グルメ
【高知グルメPro】鉄板観光スポット「日曜市」エリア追手筋のおススメグルメ4選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2018年7月23日時点の情報となります。
高知出身の記者が行く、東京で高知の食材を楽しむシリーズ。第2弾は日本橋にある「土佐はちきん地鶏」が食べられるお店だ。
目次
地下鉄半蔵門線の水天宮前駅1a出口から徒歩3分ほどのところにある『日本橋箱崎町 ビンチェ』。
ここでは、日本各地や海外から取り寄せたこだわりの食材を使った料理が楽しめる。その中に、高知が誇るブランド鶏の一つ『土佐はちきん地鶏』がある。
そもそも『土佐はちきん地鶏』とはどんな鶏肉なの? 特徴的な名前の由来は、高知県原産の日本鷄が交配のベースであることを強調するために、地名の「土佐」と高知の女性を表す「はちきん」という言葉、そして「地鶏」を組み合わせて命名されたそう。
特徴は、肉質は一般的に売られているブロイラーと比べると、脂肪が少なくほどよい噛みごたえがある。冷凍後に解凍してもドリップ(肉汁漏出)が少ない。
知人に紹介してもらい、『土佐はちきん地鶏』を知ったオーナーの水村さん。なんと、大川村のゆるキャラ『太刀きん君』のピンバッジもデザインしたそうだ!
「地鶏は力強い肉で主張するけど、獣的な味が強すぎて私はそれが苦手。はちきん地鶏は臭みがなく『無垢な感じ』。でも、ブロイラーとはまたちがう弾力が気に入っている」
と魅力について話す。また、美味しさを引き出す調理法について…
「素材の味を活かすとき、強い味があったほうがいいかもしれないけど、あまり地鶏の味が強く出すぎると、苦手意識をもってしまう人もいる。はちきん地鶏は、塩とオリーブオイルだけで仕上げても美味しく嫌味がない。噛みしめると、弾力もあるので、ブロイラーとはちがう美味しさを楽しめる。素材を尊重させる、シンプルな調理法がオススメ」
普段買えない食材を買ったから、オシャレな料理作ろう! と思いがちだけど、いい食材はシンプルに調理することで、本来のうま味を最大限に活かせる。
ということで、土佐はちきん地鶏の基礎知識がついたところで実食!
1品目は『土佐はちきん地鶏 モモ肉とムネ肉の2つの部位のグリル盛り合わせ』(1,390円/税込)。
モモ肉は柔らかいなかにも弾力があり、噛むと肉汁が口の中に溢れ出る。うま味と甘みのバランスがとてもよく、クセになる味だ。
ムネ肉は身に締まりがあり、噛みごたえがある。こちらは脂肪が少ないので、香草バターをつけていただく。香草の香りとバターの脂肪分が、ムネ肉のよさをより引き出して普段とはちょっとちがう味わいに。
これはずっと噛んでいられる…
2品目は『土佐・大川村の土佐はちきん地鶏のオーブン焼き』(1,490円/税込)。
同じモモ肉なので、1品目と味は同じかな?と思いきや、まったくの別物。塩で味付けをしてオーブンで素焼きしているだけとは思えないほど、肉本来の味を強く感じる。
これは虜になること間違いなし! ソテーにして添えられているナスとキノコのウマさにも驚き。これなら、野菜嫌いな子供でも食べられるかも。
3品目は『土佐・大川村 土佐はちきん地鶏の塩唐揚げ』(790円/税込)。
「素材の味を尊重したい」という思いから、使っている調味料は塩と片栗粉だけ! 唐揚げはタレに漬け込んで…ってイメージが強い。しかし、難しいことをしなくても美味しくいただける。サイズも小さめなので、小さな子供や女性も食べやすい。
『日本橋箱崎町ビンチェ』は料理が美味しいだけでなく、笑顔が素敵なイケメンスタッフが待ってくれているのだ! この笑顔に、女性記者の私はドッキドキ。笑顔(ニヤケ?)がとまらない。
一生懸命仕事をしている真剣な姿も超カッコイイので、ぜひお店に行って直接見てほしい!
「家庭ではなかなか手に入らない素材をシンプルに調理して出す。日常の延長でちょっと家とはちがうけど家にいるように、くつろげるお店を目指している」
と優しい眼差しで語る水村さん。日本で一番小さな村「大川村」で育った『土佐はちきん地鶏』を、大都会東京で堪能してみてはいかが?
【日本橋箱崎町ビンチェ】
住所/東京都中央区日本橋箱崎町34-9 大久保ビル1F
電話番号/050-1091-6705
営業時間/ランチ 11:00〜17:00
ディナー 17:00〜22:00(L.O. 21:20)
定休日/土曜、日曜、祝日
※価格、お店情報は公開時時点のものです。