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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2018年3月16日時点の情報となります。
2018年4月21日にグランドオープンを迎える坂本龍馬記念館。
幕末維新博のメイン会場のひとつでもあるこの施設のオープンに先駆けて、テレビ高知の木岡アナが現地レポート!
2017年3月に開幕してから一年間で、なんと高知県の人口の倍以上となる延べ157万人の来場者数を記録した「志国高知 幕末維新博」の会場。
そのメイン会場のひとつである「高知県立坂本龍馬記念館」。
4月21日の幕末維新博第二幕開幕にあわせて本館がリニューアルされるのと同時に新館がオープンするのだ!
まもなくグランドオープンを迎える坂本龍馬記念館から先行レポートだ!
レポーターはアナウンサーデビューからもうすぐ1年を迎える木岡真理奈アナウンサー。
そして、坂本龍馬記念館の学芸課長を務める前田 由紀枝さんが新しくなった施設内を紹介!
木岡アナがいるのは坂本龍馬記念館本館のすぐ西隣に新たに完成した「新館」。
「蔵」をイメージして設計されたこの建物。
そのモダンな外観だけでなく、展示室も以前の2倍以上の広さになったとのこと。
細やかな温湿度設定による徹底した管理で、貴重な資料の保存と展示が可能に。
国宝や重要文化財クラスの資料を展示できるようになったそうだ。
また、展示室の拡大や設備の充実に伴って展示できる資料が増えたので、以前はバラバラに展示せざるを得なかったさまざまな資料が龍馬の人生を追うように展示できるようになり、訪れた方も龍馬の半生を追体験できるようになるという。
新館の展示テーマは「龍馬と心通わす」。
まだ、展示が完了していないため館内はからっぽ状態だが、今から4月のオープンが待ち遠しい!
そして、場所を移動して「本館」へ。
新館と本館は2階の渡り廊下でつながり、外へ出ることなくそのまま移動が可能だ。
本館へと移動してきたふたり。
本館は「龍馬と遊ぶ」をテーマに、遊び心に溢れた展示がされている。
まずは芝居小屋をモチーフにした展示室。
幕末の大きな転換点となった「黒船来航」から龍馬が締結に向け尽力した「薩長同盟」までの歴史が映像にまとめられている。
そして、この展示室を出て館内を奥へ進むと現れたのが、船をイメージしたコーナー。
中央に設置された舵を回してみると…クジラを追いかける和船が現れた!
こちらでは、捕鯨船などの和船から風の力を動力とする帆船、さらに蒸気船に至るまでの船の進化をたどりつつ、龍馬が設立した「亀山社中」のことなどをわかりやすく解説している。
展示室の階段を登った突きあたりは船をイメージした撮影スポットになっている。
ここは坂本龍馬記念館イチオシの「インスタ映えスポット」らしいので、訪れた際にはぜひここで思い出に残る一枚を写真に収めて欲しい。
本館地下の展示室には、幕末の志士たちの写真が飾られている。
ここには龍馬とともに幕末を駆け抜けた「武市瑞山」とその妻「富」の写真も飾られている。
そして最後は子供でも楽しめるよう龍馬の写真をパズルにした展示が。
なるほど。
子供たちにパズルで遊びながら龍馬について知ってもらおう、という仕掛けだ。
木岡アナと前田さんの後ろに時折映るレトロでユニークな絵も気になる…。
ババっと駆け足で紹介した坂本龍馬記念館。
ひととおり館内を見学した後は、屋上で龍馬も眺めたという広く雄大な土佐の海を満喫しながら、龍馬をはじめとする幕末の激動を駆け抜けた志士たちに思いを馳せるのも良いかもしれない。
他にも番組では紹介しきれなかった施設や展示がまだまだたくさん。
ぜひ実際に足を運んで、当時の資料や坂本龍馬記念館ならではの展示を五感で感じてほしい。
4月21日のグランドオープンが楽しみだ!
■高知県立坂本龍馬記念館
住所:高知県高知市浦戸城山830番地
TEL:088-841-0001
URL:https://ryoma-kinenkan.jp
※情報提供※ テレビ高知
文/大山祐司