくれたんです。
ーー え!? スノーピークってアウトドアブランドの?
そうです。スノーピークさんと「サントリー天然水」ブランドで、「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマに、山のむこうプロジェクト※という取り組みを2018年からはじめました。4月に発売した「サントリー 南アルプススパークリング」は、そのプロジェクトから生まれた共同開発商品なんですね。今回の無糖ジンジャーもスノーピークさんとの共同開発なのですが、合同開発ミーティングをしているときに山井社長が「ジンジャーみたいな味は飲みごたえもあって面白いんじゃない?」と発言をされて。
たしかに、ジンジャーのフレーバーってみなさん好きなんですが、大人になると甘さが気になって少し縁遠くなってしまっています。ただ無糖でジンジャーのフレーバーへの挑戦すれば、既存の炭酸水の柑橘系にはない飲みごたえも実現できると思ったあるので、ジンジャーで開発を進めてみることになりました。
※「山のむこう」プロジェクトとは、「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマに、様々な取り組みをしていくプロジェクトです。取り組み内容には、「サントリー 南アルプススパークリング」シリーズの共同開発の他、キャンピングオフィスやキャンプ場開発などの計画があります。
ーー そんな経緯があったんですね? 販売開始してみて反応はどうなんでしょうか?
おかげさまで売り上げは好調です。また、夕方や夜、休日にも購入していただいて、既存の炭酸水とは異なるシーンでも飲まれています。さらにウイスキーと割って、甘くないジンジャーハイを作られたりと、お客様自身でアレンジも楽しんでいる様子が伺えてとても嬉しく思っています。

ーー 高知県産のショウガを使われた理由を教えてください。
高知県がショウガの生産量日本一というのが一番大きな理由です。「日本一だから高知県のショウガを使った」と言うと安直に聞こえるかもしれませんが、無糖ジンジャーを安定供給するためにも生産量が多いというのは大事になってきます。
ーー というと、高知県産以外のショウガは使ってないってことですか?
そうです。他の商品では、1つの県に絞ったりしないで、いろいろなところから取り寄せてつくるものもあるのですが、高知県産のショウガを使って初期につくったものが美味しかったので、ほかの県のショウガを試してみようとはならなかったですね。
僕は行けてないですが、中味をつくるR&Dの担当者が高知県の生姜農家さんのところにいって、クオリティーの高さを確認したうえで最終決定をしています。
ーー なるほど。そのショウガを丁寧に煮込んで辛味をマイルドにし、コクを引き出したのが今回の無糖ジンジャーなんですね。

目指してる味が、「無糖なのに飲みごたえがある味わい」だったので、そのままジンジャーを使うというよりも、煮込んでおいしさを引き出すひと手間をかけています。ひと手間をかけるということでは、ショウガをすりおろす、とかほかの方法もあるのですが、煮込みが一番良いと判断しました。今回商品名に“クラフト”といれているのですが、厳選素材にひと手間を加えたというのをこの言葉に込めています。

ーー 無糖ジンジャーに色がついている理由を教えてください。
炭酸水って無色透明なイメージがありますよね。でも、初期の段階から「色があってもいいんじゃないか」と開発チームの中では思っていました。色をつけたいということではなく、素材本来の色を残すのはアリだと思ったんです。逆にそこが新しさと美味しさの証になるなと。
ーー 炭酸水に色がついていることに社内から反対とかはなかったんですか?
反対というか、議論はありました。無糖ジンジャーは、天然水ブランドとして初めて色がついている商品なんですよ。だから、炭酸水として色がというよりは、「天然水ブランドとして色がついたものを出してもいいのか?」という議論がありました。
ーー たしかに、それは議論がおこりそうですね。
天然水って、清らかで澄んでいるってことが価値を持っているので抵抗を感じるのはわかります。でも、炭酸水の視点で見たら絶対透明じゃないといけないはことはないですし、お客さまが飲み応えを実感頂くことを考えると無糖ジンジャーは色を残したほうがいいと思ったんです。お客さまと対話もして、色がついているからといって天然水のイメージが棄損されることもない、というのも確認ができたので、色を残して発売しました。
ーー すごい……。社内を押し切って発売した光星さんもすごいですが、販売させてくれる会社もすごいですね。
サントリーの企業理念である「やってみなはれの精神」が大きいんでしょうね。今までに炭酸水を飲んだことの無い方にもぜひ一度飲んでみてもらえると嬉しいです。天然水ブランドは今後もお客様にとって価値ある提案と新しいチャレンジをし続けていきますので楽しみにしていてください。

カツオ人間がどんな話を聞いてきたのかを追いかけたインタビューをお届けしました。今回のインタビューで無糖ジンジャーが気になった方はぜひ飲んでみてください。そして、高知県産のショウガの味を堪能してもらえればと思います。
光星さん、ありがとうございました。
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