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【高知グルメ】「珈琲の魅力を伝えたい」薬剤師でもある店主の想いが詰まった「気ままに珈琲」ほっとこうちオススメ情報
この情報は2018年6月18日時点の情報となります。
高知県のタウン情報誌「ほっとこうち」と高知家プロモーションのコラボ企画第4弾!今回は安芸市にある「有光酒造場」へ。
一つの杯で酒を酌み交わす高知独特のコミュニケーション文化「返杯(へんぱい)」を通じて、土佐酒の魅力を伝えるこの企画。「とりあえず酒があれば生きていける」がモットーの「ほっとこうち」随一の酒好きスタッフ三好が高知の酒蔵を旅する。
三好が訪れたのは、「安芸虎」で有名な安芸市の「有光酒造場」。
迎えてくれた代表取締役の有光 尚(ありみつ しょう)さんと、さっそくアツ〜い握手。
「お久しぶりですー!」
・・・???
そう、何を隠そうこの二人、実は普段からの飲み仲間。
一升瓶を持った有光さんと泥酔した三好のコラボレーションは、高知市柳町にある「土佐酒バル」でよく見られる光景とか…
まずは酒蔵の中へ案内していただいた三好。
江戸時代に建てられたという酒蔵は、重厚感のある雰囲気。
「今はこの上にスピーカーを設置して、ジャズを流しながら雰囲気良く酒造りしているよ」と有光さん。
このとっても粋な仕事スタイルがお酒にも良い影響を与えるそう!
酒蔵のさらに奥へ案内していただく三好。
扉の奥にはタンクがズラリと並ぶ。
「うわー!すっっごく良い香り!」
香りの正体は、お酒の発酵した香り。
一歩足を踏み入れると、まるでケーキ屋さんのようなほのかに甘〜い香りがフワッと立ちこめる。
そして、蔵の中は湿気NG!
梅雨のジメジメした天気の中でも常にカラッと涼しく保たれるため、お酒だけでなく人にも快適な環境なのだ。
蔵の中を探索中、杜氏(とうじ)さんを発見!
有光酒造場の酒造りを担うホープ、杜氏の尾木 芳之(おぎ よしゆき)さんとパチリ。
お酒に魂を吹き込む大事な役割を担う杜氏にはちょっとお固いイメージがあった三好だが、気さくな尾木さんのマイブームは「奥様との晩酌タイム」。
「外だといくらでも飲んでしまうけど、家で奥さんと晩酌するとすぐに酔っぱらうよ〜」というラブラブ話まで聞かせてくれた。
待ちに待った返杯タイム!今回いただくのはこちら。
(左)安芸虎 山田錦80%精米 (右)あきとら夏純吟
まずは右側の「あきとら夏純吟」からいただく。
今回は夏らしく冷酒で。
トポトポッと注がれる涼やかな音が聞こえてきそう。
クンクン。まずは香りから。
「あっ、すごくフルーティーな香りがする!」
グビっ。
「ク〜〜〜!!! こう来ましたか! 甘過ぎず酸味もあって飲みやすい! キンッキンに冷えてるのも嬉しい〜!」
慣れた手つきで返杯を繰り返す、仲良しの2人。
「三好さんのために新しいおつまみを考えてみたよ!」
と言って出してくれたのは、酒蔵の裏で穫れる山椒の実と味噌を合わせた、自家製の「山椒味噌」。
パクリ。
「おお〜!! 山椒が想像以上のパンチ力! これがあれば永遠に飲めそう!」
痺れるほどにピリッと効いた「山椒味噌」はお酒との相性バツグン。
※気になる方は、「山椒の実」と「味噌」、お好みで「砂糖」を混ぜ合わせて作ってみて!
次にいただくのは「安芸虎 山田錦80%精米」。
こちらは昨年2017年にフランス・パリで開催された「Kura Master」という日本酒コンクールの純米部門で「プラチナ賞」を受賞したお酒。
審査会では「料理とお酒の相性”マリアージュ”」が高く評価されたそうだ。
「夏純吟よりもっと濃厚な香り。これは期待も膨らむ!」
「淡麗辛口とはまたひと味違って、重みや酸味を感じるパンチのある味わい! お酒好きに好まれそうな味。 これは美味しい〜!」と三好。
ナガサワ:「うんうん、スッキリした爽やかさも兼ね備えていて食事と相性が良いのも納得やね。 八代亜紀風に「ぬるめの燗」で飲んだらもっと香りも膨らみそうやね。」
突然感想を言い出した右側の男性は、ほっとこうちスタッフのナガサワ。
「最近、三好だけオイシイ思いしてない? ずるくない?」ということでこの日、特別に三好に同行中。
「今日は本当にありがとうございました。有光さんがお仕事をされている一面が見られてとっても楽しかったです!また土佐酒バルでねー!」
と今日もほろ酔いで上機嫌の三好。
次回は安田町の酒蔵へお邪魔します。乞うご期待!
有限会社 有光酒造場
住所:高知県安芸市赤野甲38-1
TEL:0887-33-2117
HP:http://ww8.tiki.ne.jp/~akano/